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どこかにマイルで征く☆ツアートラベル旅行記2020冬(特別編):武雄温泉 御船山楽園ホテルを堪能した!!!

congiro.hatenablog.com

↑このエントリの御船山楽園ホテルについて単独エントリを立てる。

 

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武雄温泉 御船山楽園ホテルについて。
近々行く予定がある人はこのエントリはネタバレになる可能性があるので見ない方が良いでしょう。行く予定がない人はこのエントリ見て是非行ってきてください。

www.mifuneyama.co.jp


御船山楽園ホテルは、「2019年のサウナシュランで1位を獲得した」ということを友人が言っていた。
当の俺はサウナ好きでも何でもないわけだが、『サウナで1位、しかも泊り客だけしか受け付けていない』となると逆に興味が出てくるわけで。
しかしホテル公式HPをチラ見する限り、サウナ推しというわけでもなさそうなのだ。
俺はひとり旅行のときはもっぱら安宿ばかりなので、ぶっちゃけ言えばこういうちゃんとしたホテルに泊まることへの抵抗がちょっとある。
だが、今回はそれよりも興味が上回ったので泊まることにしたのだ。
しかしながらこの選択は大・大・大・大・大正解でした!


俺も友人もお互い事前情報は殆どない。
着いてみると一見どうということのないフツーのホテルである。

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しかし、中の見えない閉ざされた入口が開くとまず驚く。
えっ!?これがフロント!?

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驚くのも無理はない。予備知識が一切無いのだもの。
後で知ったが、このフロントのランプアートデザインを手掛けたのはチームラボとのこと。 

www.teamlab.art

フロントでの受付時にウェルカムドリンクサービスがあるので、ゆっくりと堪能することができるぞ!

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ちなみにこのランプアートは24時間稼働しているらしいので、人が居ないときを狙うのも容易かと思う。個人的には人影すらアートの一部になるので少し人がいる状態のほうが良いような感じがした。

 

部屋に案内されると部屋自体は割と一般的なホテルといったところ。
2人で泊まるには結構な広さだしキレイなので満足。
(部屋の写真は撮り忘れた)

 

まずは浴衣に着替えて風呂に行きましょう!サウナ!サウナ!
多くのお客さんの夕食の時間だったからかもしれないけど、風呂は貸し切りだった。

www.mifuneyama.co.jp

早速サウナへ。
まず、俺はサウナに詳しくはないけど、ロウリュ(熱したサウナストーンに水をかけて温度を上げるやつ)の設備がある。これは客が自由に使って良いもので、水が足りなくなったら継ぎ足して使って良いのである。アロマ水としてほうじ茶も置いてあった。
サウナストーンに水を掛けるとジューっと音とともに湿度と温度が上方にあがる。
この温度変化を楽しむのが昨今のサウナ事情らしい(たぶん)。
そして俺は先般訪れたサウナでアウフグース(ロウリュ後にタオルなどであおいで熱風を浴びせるテク)を覚えたので友人に対して行ってみたのである。

俺「ロウリュを数度…そしてこれがワイのアウグフースや!どやっ?」
友「お~、なかなかサマになっとるやん!」
俺「じゃあもっと熱風送ったる!ロウリュからのアウグフース!」バッサバッサ
友「熱い!熱い!ていうか痛い!」
俺「俺も熱い!息できん!しぬ!」
ロウリュをやりすぎて急激に温度が上昇したのである。
サウナを脱出し露天の水風呂へダイヴ!
俺「ヒャー冷たい!」
友「お~最高!」
それからベンチで夜風を浴びてくつろぐ。
満天の夜空と風が気持ちいい。
これを数回繰り返す。
俺のアウグフースもこなれてきた。
やはり夜空と風が気持ちいい。
これは最高、最高。

友「そろそろめしにすっか~」
遅めの時間に夕食を設定したのは正解だった。

 

大広間にて夕食。
お品書きはこのようになっております。

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『料理長おまかせ会席ライト』とあるが、ちょっと安いプランで申し込んだからライトになっとるのです。食材の違いがあるそうだけど量は十分。

