昨日の夜、村重酒造での宴中に友人妻から電話がかかってきた。
えっ、友人に何かあったか!?
聞くと「ウチの娘もパパとconさんと一緒に旅行したい言うんよ~!一緒でもええ?」とのことだった。
あ、そんなことか、安心したぜw
娘持ちの親としてはそんなことは極イージーな依頼でしかない。当然快諾。
というわけで、本日は友人Tとその娘と俺という組み合わせの3人旅行でございます。
まずは広島から尾道、そしてしまなみ海道に入ります。
昨日が雨で今日が晴れだからかかなりガスっております。
この橋が出てくるとしまなみ海道感出てきますな。
穏やか海面&遠くに見える島々が瀬戸内海らしさを感じれて良いですね。
愛媛県は今治に到着。
今治市本町あたりに何やら人だかりの出来てる店がある。
気になる!行ってみようぜ!
餅だ!餅屋だ!これは買うしかない!
あんこ入りとバター餅という聞いたことないものを購入。
このあたりで娘っ子が「パパと走りたい!」とのご要望にて、運転手交代して俺がちょっと先まで車を進めておきます。走りたい子には走らせよ。
走っとる走っとる。
あ、こけたw
しかしこのあたりはなかなかええですなぁ。
見どころが多い。もっと時間取って町散策したいところですね。
今治城近くに到着。
なんのためにここに来たかと言うと、城ではなく食堂です。
それがこちら、公園堂食堂!
外観からたまりませんね。
酒王クメノヰ…クメノヰ検索すると地図では出てくるけどどうやら酒造では無さそう。あるいは廃業してしまっているか。愛媛の松山市に久米の井銘柄の酒造はあるけど同じなんやろか???なぜクメノヰ検索では出てこないのか?
そんなどうでもいいことを考えつつご入店。
おお…おお…(涙
注文する前から満足感がw 来てよかった。
おでん…そういうのもあるのか。
温めれます。
朝定食注文しようと思ったが、朝定の時間15分遅くて日替わり定食となった。まぁどっちでもいいのだけど。
いいですね。こういうところでこういうものが食いたかった。
気のいい女将さんと大将で営む、公園堂食堂。
いい気分での旅の始まり感が満喫できてよかった。
店外の公園堂食堂カブと今治城のツーショットもまたよし。
食堂にはカブが似合う。超似合う。
ところで今治城なんですけど、日本三大水城?とか言われてるらしく、このお堀には海の魚が泳いでいるそう。エイとかサメがおるとのこと。高松城には鯛がいたからあっちも水城になるんかな?
後の調べで、今治城(愛媛)・高松城(香川)・中津城(大分)ということが判明。
いずれも海の魚が泳いでるらし。ちなみに高松城の鯛は稚魚から放流しているとのこと。そりゃそうよな。浅瀬に鯛なんか普通いないし。
食ったあと、スパ銭行こうぜということで、すぐ近くのこちら喜助の湯へ。
このタイミングでcongiroさん、業務が発生し思いがけないリモートワークで一旦離脱。30分後にやっと風呂に入ろうとしたら友人が出てきたw
もっと湯に浸かれということで友人を再度風呂に沈めることに成功!
サウナ入りたそうだったので娘っ子と俺はチャイルズ用あひるさん風呂であひる投げをしていた。というか俺が一方的にあひるを投げつけられていた。割と痛いw
ちなみにこのスパ銭、風呂自体というよりも風呂外がとても充実している。休憩所もそうだし、食事処も美容室もマッサージもetc…ここだけで長時間過ごせる内容でしたね。なかなか良かったです。
今治市から西条市へ移動し、寿喜心銘柄で知られる首藤酒造へ。
寿喜心がおそらく全種並んでいらっしゃる。完全な清酒蔵ですね。
そこで俺が買いに来たのは何か!?
そうです!粕取焼酎です!
蔵の公式にもないし店頭にもないけど、在庫はあるんですよw
念の為確認で聞いてみる。
「まだ造ってるんですか?在庫ってあとどのくらいありますか?」
先代が造ったのがタンクに残ってるだけで現在は造っておらず、今後作る予定もないとのこと。そして在庫は今の売れ行きで判断するなら10年は確実に持つ、とのことでした。じゃあそんなに急がなくてよいか…ということで2本ばかし購入。あとついでに普通酒の1合瓶も購入。今日の夜にでも飲むかね。
お次はまた飛んで、結構香川寄りの愛媛県四国中央市金田町にある梅錦山川へ。
梅錦っていう銘柄は有名じゃないかな?
しかし、行ってみると閉まっておりました。
新酒誕生!(閉店)
は~、残念。
しゃーない。
しかしこの蔵はかっこいいな。
蔵とその周辺の写真をどうぞ。
梅を模した鬼瓦の見事さよ。
そして住所看板がまた良い。
『走り出』で検索してもそんなに情報が出てこないけど、四国中央市は元々、川之江市・伊予三島市・土居町・新宮村が合併してできたもので、その流れで消失してしまったものっぽい。現在のこのあたりの住所は愛媛県四国中央市金川町金川なので、旧地名はごっそり無くなったんでしょうね。現在はこのような住所看板に名残があるのみ。
しかし、失われた地名と由来の載ってる辞典ってないかな?いや、絶対あるだろうけど決定版みたいな辞典があるなら数万でも買いたいな。誰か知ってたら教えて下さいませ。余談ではあるが、congiroさん、人名とか由来が大好きで故 丹羽基二センセの人名由来辞典は持っております。これの決定版がウン十万のやつが存在してたんだけど、図書館だけの扱いになっててかつ貸し出しも閲覧も出来なくて泣いた想い出がございます。中学生か高校生の時だから相当昔だけど。今はどうなんでしょうかね?
古本屋とかで買えるなら買うか…ていうかデジタルのほうが良いか。旅に持っていけるし。
余談が長くなってしまいましたが、梅錦で買いたかったのは米焼酎です。
残念ながら機会には恵まれませんでしたが。
さて、これから香川県のとあるダムを目指すのですが、その道中にある宿泊施設があったとのことで見ていきましょう。
愛媛と香川の県境近くにその宿泊施設はございます。
これです!
その名もそのまま『素泊まりバス』。
情報が殆どないから分からんのだけど、向かいのお好み焼き屋が運営していた素泊まり施設らしいのだけど、そのお好み焼き屋は既に閉業していて一般家屋として残っているだけでした。そこでお好み焼き食ってここで泊まるという流れだったんでしょうかね。
今は打ち捨てられた古びたバスがその表記を残すのみ。
その当時はお遍路さん向けかなんかで2000~3000円くらいで泊まれたとのこと。
なにもないところにポツンと出てくるだけなので、その当時でも泊まった人は少なそうだなぁ…
というわけで次エントリはいよいよ香川県に入り。
~次エントリにつづく~