あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

日常(ひとり飯シリーズ):南風を飲んでいる

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友人がくれた馬刺しに泡盛。
馬刺しというか馬肉ブロックだったので自分で切らなければいけないのだが、馬肉を上手く来れる包丁はあいにく我が家には無かったので、それぞれがいびつな「みんな違ってみんないい」形状になってしまったが、動物性蛋白質であることに変わりはない。
ここは日本酒で流し込むようなことはせず、南風のロックで氷が溶けるスピードに合わせながらゆっくりと馬肉をつつくのである。
ちなみにウマ娘をやりながらいただいております。
走れなくなった馬は馬肉にされるらしいと聞きました。

ところで、超たまたまなんですけどね。
この日、友人から「今日、クースー(94)の日だよ!」と連絡が来ました。
報告は以上です。

 

【メモ】

www.jiji.com

「フランジア」、販売休止へ 原料用ワイン輸入に遅滞―メルシャン:時事ドットコム

最近よく聞くコンテナ不足の話ですね。
コンテナが不足すると物流がストップして物の値段が上がりますよね。
風が吹けば桶屋が儲かる理論で言えば、この機に日本のワインが売れても良さそうだけど、ここでチャンスになるところはあるのか?っつーと実は何も変わらないというね。
仮に今後、海外からワインorワイン原料が入らなくなったら日本ワインの天下になるかと言うとまぁならない。下手すりゃ日本のワイン市場が終了する可能性すらある。

日本で素晴らしいワインを造る蔵はあるにはあるけど、では日本に低価格で入ってくる輸入ワインのように『日常的に美味くてお手頃価格』なものを造れるところがあるのか?っていうと無いんです。
低価格帯で大量に安定してワイン造れるところが存在しないんですよ。ていうか存在できない。色々と環境的な意味で。
中価格帯でワイン造れるところは多いというかここがメインなんですけど、値段抜きにして味だけでアルパカやコノスルと戦える中価格帯があるかっていうとほぼ負けてます。仮に味で勝ったとしても値段がまるっきり違うから(3~4倍以上違う)同じ戦場で戦えません。
中(中の高)~高価格帯はレベル高いワインはあるっちゃあるんですけど、「同じ金額なら海外のワイン飲むよ!」ってワインファンが多いんじゃないですかね?

この話は、海外で造ってる日本酒を日本で造ってる日本酒と較べて「海外の日本酒は美味しくない」といってるのとまぁ似てはいるんですけど、おそらく俺の予想だと海外の日本酒は日本の日本酒を超える日が来ます。それが俺の生きてる間か死んだあとかは知らんけど。日本から日本酒が消え去ってそうなってしまう可能性すらあるけど。
何が言いたいかっちゅーとですね、低価格帯はまず無理なので諦めたとして中価格帯以上がどうにかなってくれればな…と思ったりはするわけです。
でもな~、実際のところ「現状が最適解」と言われてしまえばそれはそれで正しい気もするから実は何も変わらんわけですが。
とはいえ「日本のワインは戦場がどこなのか?」ってのが理解されれば変わる可能性もワンチャン…ていう if を想像しちゃうのも1ファンならではというか。
個人的に応援しているワイン蔵なんかはあるんですけどね。難しいですね。

 

forbesjapan.com

飛騨高山の老舗酒蔵が、7年で6倍に成長した理由 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

タイトルだけ見ると多くの人は「高山の日本酒蔵!」と思うでしょうね。
これは飛騨高山じゃなくて飛騨古川の渡辺酒造店です。蓬莱とか造ってます。
俺、近年「観光蔵がアツい!」言うとるんですけど、ここなんか正にそうなんですよね。観光客相手に儲けた金でテキトーな商売やってるとこって全国にまだ結構あるんですけど、ここは観光客相手に儲けた金を設備投資や商品開発とか健全な方面にブッ込んでる印象です。正直レベルは高いです。
この蔵を見てると、「酒造りとはなにか?」よりも根源である「商売とはなにか?」を感じるんで好きですね。金拝的な意味ではなくて、良いもの売って金を儲けて投資して~のサイクルのための商売ね。
ちなみに、かつて『興味のない日本酒会』イベントやったときに俺が持っていったのがこの蔵が造ってるホストクラブ専用酒こと『色おとこ 蓬莱 純米大吟醸』でした。
こういう珍妙な提案できちゃうのは余裕があるからなんですよね~。