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秩父路遊々フリーきっぷ&チャリでゆく!秩父鉄道☆輪行ツアートラベル旅行記(前編):三峰口~武州中川、親鼻~野上、寄居

おはよう飯能モーニング!
昨日熊が目撃されたことで密かにアツい飯能です。
西武池袋線の始発に乗ってここまで来ました。
本日は西武秩父駅まで行ってから秩父鉄道の一日券で沿線の散策&酒屋巡りをしようという魂胆です。

飯能からは秩父線(厳密には吾野まで池袋線)に乗って西武秩父を目指す。

飯能からの秩父行き列車はこの早朝時間帯だと地元民を除くと半分以上が山歩きって感じですね。俺みたいな輪行の人もチラホラ。まち歩き民はもうちょい時間経ってからですね。こんな早い時間だとまだどこも開いてないしね。
ちなみに今日見かけた山歩き民は結構な確率で熊よけ鈴付けてましたね。

飯能と秩父という都会を除くと、飯能~秩父間は山に囲まれた地域でございます。

そんで西武秩父駅着!久々ですね。

西武秩父駅に飾ってあるこの車両模型ですが、右側のレッドアローについては今も元気に富山地鉄で走っておりますね。

目的の秩父鉄道は西武線との連絡がないのでチョイ移動して秩父鉄道駅の御花畑駅まで行きます。ちと面倒。

ちなみに西武秩父から一番近い秩父鉄道の駅は秩父駅でなく御花畑駅です。

御花畑駅にて一日券買おうと思ったんけど、秩父鉄道の一日券は通常、物理的な券としては発売してないのだとか!知らんかった。
公式見たときに「Webでも買えるんか~」くらいにしか思ってなかったけどちゃうかった。Webのみや!これは注意ですね。

www.chichibu-railway.co.jp

しかもすぐに欲しいと思ってもたぶん手間取る。なぜなら一発で発売先のリンクが出てこないから。これは不親切すぎる。emotていうサービスかアプリを使わにゃあかんくて、まずそれ知らんと時間的に詰む。これを導入してる鉄道会社はチョイチョイあるらしいが。お初の人はマジ注意してくれ。
運のいいことに駅員さんが「emotていうやつだから!(改札)入っていいから電車の中でやって!」言ってくれたので、とりあえず改札入ってすぐやった。このゆるさよ。
どこでも買えるのは便利ではあるが認知度の低いサービスで手順踏まにゃアカンとなると、俺ですららちょっと時間掛かったからデジタル・ディバイド世代とかだとキツいものがあるだろうな。ま、乗車前に手続き完了したってことでひと安心。

 

とりあえず今回は秩父鉄道全制覇&酒屋めぐりなので、かつて行ったことのある三峰口に最初に行きます。
秩父鉄道は以下の図の水色太線ですね。三峰口~羽生までが秩父鉄道です。

今から行くのは御花畑から三峰口

乗った電車に揺られ三峰口へ。久しぶりですね。

三峰口っつーと、三峯神社の玄関口として知られる駅ですな。
三峯神社はアクセスの悪さとは裏腹に、各所(どこ)の神社仏閣の人気ランキングとかでTOP30位までにはだいたい入るくらい有名な神社で、関東屈指のパワースポット扱いされているような神社だったりします。俺はまだ行ったこと無いんだけどそのうち行きたい。
ところでどうでもいいのだけど、三峰口と三峯神社で、峰と峯となんで漢字使い分けしとるんやろ?これは調べてもわからんかった。
峯が古い字で歴史ある神社だから峯のままで新しくできた方は峰?ってことかな?誰ぞ知ってたら教えてくり。

 

まぁそんな三峯神社にはいずれ行くとして、三峰口ですよ。
俺が向かうのは贄川宿。贄川宿にカカシになりに行くのです!

相変わらず人がおらんし、カカシしかおらん。不思議空間である。
全国でもカカシをこのように置いている集落はたまに見かけるけど、こんなに人気の無いところはなかなかない。朝から昼間にかけてはファニーな空間であるが、夕方から夜にかけては異界になってしまうというところで、オススメして良いもんかわからんがオススメしたい。
冒頭の「カカシになりに来た」とはこの動画ズ見てるから言っただけのことである。

www.youtube.com

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ここからは時間が許す限りチャリで秩父駅方面まで走る。
色々立ち寄りたいのは山々であるが、1日で全てを回ることは出来ないからな、残念ながら取捨選択せねばならんのだ。

これは安谷橋(あんやはし)から見える秩父鉄道の橋梁。
安谷橋自体はどうということはないが、橋梁が良い感じで見れるということで撮り鉄的にアツいスポットだったりする。
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さてどんどん行く

