友人から夕方に「出かけませんか？」という連絡が来た。
どこ行きたいか聞いたら「SAKE Street行きたいですね」という。
俺も空いてたので一緒に行くことにした。
『SAKE Street』です。
このご時世下で試飲をやっていなかったので、酒を買って店を出た。
ちなみに２人とも天美を買いました。
さてここからノープラン。
俺は特に行きたいところがなかったので友人に委ねた。
とりあえず水天宮の友人がおすすめするワイン屋に連れて行ってもらう。
こちらは南アフリカワイン専門店の『a2 by af-liquor』ですね。
こちらも有料試飲があるので気になったのがある人はやるといいと思います。
かなりオススメなんじゃなかろうか…ワイン詳しくないからわからんけど。
俺は南アフリカにも酒精強化ワインがあるってこの店で初めて知った。
その他、水天宮と人形町では色々と酒屋を回るも日曜ということもあって結構閉まっていた。
友「なんか良い感じのとこないっすか？」
俺「歩いていける範囲であるかは分からんけど…無いことはないね」
たぶん良い所だろうということで初めての東京シティエアターミナルに来た。
どういう所かと言われると結構説明難しいけど、箱崎ＪＣＴとこにある羽田・成田にリムジンバスが出てる複合施設かつパーキングエリア。
わざわざ行く所かと言われると多分違うと思うが、この機なのでわざわざ行った。
「T-CAT…東京シティエアターミナルのオリジナルキャラ、Ｔキャットか～」
と思ったけど、後で調べたらこいつの名前は『またたびくん』でした。オイッ！わかるか！でも、エエなこれ。
いや～、しかしね、良いですよ、ここは。
ターミナル系施設が持つ独特の空気がすごく感じられる。しかも混雑しない系の。
「あ…ここ、ニチレイの自販機なかったっけ？」と思ったらニチレイじゃなくて福しんの冷凍自販機でした！えっ、これはレアなのでは？？？
買いたい衝動に思いっきり駆られる。
しかも福しんの店舗もあるのよ。
西武線とか池袋周辺でしか殆ど見られないのに、こんなところにシャレオツ福しんが。
食いたい気持ちはあったけど、ここで食ってしまうと今回の散策がここで終わることを意味するので（歩く気無くなる）、次回食べに来ることを決意。
こちらは休憩所。
友「なんかめちゃチルくないですか？」
俺「めちゃチルい」
都内施設としてはゴミゴミしてないし、施設は新しくないけど落ち着く。
めちゃいい。初めて来たけどすごく気に入った。
わざわざ来るところなのかと言われたら違う気がするけど、またなんかの折に来てみるか。福しんで食べにゃいかんしな。
俺「佃島とか行ってみる？結構距離あるけど」
友「行きましょう！」
いや～、暗くなるの早くなってきたなぁ。
この日は酒屋こそ殆ど開いてなかったけど、スーパーは開いてるのでだいたい寄っていった。別に酒買いツアーじゃないのだけど、同じくコレクターの友人との都内散策なので勝手に酒が増えてゆく。重いｗ
友「常軌を逸した買い方する人は信用できますよね」
俺「わかる」
友「情念が違いますからね」
俺「情念だけじゃなくて自発的な強迫観念持ってるよね、コレクターって」
友「絶対ありますね強迫観念」
そういう話をしながらダラダラ歩く。
隅田川の中央大橋。
友「おのぼりさんみたいに写真撮りますね！」
俺「いや、あまりにアーバンすぎて…」
おそらくここから撮る夜景は東京で最も『アーバン』という響きがふさわしい場所のひとつと思う。
そしてね、佃とか月島とか埋立地なのだけど明治時代からの歴史があるから、アーバンまちなみと古いまちなみが混在しとるわけですよ。たまりませんね。
この佃小橋を渡ると佃島です。
佃（佃島）はこの一帯においては最も下町感を味わえる場所と思う。銭湯もあるし。
良い感じの酒屋もあんのよ。
ここでＲＴＤを買ってゆく。
そしてこれよ。
ほろよいの冷やしパイン、すごく美味い。
しばし隅田川を眺めてボケっとしておりました。
勝どきにも向かう。
友「ここまで来たからオリンピック村見に行きません？」
俺「行くか～！」
新島橋にて。
Deux Tours East TowerとDeux Tours West Towerの間に見事な月が出ておりました。
良いですね。
で、こっから晴海に向かうんですけど…厳重ですね。
あ、選手村側には行けんのか。そりゃそうか…
友「そう言えばオリンピックって観ました？」
俺「いや、全然…」
こうして俺たちのオリンピックは終わった。
勝鬨橋渡って築地通って銀座方面に行きますかね。
どこかでメシ食えたらいいなぁ。
築地で場末の中華料理屋に行こうと思うも、このご時世下で20時には多くの店は閉まっているもよう。ちなみにもう21時過ぎてる。
銀座。
日曜のこんな時間だからってのもあるし、ご時世もあって人がおらん。
駅前、一部のチェーン店は開いていた。一部の居酒屋も開いていた。
俺「チェーンって感じじゃないしなぁ…酒は別にいらんし…」
友「ですね」
意外なことに有楽町周辺で開いてる居酒屋はかなり多くの店がアルコール提供していた。『酒飲めます』の看板には笑ってしまった。
俺「あえて帰るか」
友「帰りましょうか」
東京駅から中央線に乗り換え、電車に揺られ言葉少なに家路へ。
家に帰り着いてぬか漬けのきゅうり一本を食べて水飲んで寝た。
～おわり～
