あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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ボージョレ・ヌーボーが新商法?(そしてもちろん日本酒に飛び火)


ボージョレ・ヌーボーが新商法へ出る「ボジョレー史上最悪の不作」
http://hamusoku.com/archives/7523485.html
これはまとめサイトにあるやつなので、ボジョレー側が果たして「ボジョレー史上最悪の不作」 って言って売りに出すかっていうとそんな事も無いと思うけど、それだったらそれで面白いな。


まとめサイトの元ネタはこちら(産経ニュース)
ボジョレー史上最悪の不作 値上がり懸念広がる
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121018/biz12101821220027-n1.htm
※オイ!はてなだとブログに引用できんぞ!どうにかしろ!


このニュースの重要なポイントはここだな。

ボージョレは11月の第3木曜日に解禁され、世界の中で日本でいち早く飲めるというイベント効果で消費者に浸透。生産量の約半分を輸入する世界一の消費大国になった。近年では500円を切るハーフボトルが登場するなど値ごろ感も出ていただけに、「ワインを好きになっていただくためのきっかけの商品なので、価格は上げられない」(大手輸入)と悩む。各社とも昨年並みを維持する方向だが、企業は自助努力による価格抑制を迫られているのが実態だ

業界側がボージョレをどう扱っているかがわかるね。
「ワインを好きになっていただくためのきっかけの商品」
そう、きっかけのための商品なのよ。
だからこそ派手にまつりをする。
だからこそライトな味わいの物を選んでいる。
だからこそ値段を上げないように企業努力をする。
素晴らしいことです。
どっかの糞商材とは違いますね。



西友、今年もハーフ390円のボージョレ販売 フルボトルは値下げ
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121023/biz12102315510012-n1.htm
こういうのも企業努力ですな。
市場を広げるにはきっかけとなる商品を多くの人に飲んでもらうという姿勢。
値段を下げるだけでなく、飲みやすい少量の物を大イベントのときにぶつけてくる。
ワインの場合はこういう努力を惜しまない団体・企業が存在しているんですよね。
年々良いものが誰にでも容易に手に入る環境が出来てきているワイン界。
業界の努力をひしひしと感じざるを得ません。



その点、日本酒業界はそういうの無いよね!
特定の蔵とか特定の販売が頑張ってるだけでさ。
そんなもん一般に売れるわけねーだろ!
中央はもっと働けや!アピールせえや!アピール!


そして、そんな日本酒業界を尻目に、本格焼酎業界はもっと頑張ってください。
焼酎業界はメインがほぼ九州に固まっているから日本酒業界ではできっこない意思の統一が出来ると信じとります。
ブームも落ち着いて若干落ち目に見える本格焼酎界だけど、ボケッとしてたらさらに落ちるぞ!頑張れ!
俺は応援(買って飲んでる)してるぞ〜!


焼酎業界はどうか知らんけど、日本酒業界は後が無いことを完全に理解してないよね。
「いいものをつくりました」って思ってるだけでさ。