あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

日常:一番搾り 超芳醇を飲んでいる

見た目通り色も味も濃い。
夏に限定酒としてこういうのを出すのは逆張り感あって良い気するね。
味はフツーに美味い。サントリーのトリプル生くらいの美味さはある気がするというか、一気に飲んだのでよく分からんかった。こんくらい暑いとどうしても味わう前に飲み干してしまうからな。
でも一気に飲み干せるのも美味さの証明であるんよな。
まずいやつは意外なことに一気にのめんからな(飲めるっちゃ飲めるけど途中で止まる)。
もう一本買ってあるので、それは味わって飲んでみるつもり。

 

【ニュース】

www.itmedia.co.jp

1本100万円も! 「熟成日本酒」が海外で高い評価:失われた文化を復興(1/3 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン

嘘こけ!あたかも市場が存在するかのような言い方すんなや!そもそも市場が日本にも存在しないのに、ちゃんと仕込んでいた古酒なんかほぼ存在しねーだろ。ほぼ売れ残りをラベル変えてストーリー後付じゃねーかよ!
って、ウチの水たまりに居た変態間近のボウフラが言ってました。

それはともあれ、古酒についてはちゃんとそれ用に仕込んでいても、適当に古くなったやつでもアタリとハズレの比率は思ったほど大きく変わる感じはしていない。
それはなんでかって言うと、それ用に仕込んだ体の『ちゃんとした古酒』って完成形を見越して新酒の頃から仕込まれているわけではないってことだろうか。
というか参入蔵が少なすぎるのでまだ比較するレベルでもない。つまり市場がないためそういう事になっている。

ところで粕取焼酎では確定してる事項があるんだけど、それは『粕取り焼酎は正直飲む前から美味いかどうかがわかる』ということですね。どういうことかと言うと、そこの蔵の日本酒が美味い蔵はその酒粕で造ってるから粕取焼酎も美味いということです。酒が美味しくない蔵の粕取焼酎が美味かったことは一切ない。マジで例外が一切ない。マジで。
そこへいくと日本酒の古酒はそういう確定事項はない。
うまいものが不味くなることはよっぽど無いけど、元が大したこと無かったのに古酒化することで化けることが稀にある。ここは古酒の面白さなんだけど、これを伝える言葉を古酒界隈は持たない。なぜかっちゅーと、前述のように市場がないのと、時間がかかりすぎるからですね。
だからできちゃったものになんかドラマ付与して売るくらいしか無いんだけど、ドラマだけで売ってると先がないのでなんとかした方がいいとは思う。とはいえ界隈に新参が入ってくるような環境ではないので新しい動きって作れんのよね。

俺はぶっちゃけ、古酒もウイスキーのようにシングルとかブレンドとかの概念を作ると良いのではないかと思う。あるかもしれんけど、俺の耳に入ってないならそれは無いのと同じです。色も似てるし熟成という概念があるから受け入れられやすいと思うんよな。
単体で美味いやつはそのままシングルで売れば良くて、ある程度時間経過しててそれ以上の伸びが見込まれないやつに関してはブレンドして味を調整すれば良いと思う。
だいたいね~古酒は美味しくないものでも物語付けて高く売っててたりするのよ。物語なしで高くてまずいのもあるけど。いやマジで「飲んでないでしょ?」みたいな古酒たくさんありますからね?
それをブレンドで化けさせれば選択肢増えるし、ブレンダーという職も生まれますからね。とりあえず品質の低いやつを「熟成です!」の中央突破だけで売ってしまうのは絶対間違っとるんよね。

まぁでも国内で売るより海外に持ってったほうが高く買ってもらえるし歴史のある新たな商品として展開できるからアリと言えばアリです。まだ実情が理解されてないうちに高値で売ってしまうってのはアリです。バレたときには信頼を一気に失いますけどねw