裏ラベルは無い。
奥播磨は家飲みするの初めてで、外でもあんまり飲んだことがない。
ここの蔵の白影泉とかそれ以外の銘柄はよく口にしていたけどね。
ヒヤ(常温)で飲むのに丁度良いということでこれを勧めてもらった。
夏でも燗して熱々の酒を飲むってのはそれはとても気持ちのいいことなのだけども、燗をすると単純に部屋の温度上がるでしょ。
こうクソ暑いと湯を沸かす気も起こらんしね。
だから、そのまま飲める酸味と熟成感のある酒も欲しかったわけですよ。
味〜。
口開けで味が乗っていて、酸味が適当にあって熟成感も結構ある。
ちょっとばかしチョコ風味が感じられるので、サッパリ目の飯だと酒が勝っちゃうかもしれん。
十分好みの範囲ではあるが、もうちょっと抑え目の熟成だった方が日常飯には合ったのかなー、と思わんでもない。
とはいえ、保存とか放置熟成とか考えずに飲めるのでかなり便利な感じ。
こっち系(?)にしては爽やかな酸味で、かなりするするイケる。
う〜む、これはうまいですわな。
値段も2600円ということで、ジャストな価格って感じがすごくする。
夏に涼しげな酒を飲むのも良いけど、バテ気味なときこそこういう味わいのある酒をゆるゆる飲むっつーのもええなぁと思う次第。
店の人は「燗して飲むなら山廃純米よりも純米の方が良い」と言っておりました。
「そのまま飲むなら山廃純米のほうが向いてる」とのこと。
常温が欲しかったので俺は今回山廃純米を選びましたよ〜、とね。
【2013/08/08追記】
しばしの放置で感じるのは、チョコっぽさが増大した事だな〜。
食中に飲むには存在感が際立つ。なんか趣味っぽい味になってきた。
うまいし、そう重くは無いんだが、食い物はかなり選ぶ感じになった気がする。
俺の好みでいえば、さっさと飲んだほうが良かったのかもしれない。
もしくは超長期放置で古酒化を狙うと良いのかも知れない。