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安い日本酒はまずいのか?紙パック編

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総まとめ


さてと、では実際に飲んでみますよ。
今回は紙パックの3品を飲んで比較する。



と、その前に。
折角なので、今回の企画に限っては各商品を数値化(点をつける)してみる。
特に意味は無いのだけどね。
んで、点のつけ方だけど、ちょっとルールを設けてみようかなと思う。
【数値化のルール】
・点は0〜10までである
・最終的には必ずどれか一つに0点と10点をつける
・点は☆or★で表記する(☆⇒0、★⇒1)
※また、最初に0か10をつけた場合、それを下回るor上回るモノがあると思うので、
全部飲むまでは見込み点としておき、全部飲んだ時点で点数を付け直す。
※今回買った19本のうち、奥播磨と黒松剣菱は数値化しない(除外する)。


今回は、まず初っ端ということで、点のつけ方は控えめとなっとります。
基準がわからんからね〜。


というわけで、行ってみましょー。


下野国 鬼ごろし

まずい。
これ糖類いらんのじゃないか?まずさの理由がへんな甘みから来てる。
ヘボい居酒屋にあるまずい日本酒といったらこんな味だよな〜。
まずい界を代表するスタンダード商品ですな。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆


黄桜 呑

ふつーに飲める。
糖類は入っているのだけど、前者と較べて控えめで、日本酒然とはしている。
うまいうまい言うモンではないけど、安い普通酒としてはいいんじゃないだろうかね。
全体的なバランスはいいと思う。
★★★★★★☆☆☆☆


白淡麗

えっと、まずこれは日本酒じゃなくて、麦焼酎ブレンドのリキュールでした。
おい、この名前だと普通の新潟系日本酒と思っちゃうだろ…。
とりあえず名前と味は一致してない。
日本酒がメインで造られてて麦焼酎に関してはサポート的な扱いらしいのだが、
飲んだ感じは超薄めた麦焼酎に超薄めた普通酒を6:4で混ぜたような感じ。
★★★★☆☆☆☆☆☆




◆紙パック編:総評
飲み方はヒヤ(常温)のみでの評価。
酒器に移して飲む形状ではないのと、ストローがついてるので、ヒヤで飲めと解釈した。
全体的に言えることなんだけど、味わいはあんまり無いね。
酒の味を楽しむというよりは「飲んで酔いますか〜」みたいな感じかもしれん。
呑は他2つに較べれば全然良い方で、さすが黄桜といったところかね。
白淡麗は日本酒に麦焼酎ブレンドするという業界初の新機軸商品なのかもしれんが、
俺はよく自分でブレンドして飲んでるので、残念ながら何の感動も無かった。
麦みたいに癖のあるものをブレンドすれば、少量であっても麦部分が目立つよね。
でも、こういう商品を出すことは悪くない。というか、何で今まで無かったのか。
酷評の鬼ごろしだけど、むかーし飲んだ糞合成酒と比較すればまともかも。
マズイとは言え、時代とともに底上げされてんのかも知れないな。
しかし、鬼ころしって「鬼を殺すくらい辛口の酒」とか「鬼を殺すほどの美味さに酔う」が
由来なような気がしたけど、今ではまずい酒の総称みたいになってる気がせんでもない。