ところで俺は今まで何度もホテルには泊まっているけども、金額的にハイクラスは人生片手以下回くらい、ミドルクラスとロークラスは数え切れないほど。
正直言えばどのクラスのホテル・旅館・民宿であろうと食事には一切の期待していない。なぜならば、それなりの腕を持っている職人はホテルでなく自分の城を持つことが多いだからだ。
ハイクラスのホテルは精進料理・割烹料理みたいな感じで提供されるが、自分が食べ慣れてなせいで真価がよくわからない。ロークラスはだいたいお母さんの手料理か大衆食堂みたいな感じなので俺には一番刺さる。
そして一番難しいのがミドルクラスのホテルや旅館なのだ。
ミドルクラスの宿泊施設の食事、ビュッフェ形式の場合は美味しさよりも色々ある楽しさが重視されるので美味しさはまぁそこまで…というところが多い。
個別提供の場合はハイクラスと同じく懐石料理みたいなのが多いけど、だいたいの場合当たりというものがない。食べ慣れてない食材や調理法ゆえだったりするけど、同じ懐石でも単純に都会の料理店のほうが圧倒的に美味いのだ。こういうのはそれなりの板前がやらないと日常食に及ばないことが多い。食べ慣れないものが日常食より下ということは、ホテルで食べれるものは米ということになるw

ではここはどうだろうか?
まず日常から遠い存在の食べ物がほぼない。
その時点で理解しやすい食事であることは分かる。

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で、いくつか箸をつけたのだけど…マジか!スゲー美味い!
特に何が良いかと言うと、薄い味付けで美味いってことなのよ!
このレベルの料理人がホテルに収まっていることってすごく珍しい。
この客数に対応できるレベルの職人を抱えているのがすごい!

ロークラスは濃い味付けでご飯がすすむところが多い。それはとにかく刺さる。
しかし、薄い味付けで刺すことができる料理を出すホテルはそうそう無い。
言いすぎかもしれんが、マジで素晴らしかったのよ。

俺、特にブリとかトロとか脂臭い魚が大っっっっ嫌いなんだけど、ブリは一回炙ったものを汁物にしている。これが美味い。

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最高すぎるやろ。

武雄若楠ポーク蒸篭蒸しも相当いい。

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見てのとおり良い肉質である。

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こんなもんいくらでも米が進みますよ!
つけ汁も品のいい味だし、付け合せのごぼうを巻いて食べるとまた美味い!

特に友人と俺が絶賛したのがこの焼き野菜だ。

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ただ焼いただけの野菜である。
それなのになんでこんなにも美味いのか!
質もいい、技術もすごい。とにかく美味い!

そして米がまた美味いのよ!
濃い味付けじゃないのに米自体がうまいもんだからガンガン進む!漬物も最高!

また各テーブルにはサービスマンが付くんですけど(数テーブルにひとりみたいな単位かな?)、このサービスマンの距離感が素晴らしいですよ。
もうマジでこんなん都内だったら8,000~10,000円超えるよな~って思った。
仮に8,000円設定だったら今日の宿泊代は5,000円ということになる!完全に元を取った!(貧乏性の考え方)
とにかくすごく良かった。このレベルがずっと続いてくれればとても良いな。
この客数にこのレベルの料理が提供できるのは、凄腕の料理長がいるのか、あるいは全体に高レベルの教育が施されているかだろうな。
とにかく素晴らしかったです。

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デザートのアイスもちゃんと手作りっぽい。
甘すぎす抹茶の味も濃い。俺好み。

酒のメニューも過不足無く。別に高くもないし。

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まーとにかく満足でした。

そして部屋でのんびりしてまたもやサウナ!
今度はロウリュをせずにゆったりと寝サウナ。
そして水風呂&チェアリング。
はぁ~最高。最高すぎる。


そう言えば御船山楽園ホテルは夜に庭園でバー営業やってるということなので行ってみましょうか。

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ふ~、さすがに浴衣だけでは寒いぜ。
ていうか、浴衣ってほとんど裸じゃない?すぐはだけるし。
友人とはぐれながら茶屋に到着。完全に体が冷えたw

バーについては説明を省くので見て欲しい。

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何注文したかは忘れたけど、ライムのカクテルぽいのを。
この景色を見ながら静寂を楽しむわけですね。
友人はずっとスマホゲーやってましたが。俺はツイッターやってましたが。
しかし良いですね。
氷が溶けてきたくらいが最高に美味い。

