あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

思い立ったら即旅行!18きっぷ&レンタカーでゆく、酒しか見えない栃木・福島ツアートラベル旅行記2020(1日目)

(トップ画像:那須の月井酒店で仕入れた酒粕ぜりい) 

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睡眠時間わずか2時間!
寝てない自慢でおなじみ・ザ・congiro!イエー!死ぬ!
昨日のエントリ見てわかるように、旅行するの決めて諸々連絡して飲み終わったの23時くらいなんよ。そこから解散して家帰って準備して溜まってた数日分のエントリ更新して…だから、全然寝る時間ねぇ~!


そして、おはよう朝5時モーニング!

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起きて電車乗って…ここで友人より電話が。
「何番線?」
「は!?」
「いや、だから何番線?」
「俺は池袋だよ!どこに居るかわからねーのに分かるわけねーべ!」
俺の友人はとても自由です。その友人とは赤羽あたりで合流。
もう一人は先に行ってるとのことで、おそらく栃木県の宇都宮か黒磯あたりの合流となるでしょう。

深夜に連絡して朝イチから集まれる友人がいるのは、ありがたい事だけどいささかクレイジーな感じもいたしますね。 

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電車スカスカですね。
平常時なら”立ち”もある路線なんですが。

んで、黒磯合流。 

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車内は相変わらずスカスカです。
旅行者としては都合良いけど。

それでは、本日の予定を30分以内に決めてしまいましょう。

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「新白河で車借りて那須とか会津若松とか行くか」
「そうしましょう」
「泊りは…郡山か福島しか駅前の宿無いな。福島に大浴場&朝飯付き和室あるから福島にしよう。」
「そうしましょう」
決定した。話が早い。


かくして新白河で一旦降りてトヨタレンタカー使います。ネットだと一時間後の予約しか受け付けてくんないけど、現地に行けば早めに使わせてくれるのは超助かる。ランダムチョイスのカローラは車内広々&燃費超良くて助かったゾ!ありがとうトヨタレンタカー!俺たちのトヨタレンタカー!(PR)

てなわけで、車に乗って那須へ向かう。

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まずは月井酒店。

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ここは数年前に友人と温泉旅行のときに来たところですね。
しかしいい酒屋ですな。この場所にしてこの圧倒的なセレクト力。明らかに多くの酒屋を凌駕しています。那須旅行に来た人と、わざわざ行ける好事家には超オススメ。
何気に鳳凰美田の昔のショットグラスがすごく格好良くて買ってよかった。

そしてここから山越え。

…の前に、古くからある地場の酒屋があったので寄ってみましょう。

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閉店セールで安くなってたのでちょいとお買い物など。

 

そしてここから山越え。なのだが、雪が…
この車、スタッドレスよな?雪道走行は経験無さ過ぎて勝手がわからん…うおっ!滑る!ピャー!こわい!

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山道では脳内にユーロビートが流れることでおなじみあのcongiroさんも、さすがに雪だけはお手上げ。ハイパーのろのろ運転で頑張ります。めっさ神経使うわ… 

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途中、道を間違って那須高原の展望台に行ってしまったのだが、『恋人の聖地』なるモニュメント付きの広場があった。当然誰も居なかった。恋人はこんなとこに来るのか。


やっとのことで国道に到達したcongiroさん、緊張感から解き放たれ(“初垂れ”思い出したお前は末期)、眠気がピーク!
少々道の駅でご休憩。

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そしてここから本格的に酒屋巡りが始まります!

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全く名の知れない酒屋を中心に巡ります。楽しいですね。

ところで今回の旅は観光要素が皆無ですね。
せっかくなので『塔のへつり』って観光名所に行ってみましたが冬季閉鎖でした。

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まぁ、俺は観光地行かないでも車で走っていれば観光なので満足なんスけどね。

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こういう風景を見ているだけで大満足。 

 

酒屋巡りは続くよ続く。

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並走している線路は会津鉄道 会津線ですね。
この酒屋の右の道を進むと湯野上温泉エリア。

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温泉に入りたいけど時間が無い。

湯野上温泉駅とその周辺。

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駅舎へ

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友人が言っていたネギで食べる蕎麦とはこれのことか。

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ネギで食べると言ってもネギ蕎麦ではなくてネギを箸として使うらしい。(物理的には)意外と食えるそうです。味はふつうだそうです。

そうこうしてると列車が来た!

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よい…良すぎる。


お次はその先の芦ノ牧温泉駅周辺。
ゲロ渋いっすね。

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かつてストリップを営業していたという芦ノ牧温泉劇場の跡地を見に行ってみるも何も無かった…残念。芦ノ牧温泉劇場については各々検索してくれ。ていうかした方が良いだろう。

goo.gl

跡地は無かったが、このあたりの散策は楽しかったですね。
ご時世とは関係なく人が居ないような雰囲気ですが…

 

そしてようやっと会津若松入り!

