あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

ふと思いたって「日本酒 凋落」で検索してみた。

※画像と内容は全く関係ない

まずは、いろんなサイトの引用をしまくるので先に言っておくと、
そのサイトの『日本酒の凋落』をテーマ(かどうか知らんが)に書いた人たちが、
今でも同じ考えでいるかどうかは分からない。今は違う考えを持っているかもしれない。
これは前提な。



志太泉オフィシャルブログ:愛知大学日本酒講座

今回(5月19日)の日本酒講座は挑発的に日本酒凋落のA級戦犯はだれだ。
というタイトルで行われました。

(中略)

結論はまとまりませんでした。

凋落の原因は何だ?の講座なんだけどね。


それより、興味深いのはこの次のエントリ(酒質はよくなったのに)だ。

まったく解釈はばらばらだけどエモーショナルな文章と都合のいいデータでも
引っ張ってくれば無限に作文は可能と思われます。

おもしろいなー。




安全・安心を守る消費スタイル:日本酒は「淡麗辛口」から「芳醇旨口」へ舵を切り替えよ!
日本酒を復活させるには、「5つの上昇気流」に乗れ!〜かつてなくうまい日本酒が売れない不思議な時代〜

最近では、淡麗辛口ブームに対する猛省が、清酒業界のニューリーダーたちを突き動かしている。清酒業界に復活のニューウェイブが続々と登場し始めたのだ。それが「芳醇旨口酒」だ。

俺と全く意見を異にしてる人の考えですな。
こういうの見るのも面白いモンです。




酒房 そえなか:日本酒のはなし:絶滅危惧酒

これを書くのはちょっと怖いのですが、動物の絶滅危惧種のように近い将来なくなってしまうかもしれないかわいそうなお酒のことを書いておこうと思います。

俺はこういう意見大好きなんだけどな。
やはりセンセーショナルでオカルティックな声高な論者に、このような意見は潰されるのです。




身近な話題から勝ち方の原理原則を考えるコラム:ランチェスターで斬る〜熱燗(あつかん)の逆襲

日本酒凋落の元凶といわれた熱燗が、黒龍の手によって見事に甦りました。

そんな元凶があるだなんて初めて聞いたよ。




玉乃光オフィシャルサイト:アル添酒の凋落

そして、純米酒だけがここ数年、増勢を続けている。
これは、日本の消費者が忘れかけていた純米酒への鑑賞力を、40年掛けて取り戻したことを示すものといえるのではないか。

おいおい、グラフちゃんと見ろよ!片一方が自爆してるだけだろ!




東京商工リサーチ:日本酒メーカー523社の2010年度 売上高動向調査

酒造メーカーの売上高トップは、白鶴酒造(神戸市)の340億4,700万円(前年度比2.2%減)。2位は月桂冠京都市)の294億100万円(同3.6%減)。3位は大関(西宮市)の225億7,700万円(同7.2%減)。上位20社のうち、増収は加藤吉平商店(福井県鯖江市)1社だった。同社は国内外の日本酒コンテスト入賞などで知名度を高め、海外の法人や国内の富裕層への拡販策が奏功している。

ただの統計だけど、なかなかに興味深い内容でございます。




ようこそ!中熊祐輔異業種交流リポート:雑学リポート:日本酒の話:目を疑う日本酒の凋落
時代万華鏡:日本酒再興 〜新たな愛好者創出〜
よくある内容なので、感想無し。




で、いまの俺の考えだが、
「実は日本酒は凋落したのではないのではないか?」と言うのがある。
凋落って何ぞや?だけど、かつて栄華を極めたものが衰退の一途をたどるとかそんなんだよな。
もう、俺は本当に過去の統計を見てないから全く適当に言うけど、
かつて日本酒が栄華を極めていた時代があったのであろうか?
『それしかなかったからそれを飲んでた』は俺の定義では栄華じゃないよ。
色々と対抗馬が居る中で、ずっとトップで居続けた物が衰退した。だとしたら凋落と思う。
こういうのってまぁ言葉遊びだし、広義狭義で解釈変わるからなんとも言えんのだがな。



たま〜に、アル添や三倍増こそが凋落の元凶とか言ってるやつが居るけど、
「じゃあ純米だけだったら凋落しなかったの?」って聞いてもロクな答えは返ってこない。
根拠も無く「そうだ!」って言うかもしれない。
じゃあよ、昔に較べりゃ何でもかんでも容易に純米酒を入手できるようになった昨今、
全然売り上げが上がってないのは何故なんだ?それには答えられるのか?
「三増がー!アル添がー!」って言ってるヤツは、飲みの場だけで仲間内だけに喋ってろよ。
根拠も解決策も無い糞演説はもう見飽きた・聞き飽きたよ。


そんでさ、灘伏見こそが凋落の元凶とか言ってるやつも居るけど、
「じゃあ灘伏見居なかったらどうなるの?」って聞いてもたぶん答えは返ってこない。
俺から言わせりゃ、居てもダメかもしれないが、居なかったらもっとダメ。だと思う。
俺は大手がダメとか思わない。大手が無かったら中小もまとめて消え去ると思う。
大手の役割は『浅く広く』だ。中小の役割は『狭く深く』だ。
深いから本格的?バカ言え、所詮は大手の隙間だよ!
大手が大きければ大きいほど隙間は増える。中小の深みはより増すことができる。
そんな程度だろ。
でっかいとこ叩いておきゃイイみたいな糞風潮こそ改めてよ、もっと違うこと考えろや。



ま、こうやって調べた結果はだ。
単純に俺が興味を持つような内容のもあるし、糞論文も結構多かった。
糞の多くは「誰かがどこかで言ってたんだけど〜」感が拭えず。
こんなんでどっかの連載持てるなら俺が書いた方がよっぽど良いだろう。
お前らもそう思うだろ?あ?