香取90生、俺は香取史上最高傑作と思っとるんけどどうじゃろね?
香取の先代から飲んでるという歴史を込んでいるので思い入れが若干強いというのもあるけど。まぁそういう意味では相対評価になっているのかもしれんな。
香取の先代から知ってる絶対評価軸を持っている友人からすると「90の生はどんどん綺麗になっている感じ。特にラベル変更以降は。」とのこと。
まぁわかる。もっと雑いほうが放置がおもろいと思う。
とはいえ最高傑作と思うんよな。
【ニュース】
まずひとこと言っておくと、記事は読んでおりません。タイトルだけ見た。
そして先日のエントリでこう書いた↓。
昔の安酒はとにかく慣れが必要で、良い意味でも悪い意味でも『毒性みたいなもの』が強烈だったんだけど、近年はそういうのめちゃんこ減ってますね。
悪い意味での毒性ってなんなのかと言うとこの記事(読んでない)にあるような理由である。まぁ別に統計取ってなくて俺の想像&妄想だけどな。
『毒性みたいなものとはなにか?』というと、『心身がそれ(痛み・つらみ)と反応する刺激』のことですね。
例えばリストカットしてる人いるじゃないですか。例えばリストカットが肩こりくらいの痛みだったら現在リストカッターの人たちの99.999%以上は止めると思うんすよ。
なんつーか、快楽を伴わない単純な痛みを受けている瞬間にちょっと気持ちが解放され楽になるのだろうと思います。
そこに自身の存在する意義などなどなどを求めとる訳でありましょう。
そしてそれを繰り返すうちに痛みという感覚は痛みでない感覚に変ってしまうのだと思います。なんなら快感という感覚に変わっているのかもしれない。
毒性みたいなものの強い酒にもそういう効果がございます。
別に美味くないし何なら不味いしアルコールキツいし…
では、毒性みたいなもの強い酒ってなぁに?っつーと、度数が極めて高く不味さがベースとなっている酒です。昔のタイプのアルコール臭い安酒とかとか、あるいはストロング系のRTDとかですね。どちらもいまは激減してますが。
ふつーに飲めばマジでどっちも不味いです。
ただ、刺激に関して言えばどちらもサイコーに高いですね。即キマりますし。
『不味さがベース』と言っておりますが、この不味さってのは造りが失敗している系の不味さではなく、完全に設計された不味さのことを言っております。
慢性アル中になっている人が飲んでいる酒はその辺で手に入る刺激のある不味さのものが多いハズで(たぶんな)、リストカッターが痛みが快感に変わるのと同様にそれら毒性みたいなものの強い酒は彼らにとって既に美味いものと変換されておるのです。
だからまぁぶっちゃけ刃物やアルコールなくなったらすべての人は健康的に生活できるのか?全ての問題はなくなるのか?というと全くちゃうくて媒体が変わるだけなんよね。今それらはほぼ自爆で済んでいるのに対し、新たな媒体が他者へと向かうエネルギーであった場合、ひょっとするともっと大きな社会問題になるかも知れないわけで。
でもちょっと興味ある世界線としては、『もし、美味しい酒しかない(ここで言うところの”不味い酒”が存在しない)世界ではアル中患者は増えるのか?』ってのがありましてね。実際どうなんでしょうね?
しかしながら、アル中患者が銘酒飲んでるってイメージが全く無くてね。
少なくとも思考を巡らせてしまうような酒を意図的に飲んでいるような人たちは慢性アル中になったりするようなことはあるのだろうか?メチャ気になる。