寄居駅からは一気に羽生駅に向かうつもりだったけど2つ手前の新郷駅で降りる。
なぜここで降りるかと言うと、ここは駅からそう遠くないところに日本酒蔵があるのである!
マップ一応貼る。
こんな感じですね。
しかもかなり有名な酒蔵が駅からそう遠くないところにある!そこに向かう!
チョイと走って到着!
この蔵はなんの蔵か?
そう正解!花陽浴の南陽醸造!
事前情報で知っていたが今日は休蔵日!
でも問題ない!開いていても買えないからだ!というか開いていても買わないが!
地元向け別銘柄名の普通酒とか売ってたら買ったと思うけども。
俺は『花陽浴品切中』の貼り紙を見に来ただけなのだ!大満足!ヨシ!
さてまた駅に戻る。
儀式を済ませたので心置きなく羽生駅に向かえるのである。
つーわけで羽生駅に着きました。
羽生には大手蔵ひとつありますね!
ここも今日は休みですが行きますよ!
開いてるか開いてないかは大した問題ではないのです!
このY字路を右に行くとすぐ現れる。
さて、この蔵はなんの蔵か?
そう、正解!東亜酒造!キング醸造の羽生工場!
一周ぐるりとしようと思ったけど広いのでやめた。
東亜酒造、キング醸造となってるのは何かというとですね、これはどちらも日の出ホールディングスのグループ会社です。日の出ホールディングスにはいくつものグループ会社があって、味醂や料理酒(と一部清酒)をメインに手掛けているキング醸造(日の出みりん)と、アルコール飲料をメインに手掛ける東亜酒造ですね。
羽生銘酒の晴菊は東亜酒造です。
秩父市で肥土(あくと)酒造本家としてあったものが羽生に場所を移してから東亜酒造に名前を変えたとのこと。そこから民事再生とか色々あって日の出ホールディングスのグループ会社になっとります。
ところで、東亜酒造とイチローズモルトのベンチャーウイスキーの歴史は面白いので興味ある人は見てくれ。
さて、次は酒屋だ。
行田酒店、こちらはかなり有名な酒屋さんですね。
泡盛色々種類置いてあるけど古いのがない。つまり健全に掃けている証拠!健全!
ここはかなりおすすめの酒屋さんですね。
羽生に用事があるなら寄ってみると良いのでは。
あと2軒酒屋行きます。
ヨシ!
そして駅へ。
時間がない!急げ急げ!
間違って東武側の改札入ってもうた!ギエー!タイムロス!
ここでアタフタしてしまったせいで秩父鉄道側の電車に乗れず次は30分後…
うーむ。30分待つくらいならチャリで行ったほうが早くね?行くか!
結局、羽生から行田までチャリで行くことにする。
まぁ道中に酒屋チョイチョイあるからエエか。
道中がこんな感じだったので電車でなくチャリで行けてよかった。
酒屋には寄っていく。
こちらもかなりの品揃えでしたね。
そして東行田駅あたりまで来ました。
本日最大の目的であった横田酒造に到着!
日本橋銘柄で知られる(知られる?)日本酒蔵ですね。
俺みたいな買うか買わんか分からんような観光客にも丁寧接客。レッテル貼ってたお父さんも「座ってゆっくりしてって」とフレンドリー。とにかく皆さん親切。
かつて創業者のご主人が日本橋の酒問屋で修行したことから日本橋銘柄の酒になったとか。
横田酒造、グーグルマップでは土日休みみたいになってるけど、別にフツーに開いてるから行くといいよ!蔵見学だけは予約がいるけど、小売は普通にやってるから。
横田酒造は秩父鉄道の東行田駅から歩いていける距離にあるので行くといいぞ!
かなりおすすめである。今日は荷物の具合でこれくらいだけど、車で行くときはもうちょっと多めに買いたい。
都内でも日本橋の高島屋でも一部売ってるらしいよ。新宿の方にもあるとか。
まぁとにかくハイパーおすすめです!今すぐ行って2万本買え!
