今回はJR&バス&私鉄を使ったツアーです。
まずは宇都宮線で小山まで行って、小山からは両毛線。
雨予報だったけど全然降るような感じではないですね。
いい景色でございます。
そして足利駅のちょっと先にある山前駅に到着。
山前駅には何をしに来たのかって?
フフフ…それはこれからのお楽しみ!
目的地に向かいます。
踏切を渡るのですが…
向こうに山があるの見えますか?
山の中腹あたりになにかあるの見えますか?
見えましたね?
そう、『酒は大七』の看板でございます。
通称、大七山。
というわけで、山前駅から歩いて数百メートルくらいのところにあるこちらのお店に来ました!『オレンジショップいいだ』です!
前回食えなかったケーキを今日は食べるのだ!
ごめんくださいまし~!
こちらのお店、創業は明治くらいとのことで、各所に当時の写真や看板などが飾ってあります。現在は場所も変わって(たしかそんなこと言ってたような)、形態もコンビニっぽくなっておりますが、商品構成は酒7割といったところなのでほぼ酒屋です。
ま~、とにかくこちらのラインナップが良いんですよ!洋酒も國酒も!
しかもこの実家感がたまりませんね。
本当に酒の好きなオヤジさんが経営しておりましてね。酒の話をすると楽しそうに色々教えてくれます。
さて、では朝食がわりのモーニングケーキといきますか。
こちらのケーキは太田にあるとちの実クッキングスクールに併設の『とちのみ』というケーキ屋さんのだそうで。毎日手作りと言っていたような。たしか。
ケーキまでこの実家感ですよ!安心感が違う!
りんごのやつとレアチーズケーキをいただきます。
左側に写っている透明な液体は、透明な液体です。かなり透明です。
なんか最近こういうケーキ好きでして。
実家に帰ってきたような味わいにホッとしますね。
ところで先ほど見えてきた大七山ですが、昭和26年くらいに看板立てられたとか。
老朽化もあって大七的には撤去したいらしいけど、(山を所有している?)お寺さんは「大七山といわれ地元の人達に親しまれてるから撤去してないでほしい。」と言ったとか。二本松迄には同じような看板(山看板)がいくつかあるとかないとか。
グーグルマップ上は営業時間24時間となっておりますが、実際はだいたい9:00~19:00(水曜定休)となっております。たぶん。
中でケーキを食べたりお菓子を食べたり出来ますし、透明な液体もまぁアレですので、ぜひ皆様行ってほしいなぁと思う所存です。とにかく落ち着く酒屋さんでございます。
さて、ではそろそろ次に参りましょうか。
山前からまた両毛線に乗って高崎へ。
高崎~
そして信越線で横川まで。
高崎から出ている信越本線ですが、横川が終点となっております。
そして高崎も横川も群馬県です。それなのに信越本線。全然信越ではないですが。
なんでかというと、本当は高崎から長野を通り新潟まで走っていたJRの路線だったんですね。それが色々変遷あって、横川から軽井沢までは廃線。軽井沢から新潟までは3セクをいくつか挟んでまたJRになったりと、なかなか複雑な路線となっておるわけです。
↓こんな感じ。
昔:高崎(JR)→新潟
今:高崎(JR信越線)→横川(廃線)→軽井沢(しなの鉄道)→篠ノ井(JR)→長野(しなの鉄道)→妙高高原(えちごトキめき鉄道)→直江津(JR信越線)→新潟
ワケわかりませんね。
んで、横川に着きました。
横川~軽井沢までは廃線になっているのでJRバスで移動するのです。
バスなんですが、峠越えのカーブモリモリの道を思ったより速いスピードで走ります。
こんな大型車なのに眠気まで誘うような安定したハンドルさばきに惚れる。きっと高名な運転手に違いない。
そして軽井沢に到着。
軽井沢感あるなぁ。何が?というわけでもなくリゾート感。
俺らは昼めし調達のために散策です。
こういう別荘地で暮らしている人たちは何を生業としているのだろうか。単純に気になる。
食料調達して軽井沢駅へ。
しなの鉄道に乗る。
おっ、あの車両は?
詳しくはないけど昔のJRで何回も見たことあるぞ?
調べてみたところ、これは湘南色の115号系というらしい(車輌鉄ではないので全然知らん)。
そんでこっちはしなの鉄道オリジナルで2020年に導入した新型車両らしい。
3セクで自前で新型導入できるってのは儲かっとるってことよな?ええこっちゃ。
軽井沢から小諸までは20分チョイ。すぐおわる。
よかいちのこれ、すげー良く出来てるな。
俺提唱の『ほぼ湯割り/ほぼ水割り』に近い。
小諸。
小諸からはJR小海線に乗り換え~。
小海線の景色をどうぞ(終点の小淵沢まで乗りっぱなし)。
↓これは北中込駅。
いかがわしいビデオショップみたいな雰囲気のある乗車券売り場やな…
ずっと晴れてたけど雨降ってきた。
小海線は標高1000mを超える駅がたくさんある路線でございまして。実際乗っててそんな感じはしないけども。
沿線には色々見どころあるんだけど、正直なところ列車本数がそんなにないし駅から歩いていくには遠いところが多いから車で行くのが現実的だったりします。
ところで、長野県の高所にあるのになんで『小海線』なのか、小海・海ノ口みたいな名前があるかっつーと、昔々大昔の1000年以上前に八ヶ岳が水蒸気爆発起こしてそれから千曲川の水がせき止められていくつかの湖が出来たんだけど、それを海と言ってたらしい。
いくつか海は出来て、小さかったやつは小海、大きいのは海ノ口とかになったらし。
ちなみにその海は決壊して無くなってしまったので、今ではその由来の海は残ってないっぽい。歴史と地名に残るのみ。ロマンあるよな~。
ちなみに湖を海に見立てて海と呼んでいたわけではなくて、昔は湖とか池とかの大水を『うみ/おほみ』と呼んでいた由来があるから、どっちかと言えば本物の海がそっちから来てるのかもしれん。よくわからんけど。
~後半に続く~
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