あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

オリンピックが東京に決まったから酒と絡めた何らかの話をする

※画像と内容は無関係

2020年のオリンピックが東京で決まりましたな。
これでオリンピックモデル日本酒が出ることは確定となったわけですが、とりあえずのところ『五凜』は国内的にちょっと有利なんじゃないかと勝手に思っております。
なんせ、オリンピックがらみのものはIOCだのに金払わないとほとんど商品化できないっぽいからね。
ま、そんなこたぁどうでもいいんだが。



とにかく、オリンピックです。
なにかしら、いろんな分野で商機だと思っとります。
これを生かさない手はないのですよ。


でね、オリンピックでさ、野球とかレスリングとかみたく日本が強くて、でも開催自体が危ぶまれているものあるじゃん。
そんでさ、柔道とか(冬だとノルディックみたいなの)、開催自体はあるんだけどルール改定でお家芸ではなくなってしまったものがあるじゃん。
なんかそんなの今までにたくさんあるじゃん?
たぶんこれからもそういうの出てくるんだと思うんだけど。
そういうことがあると、日本人感覚だと「勝てないと思ったらルール変えやがってズルイ!」になるじゃん。
決められた範囲内で頑張って頂点を目指す。これが日本人の感覚というか精神性というかそんなんじゃん。
でも世界基準だとさ、「そのままじゃ勝てないならルール変えりゃいいんじゃね?」みたいなのが当たり前って言うか。
俺は両方の考え方は正しいと思っているから、ルール制定があるまではロビー活動という競技で、ルールが決まってからは純粋なスポーツという競技だと思っております。
でよ、わざわざこんな話ここでするこたぁ無いんだけどさ、日本酒ってやっぱそのロビー活動が足りんのよ。
従来の美しき日本みたいな感覚で、「美味しいものを造ればいずれ人は分かってくれる」的な、「決められた範囲で頑張って美味しいものを造りました。以上!」みたいなさ。
このブログではずーーーーっと言い続けているけども、造っただけではどうしようもないのよ。
伝えようとする働きかけや既存の概念を変えてしまうという発想が無くては成り立たんのですよ。


7年もあるけど7年しかないんだ。
こういう大きなイベントって転換期にもなるからさ、もうマジで本当に中央はよくよく考えてガツガツ行動したほうが良いと思いますよ、と。



「オリンピックモデルの日本酒造ったよ!」で終わり!じゃなくてさ、そういう花火のあとにどういう種を撒けるか。
そういうの考えてさ、というか、理想とする未来を描いてから色々やってって欲しいのよ。
こういうのは各蔵だけが考えて行動っていっても、個の蔵では規模が小さくて影響範囲が狭いじゃない?
個の特性を活かしたまま、日本酒という全体をどう考えるか?
オリンピックが東京開催になったと言うことは、日本酒にとってとても大きな意味がある、そういう流れで持っていかないと。
その大きな流れを作っていくにあたって、中央の役割はものすごく大きいと思うんですよ。



オリンピック記念日本酒出して終わり〜!みたいにならんように、俺はこれからも注視していきたいと思います。
そして何が出来るのか、思いつきレベルでもどんどん言っていきたい所存。
ま、俺にできるのはそういう理想論言うくらいでしかないんだけどね。
というか、理想論はみんなどんどん言えば良い。




【メモ】
神戸新聞NEXT|社会|酒米減反枠超え増産へ 日本酒輸出で農水省方針
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201309/0006319274.shtml
うむ。


上のニュースはタイトルしか見てないけどさ、これからオリンピックあるでしょ?クールジャパンなんでしょ?ちょっとどうにかしてよ!みたいな方向でお偉い方になんぞ理解を得られるような寝技がいろいろと必要になってくる場面もあると思うんですけど、そういう清濁合わせた強さが欲しいところです。日本酒。
法が邪魔をするのなら、法をすり抜ける案や変える策を考えればいいんではないかと。
そこら辺がロビー活動で、それをやるのは蔵の仕事でなくて中央の仕事だと思っております。
蔵が魅力溢れる夢のある酒造りに注力できるように、中央はそういう動きをしてくれたらな〜、と。