おはよう福島モーニング!
窓開けっ放しで寝てたから寒い!アホか!
というわけで朝ごはんです。
このご時世で値下げしてたのかもしれませんが、それにしては満足感高すぎますね。
朝食の後はチェックアウトギリまで部屋でのんびり。
いや~、良いホテルでした。
ありがとう、グランパークホテル エクセル福島恵比寿(長い)。
さて、福島出身の友人エスコートによる、朝の福島を散策いたしましょう。
よくある道路ではあるんですけど、それでも地域性みたいなものがほんのり見えますね。遠くに見える山とか、建物の高さとか、道路の広さとか。
ちなみにエスコートしてくれてる友人は、まさか実家の近くで泊まるとは思わなかったらしく新鮮だったとのこと。まぁ確かに俺も実家や自宅近くで宿泊とかしないよな。
俺の場合だと、荻窪に旅館西郊っつーめっちゃ渋い旅館あるけど、行行きたいきたいと思いつつあまりにも近すぎて「なぜ家の近くで泊まるのか!?」を自問自答しつつ結局泊まってないわけですが。
さてここからは朝の『夜の街』を散策です。
なんだろうか、完全に淫靡なナイトスポットなのに『ここは・・・歩道です』のメルヒェン感は。これが幼児退行プレイというやつか。
そして夜の街はこの履物屋・模型店・青果 珍味店を境に住宅街になるみたいです。
歴史のありそうな3店舗ですね。
友人曰く模型店はかなり有名な店だそうで。
今やこういう店も減ったから超貴重ですね。
そして雰囲気ある通りを抜けます。
生活の見える通りは大好きです。
こういうのもたまりません。
そして友人が「連れてきたかった」というパン屋のオジマへ。
congiroさんの最近のマイブームが製パン屋なので嬉しいですね!
入口も素晴らしいけど、側面がまたやべーな!いつからの建物なんだ?
こういう手描きPOPも素晴らしいですね。
さて店内にinしましょう。
初めてなのに懐かしい。たまらない!
こういうトラディショナルでオーソドックスな構成は、今求めてもなかなか無いような気がするからスゲー貴重よな。
なんだろう、「よい」という言葉しか出てこない。
店内の奥は喫茶室となっております。お店の方のご厚意で撮らせていただきました。
角の丸い四角窓とかもたまりませんね。
時間があったらここでホットケーキをキメたかったぜ!
焼きサラダとマドレーヌ(フルーツ)をお買い上げ!
来てふくしま、ていうか、また来る案件!
そしてオジマと道路を挟んで斜め向かいに気になる店が!
洋食屋と書いてある洋食屋は信頼できる!
しかもカロリーですよ!
電車の時間近づいてきたので巻き気味に歩く。
これはなかなか一癖ありそうな店主がいそうだな。
このBar山小屋とその隣のMINGUS(ジャズ喫茶?ジャズバー?)は老舗でとても有名な店らしい。めちゃ行きたい。
そしてその横っちょに老舗のラブホがありますね。
「MINGUSからのホテル竹苑で夜のインプロビゼーションとかあったんですか?」って聞いたら「無いです」と無碍な回答をいただきました。ありがとうございます。
さて、もう時間がない。
これは潰れる潰れる言って潰れない老舗デパートだそうです。
各地にありますよね。そのまま潰れちゃう所も多いんですけど。
福島散策、短時間ながら堪能できてよかったです。
次回、時間取れたらバーとか行きたいし、良さげなアイスの店もあったのでそこにも行きたい。つーわけで、またの機会に取っておきましょう。
さてここから、郡山→新白河→黒磯→宇都宮→小山と乗り継ぎます。
しばし車窓をどうぞ。
郡山で駅ビルの酒屋見たけど、欲しいのはなかった。
ここまでかなり車内は余裕があったけど、新白河からもかなり余裕があった。下手すりゃ立ちとかもある路線なのにこの人の少なさたるや…
さっき買ったパンとマドレーヌをば。
良い。とても良い。
想像と違わない「食べたかった味!」それこそが伝統店の意義!
昨日とはうってかわっての晴天にウトウトしております。
黒磯の手前の黒田原駅の近くに何やらローカルスーパーありますね。
こういうところも攻めたいですね。
食って寝て、ぼんやりしてるといよいよ目的地が近づいてきた。
目的地の小山に到着です。
小山は行きたい酒屋と酒造が有ったので、ここからカーシェアでイケるだけ回ろうとなったのですよ。なので俺はここまで酒を飲まなかったという。
車はハスラー(軽)。
初めて乗ったけど割と乗りやすい。
小山では友人に教えてもらった酒屋(西屋酒店)に行くのです!
なんかすごく濃い酒屋らしく。グーグル先生いわく日曜日もやってるとかで。
が!行ってみると…えっ、開いてないだと!?
