あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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日常:朝光 純米濁酒を飲んでいる

朝光 純米濁酒。
八号酵母復活の祖として知られる広島県山県郡北広島町は福光酒造の造るどぶろくです。これは八号酵母ではなく広島もみじ酵母らしい。

www.asahikari.info

苺の香りがほんのり、イーストと古民家の障子紙のようなものが混じった香りもほんのり。
面白いは面白い。とはいえ苺っぽい香りを活かすなら古民家風味はいらない感じもある。古民家風味活かすなら木の実のような風味がほしいからあえて副原料使ってクラフトにしてしまう手もある気もする。
これについては、「シンプルにするか?複雑にするか?」みたいな話である。
またそれはそれとして、どぶろくとして一般に売るなら酸味と甘味がほしい。
これはこれで良いが、ファン以外には決め手に欠ける可能性があるかなと思わんでもない。事前知識が無いとちょっと難しいかもしれん…と思うわけです。

アップです。

一般の人がどぶろく飲むかどうか知らんけど、どぶろくに多くの人が求めているのって何だろって考えたら、割と甘酒みたいなものじゃないかと思っている。
甘酒ってどんな味って言うと『酸味と甘さ(甘みではなく甘さ)』と思うんよ。
そう考えるとこのどぶろくはいささかファン向けというか。もっと趣味に走るか一般を見るかどっちか決めてしまうと良いと思う。
とはいえ、福光酒造は今後、八号酵母と心中すると言ってるからそれには期待している。まぁぶっちゃけ、ここのどぶろくは八号酵母のような酸味を強く出す酵母と相性がすこぶる良いので今後はそれメインになるなら良いことだなと思いました。
そう考えると、これはいましか飲めないから飲んだことない人は飲むと良いのではないだろうか?