あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

飲まない週間(月ようび):なんか酒蔵のこととか思いつくままにテキトーに書く

タイトル通りではあるんけどね。
土曜日の壮絶な記憶喪失&二日酔いに加え、月曜から忙しくてどうにも調子が悪かったんよね。だから飲んでおりません。とりあえず空瓶の写真でも載せておきますが。

さて、何書けばよいのかw
なんかテキトーに軽めのことでも書くか。

 

【酒蔵のこととかテキトーに書く】

昔の日本酒蔵って、安くて利益の少ない日常系(上撰・佳撰)をメインに地元でたくさん売って、ときたま特別な日用orご贈答用に高い大吟醸・純米大吟醸などが売れてたと思うんよね。(このとき純米って誰が買っとったんやろ?)
そしてそれで回っとった。たぶんメイビー。
西日本の某蔵が「普通酒でランドセル買った(安酒売って子どもたちを育てたの意)」と言っていたことを思い出す。
それだけ各地方に日本酒を飲む人たちがおったわけですね。

で、現代よ。
そのビジネスモデルは思っきし崩壊しつつあるor崩壊した。
ご贈答用に酒を買うことが減った。これはもうメチャメチャ減ったと思う。
安くて利益の少ない日常系はメイン消費者が高齢化or鬼籍に入られましたので売れんくなりました。
新時代日本酒ブームと言われているやつは『味と香りが良い純米~純米大吟醸あたり(雑い定義)』が好まれる。とされておりますが、まぁそんなの超大手と地方大手と一部中規模蔵しか造っておりません。
地元向けでやってた中小蔵は新時代日本酒(っぽいもの)を造ろうとはするものの、そもそも地元人がおらんし新世代を好む客も来ません。
まぁ実際、地方中小はガンガンに潰れとるんですが、なんかこう明るい展望が見えませんね。それこそ観光地にある蔵であればどうにかなったりもするんですけども。

そういえばこの前、剣菱の白樫社長と話していたときに「昔は宿場町(&街道沿いとも言ってたと思うが忘れた)にしか酒造をつくることは許されなかった」的なこと言ってたっけな。
ホントかどうかは検証してないから知らんけども、全国旅した印象としては確かに宿場町とか街道沿いで多く見るよな。ていうか、(大規模工場でもない限り)人がおらんとことで酒造る理由はないんだけども。

それで思い出したんけどね、岐阜県加茂郡に松井屋酒造場ってありましてね。
ここで蔵の方と話していたときに「昔はこのへんは宿場町だったけど近くにバイパスが出来てから一気に寂れた」的なことを言っとったんですよね。

www.town.tomika.gifu.jp

matsuiya-sake.jimdofree.com

で、俺が行ったときはまぁ小雨だったこともありましたけど蔵の前の通りは人全然いないし車も通らない感じだったんですよね。
ちなみに松井屋酒造場の酒は素晴らしいので皆様もどうぞ。

congiro.hatenablog.com

このようにメイン通りが急に過疎るってのは極端な例ではございますけども、それでもまぁ地方の少なくない蔵は周りに人がいない環境で酒を造ってる訳ですよね。
閉業こそしてないものの、その代が終わったらおしまいってことで桶酒にラベル貼り替えて売ってる蔵が増えた中、自醸しとる蔵の存在は貴重なのでおまえらも見かけ次第ドカ買いすると良いと思います。俺は桶も喜んで買いますのでお前らにおかれましては桶も買うと良いと思います。

あ、松陰(マツカゲ)、詳細レビューしてなかったな…
せにゃならんけどもう3年以上経ってるからそれレビューするのも違う気がするなw
新しいやつ買いに行かにゃ行かんな~。