あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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「何にでも合う」日本酒?

※画像と内容は無関係

んー、やっぱりさ
日本酒の説明の特徴としての
「何にでも合う」ってのは売りとしてどうなんだろ?って思う。


じゃあさ、違う例えだけど、お前が経営者として面接に来た人材が数名居たとしようや。
A氏「なんでもやります!なんでも出来ます!」
B氏「営業はできませんけど、プログラミングはできます!」
C氏「営業しか出来ません!今までの実績は〜」
だれ採用する?
ま、その時の状況にもよるし、こんなのはただの例えでしかないけどさ。
俺思うんだけどさ「なんでもできる」「なんでもやる」って、効果として薄いこと多くないか?
ひょっとすると本当にそうなのかもしれんけど、どっちかというとなんもできんことないか?
でも、「○○はできないけど、○○はできる」あるいは「○○しかできない」の方が状況により必要にされんか?
後者のほうが自身の特性を理解した上での発言に思えんか?


じゃあさ、何にでも合う日本酒ってなんだ?銘柄言えるか?
そしてその日本酒はよく飲んでる銘柄か?飲んで良かったなーみたいな銘柄か?


俺は実のトコロ、なんにでも合う酒って、味も香りも抑え目なタイプしか思いつかないからさ。
じゃあ「何にでも合う」って薦めて来る奴がその酒飲んでるか?その酒は本当にオススメなのか?
っていうとかなりハテナマークなわけよ。


じゃあ、お前らに俺が質問しよう!
刺身に合う銘柄挙げてみろ!


どうかね?出てくるかね?
俺はこういう時、正直なところ淡麗な酒しか思いつけない。
しかし、ブッ濃い派の俺自身はあんまり淡麗な酒を飲んでるわけじゃない。
そんで、そのブッ濃い系を刺し身とも合わせるけど、どうしても日本酒が前に出ちゃう。
なんか飲んでること常に意識しちゃう。


日本酒ってさ、意外とガチの日本食にピンポイントで出てくる銘柄って難しくない?
合っても意外と日常飲んでる銘柄ではないってことない?
正直に思ってるんだけど、ガチの和食・日本食にジャストでハマる銘柄って実はそんなに無くないかい?
少なくとも俺はあんまり思いつかない。偏ってるからさ。


なんだろね、ピンポイントでこれ!って言わないのってセールス的には逆に弱みにもなるんじゃないのかな?


んでさ、ガチ和食・日本食だけじゃなくってさ、もっと日本人が大好きなポピュラーな食事に合うような銘柄の提示って有っても良いんじゃないかな?
せめて「この銘柄はカレー、ハンバーグ、ラーメンと合う!」って誰か言ってよ!
ポピュラーな存在にしたいって言うならさ。


あとさ、すし屋でなに飲めばいいの?
意外にも日本酒置いてないことないか?


こういうこと考えると、灘伏見の存在の大きさってすごいなーって思うのよね。
ほら、意識させないじゃん?




【補足】
一応補足しとくけどさ、俺も分かっちゃーいるんだよ。
「日本酒はなんにでも合う」ではなくて「いろんな食べ物に合う様々な銘柄がある」ってことはさ。
だけどな、「日本酒はなんにでも合う」って言い方だとさ、ニュアンス変わってくるじゃん?
額面通りに捉えりゃ、「1銘柄で何でもござれ!」or「全銘柄どんな食い物でもいける!」とも取れるじゃん。
じゃなくてさ、TPOっつーの?場面場面に合わせたなんか、こう、あるじゃんよ。
そういう説明をだね、して欲しいよって事なのよ。


俺がすればいいんだろうけど、めんどいじゃん。
それに俺、超偏ってるじゃん?


な、誰か頼むよ。