暑くもなく寒くもなく、輪行にはいい気候であるな。気持ち良い。

そして千手観音堂まで来ました。再訪になりますね。
全然有名ではないのだが素晴らしいのですよ。

まず神社の建築物としての素晴らしさ。神社はおしなべて素晴らしい建築であることが多いが、こんなに名もないところにこれだけの建築があるというのが素晴らしいのよ。欄間の彫刻のといい相撲の四十八手を描いた天井といい。そして土俵ですよ。

秩父三社といい秩父三十四所観音霊場といい、この千手観音堂といい、秩父は神社などの多い地で信仰の深い土地柄であることが分かるってもんですな。いいぞ。

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時間がそろそろなので電車乗るか。

武州中川駅

武州中川駅から秩父駅スルーして親鼻駅へ向かう。

 

親鼻駅、ここで降りたのは秩父鉄道荒川橋梁見たかったからですね。あと時間があれば酒屋も見たい。秩父観光の95割が訪れるであろう長瀞岩畳もついでに。

武州中川駅から親鼻駅までは秩父鉄道、親鼻駅から野上駅までチャリです。

道中

荒川橋梁

もっと見晴らしの良いところから見たほうが良いのだけどね。チャリ降りて川沿いまで行ってると時間足りんくなるのでまぁこれで満足するとする。

長瀞駅周辺と長瀞岩畳。

秩父観光においては最も人気のある場所かと思われますね。のんびり出来るので良いですよ。俺は時間無いので全然のんびりしてないが。常にダッシュ。

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長瀞 北桜通りを走って野上駅まで。
その名の通り春には桜の道になるので激混みになる。

そんで野上駅。

行きたい酒屋結構あったんだけど時間なくて行けず。
しゃーない、またの機会に行く。

 

 

 

ここからは寄居まで。

寄居まで行くと秩父鉄道は秩父感(山感)が一切無くなって一気に埼玉らしさ出てくる。俺たちのよく知る平地の埼玉。

寄居での目的は、昼めし&神社&酒屋&散策。

駅に着くと神社のアレ、紙垂(しで)が至る所にあるね。祭りやっとるんかな?
昼めしはなんか駅前に渋い食堂があるのでそこ行くとして、とりあえず神社に行く。

 

これ神社行く道中なんけど桜か梅みたいな花が咲いてた。

こんな季節に咲くものなのか?咲いているから咲くんだろうけど。

んで宗像神社へ。

ちょうど祭りの準備中ってことで、境内に飾りが無造作においてあって、それを避けながらお参り。ちょっとしか入ってなかったけど財布の小銭をお賽銭箱にチャリンと。

宗像神社は福岡にある宗像大社を総本山として、全国各地に支社があることで有名ですね。そのうちの1つです。福岡の宗像大社は海路・交通安全の神社ですが、こちらは目の前を流れる荒川の氾濫を鎮め船や筏の交通を護るため、やはり交通安全の神社です。

www.saitama-jinjacho.or.jp

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神社周辺。祭りが近いみたいで山車が準備されとりました。祭りは良いよな。
このあと駅前とか各所で山車を幾度となく見かけることに。

看板が気になる肉屋。昼めし食って余裕あれば食うか。

その隣のシャッター絵も良いですな。

さて、メシ食いに行くか。
さっきの駅前の渋い食堂に行くとちょうど暖簾がかかったので入る。

開店前誰ひとり並んでなかったのに俺が入ってからすぐ満席に。
そこからもちょいちょいお客さんが来てるんだけど人気店なのか。

タレカツ丼は美味かった。
甘いタレとカツですよ。まずい訳がない。うまい。うまうま。
俺、生まれてこの方、タレカツ丼食ったの3回目だけど、歴代イチ美味いね!

このタイプの爪楊枝入れ珍しいな。久々に見たわ。

食い終わって外に出ると長蛇の列。
えっ?開店前は並んでなかったのにこんなに人気店なのか!?
後で知ったけどテレビで紹介されてる店らしい。
寄居駅前ってほとんど食堂なくて、あるのはこんな渋い&美味い店でしかもテレビで紹介されたら行列もできるか。外観を先に撮っとけば良かったな。

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次の電車まで猶予ちょっとあるので更に散策。
酒屋も巡るんけど、調べとった酒屋が軒並み閉業。てか、俺調査分は全滅。
寄居は酒のない健全な街!川向うにはあるみたいだけど時間の関係でカット。

そういや、寄居駅って秩父鉄道、JR、東武鉄道の3社が共同使用してる駅なんよね。だから自動券売機もこんな並びでちょっとおもろい。

寄居駅はパッと見、交通の要所みたいな駅ではあるんだけどそんなこともなく、自動改札機も無いし詰所も最小限だし接続の考慮もない(たぶん)のは意外だった。

さてここからは一気に羽生方面に向かいます。

~後編に続く~