日暮里舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅から歩くこと10分、舎人団地商店街という小さな商店街の中にその酒屋はございます。
Liquor Jack(リカージャック)と看板に書かれておるそのお店の名は『酒のすぎさき』。 入口には酒の量り売りの立看板がありますね。
店頭には野菜が売っていたり、入ってすぐのところにアイスクリーム冷蔵庫とビールサーバーが見えていたり、風体としては個人スーパーみたいな印象がちょっとありますね。それだけにものすごく入りやすい。
そして一歩入ると量り売りの貯蔵樽やクラフトビール群が鎮座しております。
店内真ん中らへんには駄菓子、奥は酒とテーブル。
老若男女誰が入っても問題ない商品構成でめちゃ気楽。いいわ~。
そしてなんと言っても特筆すべきは、舎人団地商店街の各商店で買った食べ物を店内に持ち込んでテーブルで飲食可だったりすることなんですよね!
これは大人も子供も楽しいシステム!
舎人団地商店街には肉屋も魚屋も焼き鳥屋も豆腐屋もたい焼き屋もあり、ひと通りの「こういう所で食べたいもの」は大体揃ってしまうのでパーフェクトなのですよ。
この時はたい焼き屋できゃべ玉(お好み焼きみたいなの)買って、酒屋でクラフトビール買ってやりましたけど、なかなかない組み合わせが味わえるのもイイよね。
酒も焼酎も過不足無く結構な銘酒が揃っていたりするし酒の割材も豊富なので、まず満足できるでしょう。
こういった関東ローカルっぽい割材も豊富に扱っているところがまたたまらんのですよ。アルコールメインで割材を選ぶもよし、割材メインでアルコールを選ぶもよし。
そしてこちらのお店のメインとも言える酒の量り売り、これがかなりすごい。
気になるものは試飲させてもらえるので安心!
量り売り酒は軽い飲み口の物が多くてどれも日常酒としてかなりのクオリティなんだけど、俺のイチオシはなんと言っても『秘酔 麦仕立て(リキュール)』ですね。これは2018年買って良かったものランクイン酒でございますよ!
とにかくこれがウマいんよ。カスタードっぽい風味があって「これは酒界の洋駄菓子や!」みたいな感じで思わずニンマリする。深さではなく軽さで高みに到達した逸品というか。まぁとにかく試してみてほしい。
量り売りなので容器持っていけば入れてくれるし、容器がなかったら容器だけ別売りもしてる。ペットボトルの水も売ってるから、それ買ってカラ容器にして入れるのも良いぞ(そうした)。
レジ横では日本酒や焼酎も一杯いくらで飲めるので、とにかく飲みたいものは何でも飲めるし、一回の来訪で全て体験するには肝臓が持たなすぎるw
足立区の最も北に位置するだけあって俺んちからは超遠いけども、それでも幾度となく行きたくなる魅力に溢れた地域密着店なんよね。
是非、舎人団地商店街のリカージャック 酒のすぎさきに行ってみてほしいぞ!
【おまけ】
九州人のソウルフードのひとつ、竹下のブラックモンブランまで売っとるやんけ~!
福岡人の俺は買わない理由がない。食ったことない人は食ったほうが良いよ。これは九州で半世紀に渡り愛されてきた最強アイスのひとつ。最強。
【関連エントリ】