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風のウワサに「鶴ヶ城の売店が酒的にすごい!」とか聞いたことあるので友人に偵察してもらったけど何も無かった。

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会津若松では植木屋→辰泉酒造→キタアイダと酒屋を巡ります。

まずは辰泉酒造。 

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粕取り焼酎の話を聞いてみたり、普通酒のことについて聞いてみたり、辰泉のメインストリーム外の質問ばかりいろいろお答えいただきありがたい限りです。しかし8本P箱って初めて見ましたね。

 

植木屋(酒屋)

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シックでシャレオツな外観なこのお店、中もシックでシャレオツです。会津酒については色々取り扱っており頼もしいですね。

植木屋の裏の共用駐車場は夜の街通り抜けルートになっており、これまたすこぶる渋い。

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次、会津で泊まるときはこのへんで遊んでみたいものですな。

 

キタアイダ(DS)

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つい先日、キタアイダの喜多方店が廃業したのですが、そちらの商品がこっちに回ってきたのだろうか?と思いきや、こちらの店舗も普通酒コーナーがごっそり無くなっておりましたね…それでも見どころは多いのですが。 


そしてここからですがー。
「二本松と本宮行きましょう!」ってことになりました。
二本松といえばマルソーなんですよ。マルソーのためだけに二本松に行く価値のある、あの魚とお惣菜のマルソー!
電話したら「今日は18時迄です。明日はお休み。」とのことで、今日行かにゃならん!絶対行く!電話予約にて「なおちゃん唐揚げ40個お願いします!閉店時間までに行きます!」と伝え、一路二本松へ向かいます。

一般道通って行ったんですけど、どんより曇りで薄い霧、そして木々に積もった少しばかりの雪。そのおかげで山々が水墨画ですよ。美しいね。写真では伝わらないですけども。

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晴天では味わえない世界観。悪天候もまた良いのです。
こればかりは巡り合わせとしか言いようがないですな。

 

二本松市に入りました。

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東北サファリパーク、こんな日でも開いとるんか…
熱帯地域生まれの動物って何してるんだろうね?


そして二本松の中心部に到着!
マルソー!マルソー!俺たちのマルソー!

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わざわざcongiroさんが電話予約してまで欲しくなるヤミツキなテイストの唐揚げを買いにここまで来た!そもそも旅行中に唐揚げ40個買うということがどういうことが分かるか?それだけヤベーんだよ!ここは。だいたい『なおちゃん唐揚げ』って、自分の名前の付いた唐揚げだぞ!?この自信からくる強烈なアッピールとそれを上回る味わい。それが俺たちのマルソー!焼豚や豆みそなどの惣菜も魅力的!
大満足のお買い物。また来るぜマルソー!

 

そしてその次は二本松の新名所!勢州屋!

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DSと思えない圧倒的な品揃え!
日置桜の本醸造とか置いてるの見たことあるか?俺はない!
日置桜置く酒屋は基本純米系じゃないですか?でもここは違う!良いと思ったものをとにかく仕入れてくれる!徳利型の一合瓶はなぜか十旭日だけだったりするし、そんな「なぜここにこれが!?」みたいなのメチャある。
日本酒も焼酎もワインも納得の品揃え!最高の酒屋だーぜー!


二本松の次は本宮へ。
本宮といえば大天狗酒造!
実はもう閉店時間だっんだけど、家直結蔵なので開けていただきました。ありがたやありがたや。

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お目当ては季節限定?の普通酒ベース樽酒!これはすごいぞ。
大天狗の普通酒は糖類・酸味料いりのいわゆる普通酒界の三冠王(酸甘王)なのですよ。俺の持論だけど、糖類入りの普通酒と樽熟は相性が良いのだ。そして恐らく酸味料まで含まれた樽酒はここだけだろう。買いしかない!友人の試飲評価も普通酒の良さが生きてる風なこと言ってたし、間違いない!


よし、レンタカーの時間がヤバイ!郡山に急げ!

郡山到着!時間はないけど酒屋には寄る!

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しかしまぁ、誰かしらなんか買ってますね。
ときたま目を見張るような爆買いがあったりするのも「俺がインバウンドだ!」といった風情でとても頼もしい限りです。
「俺らが日本の國酒シーンを支えている!」そんな自負が我々の魂の原動力!(洋酒ばかり買ってるやついるが)

 

さて車返却完了!
ありがとうトヨタレンタカー!駅まで送ってくれたのもサンキュー!

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さあ、運転終了したし俺も飲酒タイムだ!
郡山の夜の街へ!

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福山も怪しい眼光で俺をナイトスポットに誘ってくれてるぞ!

 

そして到着!おれたちの三松会館!

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三松会館名物(名物ではない)三角飲み!ビールと燗酒とワインを当時に注文してトライアングル飲みするテクニック!テクニックではない。
いや別に三角飲みだなんてそんなことやらんでいいんですけど、昨今の銘酒居酒屋が堅苦しい美味しさばかりを追い求めた結果、失われてしまった飲酒の楽しさを思い出して欲しいという俺なりのアンチテーゼなのです。うそです。
まぁこういう事やっても怒られない銘酒置いてある大衆食堂なのですよ。
ちなみに俺らの周りのお客さんはサワーとかホッピーとかしか飲んでませんでした。なんなら定食食って帰るグループも多いくらいです。

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ラストにそれぞれ焼酎のストレート注文したんですけど、わりかし多めに注いでくれましたね。たいして飲んでないのに睡眠不足から来る疲労からメッチャ回りました。三松会館は最高です。ごちそうさまでした。

 

このあとテキーラの店に行く予定でしたが、酔いが回りすぎててあえなく断念の運びとなりました。

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郡山駅はそこそこの賑わい。ピークから見ると少ないのかもしれないけど。

というわけで素直に福島に向かいます。

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郡山で泊まれば楽なのになぜ福島なのか?
それは「時間に余裕があったら飯坂温泉とか行けるのでは?」とか思ってたからです。全く時間足りませんでしたし、今まで一度だって足りたことは有りません。経験上無理と分かっていても、それでも叶わぬ夢を見るのが男の子なのです!

郡山発福島行の電車は完全に空気運搬車両となっておりました。

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というわけで本日のラスト旅情とばかり、ちょっとお酒など。

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こんな度数の高いの車内で飲まないんだけどなフツー。 

 

福島駅到着。

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長旅の疲れと酔いが良い感じに回って3人ともハイパーなテンションでした。

ホテルでは修学旅行のようにどうでも良い会話で盛り上がって、いつの間にやら事切れました。

~つづく~