珍しい2本立てでございます。
前のエントリから読んでくれ。
ま、前のエントリはギャグだけどな。
日本酒に興味が無い、飲んだ事ないといういわゆる『0層(ゼロ)』の人に、獺祭というのは今やものすごいネームバリューとなっとります。
今品薄だから手に入らないんだけどさ。
こういう0層ってのは、ブランドとストーリーを求めているので、獺祭を求めてきたんならやっぱり最初に飲ませるのは獺祭がいいと思うわけですよ。
俺は、日本酒への理解って別に全然必要とも思ってないから、やっぱ獺祭求めてくる人に他の銘柄オススメする理由もないというかね。
他の銘柄オススメするなら獺祭飲ませたあとでいいし、もしくは、獺祭に替わるブランドとストーリーを提供せねばならんと思っとるわけです。
極端な例だけど、ハーレー買いに来た人にドカティとかBMWとかオススメしないでしょ?
それはなぜですか?
全く違うものでしょ?
バイクだし走るから一緒?そんなわけないよね?
でも、ドカティやBMWのハーレーにはない素晴らしさを伝えることができたら、ひょっとしたら買ってくれるかもしれないし、その人はバイクに対する理解をさらに深めてくれるかもしれない。
酒に理解があるなら、そのお客さんが欲している酒を取り巻くストーリーやブランドもちょっとだけ理解してても良い思っておりますよ。
ほかの酒を薦めたいのはあなたの都合です。
ま、獺祭の品薄解消しないとどうにもならんのですけどね。
酒屋さんにおかれましては「獺祭ありませんか?」の問い合わせ多くて大変なことでしょう。お疲れ様です。
獺祭置いてない酒屋はもっとお疲れ様です。
扱ってないのに問い合わせだけは来るという。
本屋みたいな流通と思ってるお客さん多いですからね。
ちなみに、congiroさんはですね
『あの獺○を超えた!?○○がついに入荷!!!』みたいな売り方する酒屋大好きです。
俺の考える『獺祭に替わるブランドとストーリーを提供』って、せいぜいこのレベル。
とりあえず、俺に「獺祭飲みたい!」と言ってきた0層の方には、獺祭の瓶に入れた茶色い竹鶴を飲ませてあげますからね!
「ずいぶん…酸味の強いお酒ですね…」
「でしょう!(だって竹鶴だもん!)」
「おい…しい???…ですね?」
「でしょう!!(だって竹鶴だもん!!)」
「う〜ん…」
「あの○○さんも大絶賛してたお酒ですからね!」
「あ、あはは!そうですよね!美味しいですよね!」
「でしょう!!!(だって竹鶴だもん!!!)」
そういや以前エントリ立てたな。
あのcongiroが、プレミア酒を大いに語る!
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20131022/1382405479
だいたいこんなもんだと思いますよ。
おわり。