俺たちの酒屋・酒蔵巡りはいつもこんなカストリーロードばかりだぜ!
こういう人里離れたところに何かあると思い込んでる末期の酒マニアです。なんもないけど。
さて、酒蔵に到着。
宮崎酒造店。
こちらはかつて粕取焼酎造ってた蔵ですね。
その当時のことを聞いてみたら、もう粕取焼酎造るのやめて40年近く経つらしい。
んで、こちらの主力商品は日本酒、和紙装飾っぽい紙にわりかしファニーなラベルデザインだったり旧来の重厚文字だったりでちょっとおもろいと思った。
レギュラー普通酒に甘口清酒って書かれてたので即購入決定!これからは甘口の時代!
公式ページもないし一般流通もしてる感じじゃないのだけど、ちゃんと地元の人が買いに来てたね~。こういうところの酒はヒジョーに気になるわけです。
お次は南下してそう遠くはない森酒造店へ。
そうです!あの飛鶴です!
俺の友人らがちょいちょい伺ってるのを見て来たかったのです。なんといっても一合徳利瓶がメチャかっこいいからね!一合徳利界でトップレベルにかっこいいのです!
パッと見、小売やってなさそうに見えるけど、小売用の商品は値札付いてP箱に積まれておりました。無濾過生原酒の本醸造だったか?(忘れた)が常温で売られてるの見て、今思えば買っとけば良かったなぁ…などと思ったり。
ちなみに蔵の中ではツバメが巣を作っておりましたね。ツバメを大事にする家系は信用できる!
蔵も家屋もカッコ良かったですね。
最寄り駅の久留里からは3.5kmくらいあるので出来れば車推奨ですけども、輪行でも全然行けますね。俺はまたいずれ行くと思います。一升瓶を買いに。
なんかリンク上手く貼れんかったので公式を勝手にバナー化して貼っておきます。
そしてお次は久留里駅周辺~!
久留里周辺のまちなみ見た瞬間に「また…また来る!」って思った次第。
ここに到着した時点でほぼ17時でした。やべー、急がねーと全部閉まるw
久留里駅周辺での1軒目はまずこちら、 吉崎酒造。
こちらは清酒と同名の粕取焼酎造っとるんですよね。
現在はかつての籾殻使用ではないけど。
粕取焼酎の話を聞いたところ、やはり籾殻方式はウン十年前にやめたとかで。
「(モミーは)手間もかかるし、そもそも酒粕のほうが売れるから…」
「ごもっとも!」
ごもっとも以外の何物でもないw
そりゃやめるわ。しゃーない!なので現在は醪取りです。
あと、こちらでは竹酒ってのが名物らしく。どう見ても完全に竹なんですけども、特殊な機材で酒を詰めるそう。予約制なので欲しい人は予約してくださいまし。
なぜ予約制なのかと言うと、竹の中に酒入れて長期間保管すると竹の香りが付きすぎる&揮発する分が多いとのことで。これもごもっとも!ごもっとも以外の何物でもない!
ちょっと気になったのは蔵の方が醪取り焼酎のことを「ミを取って~」「ミとり焼酎」と言っていたことですね。
”ミ”が「実/身」なのか「(もろ)み」なのかわかりませんけども、そう言っておりました。 両方の意味なのかもしれんけど。
友人とその話をしていたら「確かに”ミ”とか”ミとり”とかって言ってましたね。そういえばcongiroさんが岡山の元粕取蔵行ったとき、そこの粕取焼酎の名前”みどり焼酎”じゃなかったですか?」「あ~!そうそう!みどり焼酎だったよ!そこから来てる名前なのかもしれんね~!」
推測だけどそういうことじゃないかな~。何らかの文献に残るようなものじゃないけど、そういう由来めいたとことに繋がると面白いね!
岡山の粕取蔵に行ったときのエントリはこちら↓
お次は福祝で有名な藤平酒造。
福祝は都内でもよく見るので知ってる人も多いのでは。
こちらも粕取あるんですよね。モミーじゃないけど。
売れてる蔵感をすごく感じた。
千葉の地酒「福祝」| ただ素直に「うまい」と感じられる酒を目指して[藤平酒造]
次~!須藤本家!
こちらはかつて粕取焼酎造っとったんですよね。現在は無し。
粕取焼酎は無かったですけども、むかご焼酎とか大豆焼酎とか自然薯焼酎とかなかなか珍しいものが商品にありましたね。
さて、久留里駅周辺の蔵めぐりは終了。
もう18時だけどまだまだ行くぜ!
いや~、しかし久留里は良かったですね。今年中にまた来たい。次は電車で。
次はドカンと飛んで大網白里市に向かいます。
~つづく~
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