JR勝田駅です。
取手駅から常磐線で水戸駅を通過して勝田駅。
ここでひたちなか海浜鉄道に乗って終点駅を目指すわけですな。
ところでここでときわ路パスのご説明。
要するに以下が1日2,180円で乗り放題です。
■JR
常磐線(取手~大津港)
水戸線(友部~小田林)
水郡線(水戸~下野宮、上菅谷~常陸太田)
鹿島線(潮来~鹿島サッカースタジアム)
■関東鉄道(全線)
■鹿島臨海鉄道(全線)
■ひたちなか海浜鉄道(全線)
■真岡鐵道(全線)
で、俺はJRだとこの範囲は全線は乗ってるんだけど、それ以外の私鉄は全部乗ってなくてですね。なので、酒造&酒屋巡りしながらどれだけ乗り潰せるか?ってのがポイントなわけですね。
乗り潰しだけなら1日で可能なんだろうけど、いろいろ巡りながらだけだと1回では回りきれんので、今後数回使うのではないかなと思います。
取手スタートで勝田からひたちなか海浜鉄道で終点駅の阿字ヶ浦に行って、そこからチャリで大洗に行って、大洗から鹿島臨海鉄道で水戸に行って、水戸から下館に行って、下館から真岡鐵道で茂木まで行って、茂木から下館経由で関東鉄道で取手に戻る、という予定です。
で、最初に言っておくと今回は予定通りに行動ができました。
これは俺行程では珍しいことw
勝田駅です。
ひたちなか海浜鉄道に乗り換え。
初めて乗る鉄道はアガりますね!
もうすぐですね。
阿字ヶ浦駅に到着。
すぐ折り返しで猶予ないから駅周辺ちょろっとしか撮れませんね。
さて折り返します。
阿字ヶ浦には有名な神社があるらしい。
干し芋神社ではなくて、酒列磯前神社(さかつらいそさき)ですね。
まぁこちらについてはそのうち。
酒列磯前神社は酒造・醸造の神様の神様とのことですね。松尾大社以外にもあったの知らんかった。
阿字ヶ浦を出て降りるのは勝田でも水戸でもなく、途中の那珂湊駅です。
車両基地もあるし、割と要所っぽくて乗降者数も多め。
さてそろそろ出るか。
駅を出てここからしばらくチャリ行程でございます。
那珂湊で酒屋見てそのまま大洗に向かいますかね。
酒屋はそんなに無いんだけどまぁてきとうに。
酒屋です。
一品のお燗瓶ありました。
これは水戸の蔵に行かなくても良くなってしまいましたねw
まちなみの景色のお楽しみといえば酒造協賛看板ですね!
月の井は現在の石川達也杜氏体制になる前からのものでございますが、その頃の月の井は誰も知らんのですよね。俺もしらんけど。
伏見鶴!これは珍しいのでは!?
伏見鶴は1970年まで伏見にあった伏見鶴酒造の日本酒で、その伏見鶴酒造は全株式を大倉酒造株式会社(月桂冠)が取得して共同酒造株式会社として設立したんよね。その共同酒造時代には伏見鶴を造っていたかは不明。
共同酒造は月桂冠の大八木蔵や北蔵で造りを続けるも北蔵が阪神・淡路大震災で老朽化が進んでしまったので(北蔵は解体)、現在は同グループの松山酒造株式会社(玉乃光酒造の目の前)にて集約製造をやっているのだとか。
googlemapみると、松山酒造と共同酒造は同じ場所で看板掲げておりました。
ところで松山酒造といえば最近、『十石』という銘柄でそこそこの知名度を上げてきておりますね!
そしてここらへんがたぶん那珂湊エリアにある元酒造。
ひたちなか市東本町で『笹乃雪』を造っていた笹島酒造でございます。
場所はここで合ってるのかわからんけど敷地的にそれっぽい気がする…けどよくわからん。
さて大洗に向かうか。
おっ、チェリー食堂!
俺みたいなCherryBoyはこういうところでお食事したいところですが休業中でございました。
この橋をわたると大洗町ですね。
大洗!ガルパンの聖地!
大洗磯前神社へ。
ここは御神酒があるらしいので寄ってみたんだけど、御神酒出るの正月だけらしい。
正月に大洗か~、なかなか厳しいな、それは。
その後、松籟の古川酒造店(廃業)です。
現在はフォトスタジオだったりコミュニティ施設になっとるもよう。
古河酒造店の並びのこちら(森屋)で和菓子購入。
どら焼きと干し芋入シベリアを購入。
大洗の多くの商店はガルパンの立て看板とかポスターとか色紙とか飾ってあるんですが、シベリア売ってたからプラウダ高校フィーチャーかと思いきやそうではなかったですw 美味しゅうございました。
ところで、この日は結局、ここの和菓子と芋しか食わなかったんですよね。
そんで月の井酒造へ。
月の井はおれんちの近くでもフツーに売ってるのでスルー。
そして大洗駅へ。
鹿島臨海鉄道に乗って水戸まで。
水戸駅着!
