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日常:昭和を代表する偉大なる喜劇王が亡くなった

尊敬するコメディアン、志村けんさんが亡くなった。
ブログにはあまり訃報の類は書かないことにしているのだけど今回は特別だ。
以前は兼高かおるさんのことも書いたけど、やはり自身の思想にまで染み付いてるレベルとなると素通り出来ない。
思想とは…ものを見る時のフィルターと言えば良いだろうか。
「その経験があったからこそ、それを通して見える景色が変わった」というか、感覚的なことだからこの程度でしか説明できないけど。

兼高かおるさんの番組を見ていたからこそ、俺にとって旅はいつまでも憧れと発見に満ちている。
志村けんさんの番組を見ていたからこそ、俺にとって日常はくだらないユーモアに満ちている。

俺はドリフ世代ではあったけど、特に頭に焼き付いているのは寝っ転がってテキトーにテレビ点けたときにやっている深夜番組だった。番組名は色々変わってるから思い出せないが、そこらへんの人たちの日常を描いたくだらないドラマ調コント番組だった。
そのくだらなさにこそ志村けんさんの根源があるように思えてならなかった。
たまに見る程度で決して熱心な視聴者ではなかったが、思い出すのはドリフでも加トケンでもなく、深夜放送の日常コントだった。

あるとき、神社の神主だか巫女だかに扮した志村けんさんが、参拝客の帰り際に「グッドラック~!」と声をかけて「?」な顔をされるシーンがあった。
ドリフの大爆笑みたいに仕込み爆笑があるわけでもなく、観ている者が妙な違和感にニヤリとする程度のユーモアだった。
そんなちょっとした違和感を盛り込む静かなユーモアがとても好きだった。
そしてなぜかこれがものすごく印象に残っている。

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俺はそんな、”志村けん”の描くくだらない日常に救われてきたのだ。  

これまで本当にお疲れさまでした。
どうか、安らかにお眠りください。