この前のツアーのとき福井県は豊酒造で買ってきたものですね。
このエントリな。
蔵に行ったときに以前買ったものと同じものを買おうとしたんだけど、それを造っていた親父さんが体の調子を悪くしてから主に息子さんが造るようになったとのことで、なので息子さんが手掛けたものを買ったというわけです。
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アップ
数日かけて飲んだので変化とかテキトーに書いていく。
【初日】
ん?昨日アップしたエントリの『かんとうのはな』にスタンスが比較的似ているな。
現代的味わいでありながら、主張が強くない家飲みタイプな味わいという観点で。
あっちはシャープなタイプで、こっちは淡いタイプではある。
淡いタイプではあるものの風味的にはこちらのほうがハッキリしていて、親父さんの酒と比べてかなり現代的な風味の酒と思う。
これも放置して大崩れするタイプではないけど早飲みタイプだろうね。
燗酒もアリっちゃアリかな。
オススメは冷やして飲むやつ。冷えていれば温度はそんなに問わないかな。
まぁ温度については好みかね。
【後日】
そんなに変化はないかな?
これは明らかに外を見ている酒。若干のメロン寄りテイスト。
そしてやはり過剰な味でないから家飲みではちょうどよい華やかさかもしれんね。
オヤジさんは自分で飲みたくて造ってたみたいなこと言ってたけど、息子さんもそうかも知れない。飲み続けられるタイプの華やか系ですね。
なにかにチャレンジしてるのだけどバリバリの主張という酒ではないです。
それはそれとしてウマい。
ところで昨日のエントリの『かんとうのはな』ではこう書いた↓
この酒の真骨頂はたぶん舌飲みではなくノド飲みです。
ノド飲みするとうまいタイプ。うまい。
というか、舌を鋭角に、口奥を三角形の底辺くらいの広さで受け止めると言いますかね?何言っとるんかわからんかもしれんが、入口を狭く奥を広くって感覚で飲む。
そうするとこの酒の魅力が一番良く出る気がするな。
その上で、より冷えているほどにシャープな鋭角の良さが際立つ。
冷えていればいるほど一点の鋭利さに魅力が集中するので、俺はそうやって飲むのが良いかなと思いました。
この酒に関しては、冷やして飲んだほうが良いものの『かんとうのはな』のようなシャープなタイプではないので温度帯によって極めて変わるみたいなことってそんなに無いかな?まぁザックリ言えば「冷えてれば良いです」って感じ。
で、この酒は舌飲みのほうが向いています。だからまぁフツーに飲めば良いという感じ。
しかしアレっすね、オヤジさんが造ってたときの酒の方向性とはちゃいますね。
オヤジさんの酒はマジで地元民向けと言うか、なんならオヤジさん向けの酒だった。
それがちょっと外向けになったみたいな感じかな?で家飲み酒であるところは変わらない気がする。
その時のエントリ↓