あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

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日常:北秋田を飲んでいる(続)

昨日のエントリで思ったより全然良いという評価をした北秋田でございますが、もうちょい飲んだので追加の感想など。

昨日のエントリ抜粋↓↓↓

そしたら期待を裏切りなかなか良かった。
なんというか、大吟醸スペックに求める味ではない(大吟醸スペは贈答用的な側面があって普段飲まないような非日常的な上品さがあるものーと俺は思い込んでるが)とは思うんだけど、これは普通酒や本醸造酒のような日常感覚で飲めてしまう味で。

 

ところでこの北秋田は2021年5月のブツでございます。
だいたい2年半くらいの時を経ておるやつですね。しかも常温で。

しかしながら2年半の経過を感じさせる熟成感・ヒネ感みたいなものは特にありませんでしたね。全く無いわけではないですけど、言われないとわからないor言われてもわからないレベルですね。
このように大吟醸スペックでありながら決して良い環境とは言えない量販店での扱いを考えるとすごいことだなと思うわけですね。
大吟醸スペはヒネに飲み込まれてしまう華奢なものが比較的多いので、経年での変化の無さはかなり特殊と考えてよいでしょうな。というか、俺はこれが初めての北秋田なのですけども。初の北秋田が2年半経過したもので、造りたて&開栓したてのものではないので新しいやつと比べてどうなのかよく分かっておりませぬ。

んで昨日、普通酒や本醸造酒のような日常感覚の酒と書きましたけども、味的にはどんな感じなのかと言うとですね…強いて言うなら獺祭に近いですかね。
獺祭というか、獺祭を獺祭たらしめている特徴を抜き去ったような味というか。
獺祭は飲んだら獺祭味するじゃないですか。ブラインドでも獺祭ってわかると思うんですよ。あの特有の獺祭感ですね。それが無いバージョンですw
そう考えると特徴のない酒と言えるんですけども、昨日書いたように普通酒とか本醸造みたいな感覚で飲める酒と評しているので、この場合は特徴が無くても問題ないんですよね。
「獺祭は飲めるけど獺祭感はそんなに得意じゃない」って人はこれフツーに飲めるんじゃないですかね?
ある意味でジェネリック獺祭と言っても良いのかもしれません。

しかしアレですね。これは俺の中でかなり特殊な酒に分類されるので、やはり新しいのも飲んでみたくなりましたね。
早々に買って飲んでみるので(続)(続)をお待ちくださいませ。