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上喜元 秘蔵古酒 特別本醸:米焼酎か泡盛っぽい印象の古酒


山形県酒田市の酒田酒造が造る日本酒の古酒ですな。
上喜元は何度か飲んだことあるけど、古酒は初めて。



さてどんなモンでしょうな。



うーむ。
俺が考えるところの『古酒の喜び成分』が少ないなー。
やたらピリピリとドライな印象。
焦げたような苦味が結構目立つ。
甘みがほとんど無いカラメルのような。
んー、やはり後口に残る苦味がちと気になるかも。
風味は常温でも燗でもそんなに変わらんね。
日本酒の古酒と言うよりは香ばしい焼酎を飲んでるような感覚があるねー。


ま、こういうイレギュラー商品にこう言うのもアレだけど。
うーん、もうちょっと味わいがあるといいねー。
悪いモンではないけど、古酒派が望むそれとはちと違うような気がせんでもない。
正直、日本酒の古酒と言うよりは、米焼酎泡盛の方が近そうな気がする。
米焼酎泡盛に古酒チト混ぜたかのような味わい。


と、そんな感じがしたので湯割りしてみたんだけど、この方が飲みやすい。
これだとまんま米焼酎てな感じやね。そのものを味わうんでなく、ダラダラ飲む感じで。
この飲み方なら度数も思いっきり下がるから、良いっちゃ良いけど。
古酒のそれでは無くなっちゃうのよねー。


俺は古酒には甘いので、これ以上はあんまり言うことありません。
古酒っつーのは伸るか反るかのロマンです。


以上。


【2012/12/15追記】
あ、コレね、「薄くてアレだなー!」って酒にちょっと混ぜると急にうまくなるよ。
すごい便利な酒かもわからんね。