この前のツアーのとき群馬県は聖酒造で買ってきたものですね。
このエントリな。
蔵に行ったときにこれが唯一の生酛だったのが購入の決め手であったわけですな。
数ある中から購入に迷ったときは低精米、生酛・山廃とかで決めがちなcongiroしぐさ。
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アップ
数日かけて飲んだので感想をテキトーに書いていく。
【初日】
炭酸感ちょい残ってる。飯米らしい。ひとめぼれ?たしか。
冷やして飲むタイプかな?
悪いとこは特に無いものの攻めた感じはないので際立つ特長があるかと言うとそうでもないかな?それはそれとしてウマい。
放置しても大崩れはしないと思うけど早飲みタイプかな。
燗酒もアリではある。シャープな良さはある。
オススメはやはり極めて冷やして飲むやつかな。
欠点(ほぼ無いが)がキュッと凝縮され、良い味わいも収束するものの、シャーペンのような鋭利な魅力が出る。
まぁ温度については好みかね。
【後日】
数日にかけてのんだけど、良し悪しに傾くような変化はそんなにないかな?
まぁそんなに放置する酒ではないし、4合瓶だから量も多くはないのでそんなに時間かけることもないでしょうな。
甘が強いタイプではないので甘ダレはないと思うが熟成伸びを期待するタイプでもないので開栓したら早めに飲んでしまっていいと思う。
で、総じて感想。
近代的な純米吟醸であるな。香りプンプンとかという意味ではなく吟醸香をメインにしていないという意味な。
派手な味わいではないので外飲み酒ではない気がするね。
俺はこのようにシャープな設計の酒は好きだけど、外だと過剰気味のほうが求められそうだから、家で飲むにはちょうどよいかもかも。
そしてこの酒の真骨頂はたぶん舌飲みではなくノド飲みです。
ノド飲みするとうまいタイプ。うまい。
というか、舌を鋭角に、口奥を三角形の底辺くらいの広さで受け止めると言いますかね?何言っとるんかわからんかもしれんが、入口を狭く奥を広くって感覚で飲む。
そうするとこの酒の魅力が一番良く出る気がするな。
その上で、より冷えているほどにシャープな鋭角の良さが際立つ。
冷えていればいるほど一点の鋭利さに魅力が集中するので、俺はそうやって飲むのが良いかなと思いました。