蔵横にあるキノエネ醤油看板。
もう一軒の酒造に行く途中に酒屋に寄る。
なかなか良いDSでした。
お次は枡川を造る川端酒造へ。
こちらは行田市駅と東行田駅が最寄りとなるけど、駅からは1.5kmほどとちょっと離れてる。
こちらの蔵ではそんなに話はできなかったのでよく分からんけど、江戸時代創業と歴史のある蔵で、先程の横田酒造と同じく素晴らしい外観をしております。
桝川いくつか買って行きました。
さて時間が許す限り酒屋をめぐりながら行田市駅に向かうぞ。
後で写真見て気づいたけど「うまい、うますぎる」で知られる十万石まんじゅう売ってるな。まだ食ったこと無いんよな。行田市の銘菓らしいのは後で知った。
行田市駅の文字が力強いな。
アニメラッピング車両が来た。
現在16時くらい、ここからどうするか。行きたいところたくさんあるけど時間がないので実質次が最後くらいに考えたほうがいいのかもしれん。秩父鉄道からJRに足伸ばして深谷に行きたい欲もあったけど、ちょっと欲張りすぎて中途半端にタイムアップしそうな気がする。熊谷に行くか。
熊谷駅着。
秩父鉄道のSL停まってて人が群がってた。SLはまだ乗ったこと無いマン。
実は初熊谷。めっさ都会である。
秩父鉄道の駅では一番都会というか、JRの主要駅でもあるからそりゃそうか。
さぁサクサク酒屋を回っていこう。
さすがに都会らしく、街は賑わっているし酒屋も多い。
そしてこちら、埼玉県産業技術総合センター。
こちらは研究所内に埼玉県酒造組合があったりします。通り道なので意味もなく寄って写真撮ってみた。
酒屋巡りは続く。
熊谷の酒屋はなかなかに満足度が高いな。
時間なので駅へ。
熊谷駅は混むので隣の上熊谷駅へ。
もう17時台なので行けるところもない感じであるが、近くに割と遅くまでやってる酒造があるので行くことに。
熊谷から数駅隣の大麻生駅へ。
ここからチャリで2kmチョイ。えっほえっほ。
街灯がほとんど無いぜ。
そして到着したのはこちら、直実を造る権田酒造!
閉店も近い時間に行ったけど開いてたし、接客もめちゃんこ丁寧。
奥の座敷ではなんか宴会やってた。楽しそうである。そんなタイミングで来てしまってスマンな。
カップ酒を買って行きました。
帰り「駅まで送りましょうか?」と言われたけど、俺チャリだし買ったのカップ酒だけなのでその気持ちだけ受け取っておきました。
なんか今日行った酒造は全部こんな感じで優しい人達ばっかりだったな。
さて駅まで戻る。
どんなツアーがあるのか気になるな。
大麻生駅到着。
さて、もうここから秩父に戻ったところで酒屋は全部閉まってる時間帯。あとは飲んで帰るしか無いだろう。とはいえどこで飲むか。
そういや秩父の先に夜だけ角打ちやる酒屋あったな。そこ行くか。
というわけで、大麻生から秩父、その先にある影森駅まで行く。
影森駅からちょっと行ったところにある久保商店へ。
暗くて分からないが、激渋の酒屋さんである。
店内は酒とつまみや菓子などが置いてあり、夕方以降は奥の部屋で飲める仕組み。
奥の部屋
俺が行ったときオッチャングループが居たけどすぐ居なくなってめっさ静かな店内になった。
自分で酒やツマミ取ってきて勝手に飲み食いするシステムであるが、注文できるメニューもある。ちょうど焼鳥とか食べたかったところになかなか気の利いたメニューである。
お通しのポテサラ来た。とりあえずドライと武甲。
いや~、一日動き回ってたんで酒は美味いし、濃い味付けのモツや焼鳥が効くなぁ。
ごちそうさんでした!
ここはできれば友人とか連れていきたい感じですね。
またいずれ訪れることでしょう。
はー、飲んだ飲んだ。あとは帰るだけ。
影森駅から御花畑駅、そこから歩いて西武秩父駅へ。
帰りの電車はスカスカだった。
秩父観光の人たちはもうちょっと早い時間に帰るので、20時過ぎると西武線も全然混んでない。しかし、ここから寝過ごしたら地獄が待っているので寝過ごさないように気をつけないとな。
今回は無事に帰れたので23時位に自宅に到着いたしました。
今回は物理的にも精神的にも収穫のある日帰り旅でしたね。
【釣果】
説明は省くがこんな感じです。行った蔵の酒は全て買いましたな。
複数本買ったやつは映してないし途中で飲んじゃったのもあるので本当はもっとあるんけど。
日本橋の普通酒 金撰 古酒は買えて良かったですね。
全然注目されんけど埼玉は何気に日本酒蔵の数が多いのでひっそり注目していきたい。これからは埼玉の時代!
~おわり~