12/13(金)ネイキッド ロフトで開催されたゴンドラDVD、Blu-ray発売記念イベントに行ってきたぞ!
ゴンドラ記述だけでかなり長いので興味ない人はドギー・ブギーのあたりから見るといいぞ!
俺のブログをここ1年以内に見始めた人はきっとなんのことかわからんと思うけど、ゴンドラっつーのは伊藤智生という映画監督が初めて撮った映画作品でございます。そして俺が最も好きな映画。
俺はこれを初めて観てスゲー衝撃を受けましてね。その時福岡に居たんですけど、金の無い学生時分では有りましたが結局5回くらい観に行ったんすよね。天神西通りの近くにあったキノっていうミニシアターでの上映で、福岡はそんな映画熱も高くなかったですからね、鑑賞者5人以下のときもあったんですよね。
まぁ、かなりサイレントで内省的な映画なんで人少ないほうが良かったりするんですけど、人少ないとそれは資金回収できませんからね。なかなかアレなんですわ。
で、その映画監督はそのあと何を撮ったんだろう?とインターネット時代になってやっと調べることができたんですけど、そしたらなんとビックリ!AVの監督、しかもハードコアなSMとスカトロ専門ですよ!?これにはたまげましたね。
AV監督時の名前はTOHJIROで、そっちのほうが有名なんですけども。かなり有名なんですけども。
んで、1~2年おきに「あの監督なにしとるんやろ?」って検索してたんですけど、2016年にですね、まさかのゴンドラ リバイバル発表ですよ?マジかよ!なんで!?
このエントリがリバイバルの始まりでしたね。
ウン十年の時を経てリバイバル上映が渋谷ユーロスペースを皮切りに各地であったんですよ。で、まぁこれを逃すともう観れる機会も無いじゃないですか、だからいろんな映画館(アップリンク渋谷、ポレポレ東中野、キネカ大森、下北沢トリウッド)に行って観てたんですよね。
んで、毎回パンフ買って伊藤智生監督と喋ってたら流石に覚えられましてね。
「今度大阪でやるんだよ、来いよ」とたぶん冗談で言われたんですよね。ツイッターでも書かれてますけど。でもそこはガチ系のcongiroさんじゃないですか。ノータイムで「行きますよ!」なんですよ。
さすがにこの日は死にましたね。
で、まぁ全国各地の上映に行ってたらいつの間にか付き人みたいな状態になりましてね。さながらロードムービーみたいな感じで楽しかったですが。
それから今年2月に亡くなった佐々木すみ江さんの追悼上映が4月にあったんで、それでゴンドラの上映は終了となったんですけどね。
この日のトークショーゲストが木内みどりさんだったのでサインも入っておりますが、その木内みどりさんが今年の11月に鬼籍に入られたのですよね。また追悼上映で大阪でやるらしいんですけど、それはちょっと行けなさそうです。たぶん。
前置き長くなったけど、そんなゴンドラのデジタルメディア発売が決まったんで、それを記念してトークイベがネイキッドロフトで開催されたってわけですわ。
俺は全然詳しくないけど、映画詳しい人にはスゲー豪華なゲストらしいよ。
福岡から来た友人とルービー飲みながら観ております。
俺はすべての映画の中でゴンドラが一番好きなので、映画館で44回鑑賞するほどのアレなのですが、そんなクレイジーな回数観なくても良いので機会があったらぜひ観てくださいませ。刺さるやつにはスゲー刺さり方する。
俳優、斎藤工さんのゴンドラ評
ハイ、というわけで、酒クラスタの方おまたせしました!
トークイベントのあと、福岡の友人のリクエストで東高円寺のドギーブギーに行ってまいりました!
ええ雰囲気です。
友人は今はなき大坪酒造の「剛の者(正調粕取焼酎)を飲みたい!」とのことでしたので、さっそくそれを注文。
俺も同じく正調粕取のヤマフルを。
あ~、うまいうまいうまい。
初めて正調粕取飲んだときは「こんな不味いもの美味いと思える日が来るんだろうか?」って思ってたけど、その日が来ちゃってから完全にハマっておりますね。
また違う粕取を注文。
しかし食いもんもいちいちうめーな。
そして最後にスウェーデンのオールポー・タッフェル(スピリッツ)を注文。
友人はラオスの焼酎らおらおを。
あー、これうめー。まじうめー!
いや~もっと深酒したかったですけどね、俺明日イベントダブルヘッダーだし、ていうかマイサンズの学芸会発表会だから遅くまで飲めんのよね。
というわけでこれにてお開きなのですが、最後に今日飲んだ粕取焼酎の瓶を見せていただきました。
大坪酒造はすでに無いし、それどころか地名も合併により無くなっております。
そこらへんにゆかりのある友人でしたので感慨深げでしたね。
ついでに園乃蝶の瓶を見せてもらいました。
これもすでに存在していないやつです。空瓶だけど記念に取ってあるそう。
いやこれはカッコ良いから捨てれんよな。
というわけで楽しい金曜の夜でした。
終電はないので友人はタクって帰った。俺は歩いて帰った。