なにかの間違いかと思い電話してみたら本日は法事のため臨休とのこと。しゃーない(T_T)
失意のズンドコの我々は、門外不出という粕取り焼酎を造る西堀酒造へ。
俺は運転手なので飲めないですが、友人2人に粕取焼酎を始め日本酒などを試飲していただきます。友人たちは意味深に「これはすごい…」と唸っておりました。なるほど〜。
粕取焼酎を購入させていただきました。
小山には酒造たくさんあるんですけど時間的に厳しいのであとは駅に向かいつつ、寄れるところに寄ります。
そして車返して終了。
最初の酒屋がメインだったのでかなり不発気味に小山終了となりました(T_T)
まぁ、次回車旅行しようと思ってるのでそのときは寄ってみよう。
ちなみに小山には鳳凰美田の蔵もあるらしいのですが、諸般の事情により立ち寄るのは止めときました。
湘南新宿ラインに乗ります。誰も乗客おらんな。
というわけでここぞとばかりバーカウンターcongiro開店です。
誰もいないこの時期だからこそできる贅沢を。
ブラジルスーパーで買ったサルシッチャパンと栃木の十一正宗。
サルシッチャパン、ええな。この細かいことは気にするなというストレートな味。
十一正宗もオッチャン酒ながら糖を感じるうっすらした飲み口はオールドスクールの魅力が十分に出ているな。どこにもマリアージュ要素もペアリング要素もない、こだわりの飲食店ではあり得ない独立独歩の味わい。いいぞ。
そして次はブラジルスーパーで買ったタイ産のサトウキビドリンクと徳州(徳之島のラム酒)を割ってみる。
???んー?
やる必要性を感じない。甘い。
もっと割るかー。
あれ?単独ではあまり感じなかったコーンスープ感出てきた。ウイスキーのニューポットのアレ。
よし、もっと割ろう。
コーンスープ感スゲーな。
「コーンスープが無ければ徳州&シュガーケーンのブレンドを飲めばいいじゃない!」みたくなってきた。どっちも手に入りにくすぎるが。
それから少々デキャンタージュ。
あれ?美味くない?美味いよ。
ゆっくり飲むと美味い。
これはロックだと絶対いいはず。
これも飲食店ではあり得ない組み合わせの妙。
congiroバー、これにて閉幕!
南浦和から武蔵野線で秋津へ。
なぜ秋津かというと、あまり行かないというだけで特に理由は無いです。
スゲー名前の居酒屋あるな。
俺らは入店資格あるから入れるけど、一応候補として後回しにしよう。
秋津というと串モノの店のイメージが強いんですけど、さんざん街歩きしてやたらムーディーな雰囲気を醸し出すこちら『グルマン・ヤマ』に入ってみます。
一人だとこういうところなかなか入れないけど、複数だと勢いで入れるから良いね。
やたらと音の良いスピーカーで有線ではないと思われる店主好みっぽいジャズの流れる店内は素晴らしい雰囲気がありますね。
まだなんにも飲み食いしてないけど大当たりじゃないのかここは!?
タコのカルパッチョとイタリアンサラダ、そしてボトル(白)を注文。
ワインは水のように飲める淡麗系。たぶん大型の試飲会とかだと魅力に気づかないかもしれない。でもこの店のこの料理には素晴らしく合ってる。うまーい!
ソルベ状のタコのカルパッチョがまたワインに合うこと!
イタリアンサラダも小技を感じるうまさ。これは良い店や~!
ここで友人、「私、ワインは0.5度単位で度数わかるんですよね。12.5度でしょ?」
俺「ビンゴ!スゲーな!」
じゃあ、お次はハーフボトル2本ずつ赤と白で。
赤を飲む
友「これは13度ですね。」
俺「うーん、俺は12.5度かな?」
11.5度でした!
俺「なにが.5単位で分かるだよ!マエストロ返上しろ!」
友「すいませんでした」
俺「じゃあ白はせーのドン!でいきましょう。せーの!」
友「12度!」
俺「12度!」
正解は…12度でした!
マエストロ復活!なにマエストロなのかは知らんが。
しかし、この店最高にいいな。
俺らはサイゼに慣れすぎてるから出てくるの遅く感じるんですけど、ワイン飲みながらゆっくりジャズ聴いてると時間を楽しむことができるんよね。待っている時間をゆったりと楽しむってのは最高の贅沢でございますね~。
カジキステーキとか白身魚のなんかとかパスタとか、どれもこれもうまい!何から何まで贅沢味・滋味を感じる。ワインも小気味いい。
いや~、良かった。最高に良かった!
久々に素晴らしい個人店のレストランにきましたね。
グルマン・ヤマ、気に入りました!また行こう。
そしてそのあとなぜかサイゼリヤへ。
ラコンブリッコラの炭酸割りにレモン汁。美味すぎる。
この気楽さが俺たちのサイゼリヤ。
そこで考え事をしていたら(してない)いつの間にか寝てしまい終電になっておりました。またこういう事になってしまったね。明日仕事なのに。
というわけで、これにて解散!
帰りの電車に揺られながら、我々はなぜ仕事をしないと食えないのか、誰がそんな世の中にしたのか…そんなことを思いつつ帰宅し、自宅のお風呂でまたもやスヤーしてたらチュンチュン共にモーニンコールされて目覚めました。これから仕事とか死ねるな…
しかし、サイコーにサイコーに楽しい旅だった。
いきなりの呼びかけに集まってくれてありがとうな~!また行こうぜ~!
~fin~