友人と東京メトロ24時間乗り放題きっぷ使って酒屋めぐり&おかんアートを見に行くツアーを決行してきた記だぞ!
新宿で集合した後、築地に移動。
築地といえばこちらです。
酒の勝鬨!
『広く、そこそこ深く』(俺解釈による)を都心でやってるかゆいところに手の届く東京を代表する名店でございますね。俺も幾度となくお世話になっております。今回は買わんかったけど。友人がドカ買いしていた。
ついでに築地界隈散策も。
ヨシ!
現場猫botの見過ぎで不穏な印象しかないw
築地にはこのような旅館もあるのです。
中央区公式HPより引用
海産物問屋が建てた、門塀を構えた築地の旅館建築
間口の広い旧武家地の敷地に入母屋屋根をかけ、門塀を構えて庭を持つ武家屋敷型の建築である。建具や欄間、風呂場や洗面台などに凝った意匠が施されている。
現在は旅館として活用されており、住居建築の内部空間を鑑賞することができる。
建物の正面外観や門、塀、前庭が歴史的な街路景観を形成している。
また、こちらの住居表示板がすごいのよ。
『京橋區 小田原町』の表示。
かつてこのあたりが小田原と呼ばれていた名残であり重要な資料でございますね。
ちなみに、あの小田原(神奈川県)との関係があるの?ってことですが、関係ございます!興味ある人はこっちどうぞ!
築地は市場だけでなく、その周辺も想像上の江戸らしさ(個人感覚に依る)があって良いのですよね。
この杉玉の出ているお店、中ちらっと見たら『燗ならなおよし』系がズラリと並んでおりました。googleマップの画像見たら入居者募集!の紙貼ってあったので、その時点ではまだテナント入ってなかったもよう。
ここにも小田原の表記が!
そして…
ここにも!
「こゝハ 昔の 小田原町」
こういうのを見落とさないcongiroEYEs!しゅごい!
そして築地市場の場外です。
玉子焼きは食っておかないとね!
さて、銀座方面に行きましょう。
新橋演舞場の裏側を歩くと采女橋公園前交差点。
采女橋(うねめばし)、采女とは天皇・皇后の身の回りの雑用をやってた女官のことらしい。んで、松平采女正の屋敷がこの辺にあって、それが大火で焼けた後に火除け地として名前が残ったんだとか。へ~。
銀座到着!銀座といえばリカーマウンテン777!
友人が爆買いしておりました。
全然酒を買わないcongiroさんを見た友人「”酒を広めたい”を公言できるのは馬鹿みたいに金使ってる僕だけですからね!congiroさん、酒買わないで日本酒クラスタ名乗らないでください!僕こそが日本酒クラスタです!」旨の発言をいただきました。
congiroさんはぐうの音も出ず、ただただ悔し涙を流すのみでした。
お次は同じ通りにある銀座NAGANO。長野のアンテナショップですね。
こんなとこにあるって知らなんだ。
2階のイベントスペースではツルヤの出張店舗販売やってたのでお菓子買いましたね。
あと、1階で國酒を1本爆買いさせていただきました!
やったぜ!これで俺も日本酒クラスタだ!
銀座をブラリーノしつつ他のアンテナショップに行ったり、酒屋に行ったり。
君島屋、久々に来たな。
ここまで来たのでついでに京橋に行きますか~。
俺たちのオアシス、京橋明治屋でほっとひといき。
そしてお次は錦糸町。
ヨシ!
このあと半蔵門線で渋谷へ。
タイトルにもあったように東京渋谷公園通りギャラリーで開催中のおかんアート展( Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村)を見に行くわけですよ!
ついた!東京渋谷公園通りギャラリー!
Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村
ホントは東京国立近代美術館でやってた『柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年』を見に行きたかったんだけど、気づいたときにはもう終わりかけで、しかも超絶混んでると聞いたのでやめたのよね。アートに詳しい友人から行ったほうが良いとは聞いてたものの、その気になるのが遅すぎた。
まぁこっちも民芸みたいなもんだろ…ということで(雑)。
なるほどな~。なるほど~。
いや、マジでなるほどなぁと思った。色んな意味で行ってよかった。
友人曰く、この展覧会はSNSとかで批判とか炎上?とかもあったとか。
趣旨としては「これをアートとすることはどうなのか?」「(オカンたちを)喰い物にしている」ということらしい。わからんでもないけどいちいち噛み付くほどでもねーだろとも思った。そんなん言ったら何も展示できんw
まぁ、一つ一つには正直意味はないと思うんだけど、展示と構成でアートにしちゃった感はあったというか、完全にそうだったけど。
『おかんアート』という2chかどっかで生まれた曖昧な言葉を定義としてそこに乗せちゃったことと、アートでないものをアートと定義して無意味を集合化することでインスタレーションみたくしちゃったこと、それはまぁ感じるけど…まぁ良いんじゃない?
でも中には偶然の芸術性というか傑作じみたものあったりしたよね。それは意味合い的には子供の絵画とかにも近しいものがあったが。
この展示を見た以降は、全国各所にある『おかんアートなるもの』を少なからず意識して目にすることになるだろうから、『母なる存在』を今までより意識すると思うんで、「カーチャン元気かな?」を思い出すきっかけにはなるって意味で良いことじゃないかな。たぶん。しらんけど。
まぁでも単純に面白かったよ。
さて、駅に戻るか~。
『アール・ブリュットを、渋谷から。』
友人はこっちにしきりに突っ込んでおりました。
「アール・ブリュットを、渋谷から。ってどういうことや!意味わからんわ!」
そうね、特におかんアートと並べることは意味ないよね。
アート界隈ってのは日本酒界隈と同じく、辛口問題みたいな○○問題が頻発するので、それはそれで面倒くさい界隈でもあります。ていうかもっと面倒くさいw
アール・ブリュットはアウトサイダーアートとも言われておりますが、俺は面倒くさいから正式な教育を受けていない生産的行為についてはアート関係なく『野良○○』って言ってます。
つまり、日本酒について頑なに勉強しようとしないcongiroさんは、日本酒界におけるアール・ブリュットでありアウトサイダーであり野良でありつづける…ということです。意味わかりませんね。申し訳ございませんでした。
~後編につづく~