すっかり遅い時間になったのでお暇しましょう。
ホテルに戻ってまたもや軽くサウナ。
はぁ~(至福)


さて、そろそろ寝ますかね。
・・・
・・・
・・・

翌日、朝風呂朝サウナ。
朝の明けきってない空も良いのです。


さて、朝食です。

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いやが上にも期待が高まる。
朝食は個別提供とビュッフェの併用方式。

個別の提供は鰆の西京焼きや小鉢など。

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ビュッフェには肉類などもありますね。
なんだろう、夕食よりも確実に焼酎の飲みたくなる味付けなんですが?
ジャーキーとか肉とか西京焼きとか松浦漬けっぽいやつとか…朝の食事というより、ちょっとした居酒屋感。確実に焼酎飲みたいですね。
かと言って飲んでしまうとハンドルキーパーが皆無になりますので…
連泊するなら朝から焼酎というのも良いのではないでしょうか?(朝からアルコール提供しとるかは不明だが)

朝はご飯が窯焚きということで、夕食とは違う食感でしたね。
漬物が捗る!うまい。
海苔も軽く炙ってあるもので最高にうまい。

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とにかく朝食はご飯か焼酎が捗る感じでしたw

食後、2度寝してチェックアウト。

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とにかく、俺が行ったミドルクラスのホテルでは最強のひとつと言えるでしょう。

もちろん、完璧なホテルというわけではないですが。
マイナスポイントとしては、古いホテルをリノベーションしているので構造自体は古いホテルのままということです。ハード的に改善しようのないところはそのままなのです。階段多めの構造でエレベーターが無いので、自然と健脚であることが泊まれる条件となってきます。ご老人などは付き添いの若手が居ないとちょっとキツいかな?

実際、客層はかなり若かったです。俺ホテルにこんなに若い人がいるのスゲー久しぶりに見たよ。そういう意味ではターゲットを比較的若い層で設定しているのかもしれない。これからの人たちに限定したホテルって意味では正しいありかたではあるよね。

あと、茶屋は送迎があると良いかなと思った。もしくは効果的な照明とアナウンス板など。ちょっと遠いし暗いので足元が危うい。坂道だし。
ルート案内はちょっと見づらくて、夜目が強くない俺は矢印通り愚直に進んで池に行ってしまった。 

ところで、こちらのホテル、女性の風呂やサウナが6月にリニューアルするらしく、そのタイミングで立ち寄り湯も受け付けるのだとか。
俺は女性ではないので女性用風呂のレベルがよくわからないけども、少しでも気になるなら6月まで待たずにさっさと行ったほうがいいですよ?
なぜって、そのタイミングで値段上る可能性あるし、料理だってずっと高レベル保ってるかわからないからね。
俺らが行ったタイミングこそが最高だった可能性があるので、俺が「最高だった」と言ったタイミングの提供を求めるなら今行くべきかと思います。
もちろん6月以降もっとレベルが上る可能性も十分あるけどね!
「いつか行こう」は絶対行かないから行ける人は今すぐ行ったほうが良いよ!

とにかく最高でした。
ありがとう御船山楽園ホテル!

とりあえず俺は帰省のタイミングで再訪の予定です。
サウナは同性で一緒に行ける人がいるならそれがベストかもね。アウフグース的にw
アウフグースに関してはYouTube見て練習していくと良いぞ!


Rob Keijzer na SaunaFestu 2019

 

【あとがき】
友人は「"知恵が無いなら金を使え、金が無いなら知恵を使え"と言われるけど、ここはどっちもある上に工夫までしとるからこれがスタンダードになったらアレやで!ヤバいで!」と熱弁しておりました。
湯らっくすとか御船山楽園ホテルみたいな存在がスタンダードになると、『情緒だけで売る(情緒しか売りがない)』寂れ系は一部好事家の贅沢でしか無いよな~とも思った次第です。

またこちらのホテルはむしろサービス業に従事する人にも行ってほしいなとも思った次第です。工夫のポイントがわかりやすいので。
とにかくこれは近年稀に見る超大当たりのホテルでしたね。

 

~おわり~