久々に来たが相変わらずデカい。
ここからチャリで明利酒類の運営する梅酒と酒の資料館 別春館へ向かう。
水戸にはもう一軒、一品を造る吉久保酒造があるんけど、那珂湊で入手できてしまったので行かんでいいか。後で知ったけど、この日は休業日だったらしい。
別春館に到着!
明利酒類といえば、関東三大桶のひとつですね!
明利酒類、美峰酒類、鍋店!(東亜酒造とか島崎酒造はどうだっけ?)
何も買わず。
水戸に戻り常磐線で笠間・下館方面を目指すが、一旦途中の内原駅で下車。
開いてるかどうか分からんが、須藤本家に寄ってみる。
Googleマップ上では休み表記なんけど、公式は不定休になっとったからね。
行ってみにゃアカンわけです。
淡々と走る。
そして蔵に到着。
開いてませんでした。しかしむちゃ立派なお屋敷やった。
酒屋に寄りつつ友部駅まで行く。
水戸からはそのままストレートに友部→笠間→下館に行っても良かったのだけど、友部駅で待ち時間が30分近く発生すると分かったので、ワンチャン期待で須藤本家立ち寄ったわけですね。乗換駅で長時間待ち発生するとよくやることなんけど、これで乗りミスしたことも多々あるのでオススメはしない。
友部駅から笠間駅へ。
通り過ぎたことは幾度とあるけど、降りたの初めてですね。立派な駅ですな。
笠間には笹目宗兵衛商店と武藤酒類醸造(廃業?)があるのだ。
その笹目宗兵衛商店へ。
裏口から入ったので最初気づかんかったけど、表に出だら笠間神社の参道で人いっぱい居た。笹目宗兵衛商店では目的の品はなかったもののカップ酒など購入。
笠間稲荷神社周辺は菊まつりやってるみたいで盛り上がっておりましたね。
駅は混雑してなかったのにw
人が切れるタイミングで撮ってるだけで、実際はめちゃ居たぞ!w
武藤酒類醸造(廃業?)はよくわからんかった。
このへんなのは間違いないけど、かつてこの笠間で『東海』を造っていた武藤酒類醸造でございます。廃業情報はネット上には無いんだけど、Googleマップでは閉業表記になっていて、そしてこの周辺にはかつての蔵の名残がない。他の人の情報見てそれっぽいの探したけどわからんかった。住所的にはこの辺。
裏道走っていると…
お!
笠間 芸妓組合!
喜樂 横丁会とありますね。
夕方には着飾った芸者が箱屋を携えて井筒屋に入っていき、夜の帳が下りるころ三味線や小唄が道にまで聞こえてきたと懐かしがっていた。その芸者衆をまとめる笠間芸妓共同組合も平成29年に解散した。
https://www.city.kasama.lg.jp/fanclub/data/commu_doc/1461032733_doc_4.pdf
俺は笠間の歴史を全然しらんけど、笠間城の城下町であるとか日本三大稲荷のひとつである笠間稲荷神社の門前町として古くから発展しとったとか。
俺は学生の時、歴史の授業はほぼ寝てたので知らんのだけど、こうやってその地に行って初めて知ることが多い。congiroさんは知らないことばかりです。
まぁでも酒造があるところなんてのは、かつて栄華を極めたような地が多いですからね。酒絡みでしか地理と歴史を覚えられないマンです。
しかし日本三大稲荷って…伏見稲荷大社とどこなんだ?
調べたら豊川稲荷と笠間稲荷と祐徳稲荷が2~3位候補か。
豊川稲荷はいなり寿司発祥…これは日本三大稲荷!
笠間稲荷は日本で最も古い稲荷神社のひとつ…これは日本三大稲荷!
祐徳稲荷は九州で大宰府に次ぐ参拝者数…これは日本三大稲荷!
あれですね、日本三大稲荷(4社)ってことで良さそうですね!
駅に戻り途中、壺焼き芋を購入。
皮が妙にケミカル苦い感じだったけど(これ大丈夫なやつ?)、しかしながら中はメチャ甘くてハイパーウマウマだった。蜜たっぷり。
ここ、店舗情報出てこなかったけど、この洋菓子店の向かいの笠間焼の店がやってます。看板もないけど営業してたら笠間焼の立て看板立ってる。中身は美味いので是非どうぞw https://maps.app.goo.gl/zUNsC7pJi4Hg6Jc67
どうやらこちら、Google mapに載ってる畑岡セトモノ店の本店らしい
↓↓↓
酒屋もちょっとばかし寄る。
さて、ここから下館に向かって真岡鐵道に乗りますかね~。
~後編につづく~