11/16(土)に「”好きな酒”に合う食べ物」&「”好きな食べ物”に合う酒」もってこいや~!って飲み食い会を新橋の『酒と肴ひらの』で開催したのでそのレポートとなります。トップ画像は準備中の様子です。
会の概要はこんな感じっすね
【会の概要】
仮に、偏愛酒が古酒だったとして、偏愛食がフグ刺しだったとするじゃん?
でもこれって組み合わせ的には別にベストマッチではないと思うのですよ。
なので…
・偏愛酒が古酒だったときのマッチするであろう食べ物
・偏愛食がフグ刺しだったときのマッチするであろう酒
というような感じで、それぞれの視点から合うであろうものを持ってきてちょ!っていう持ち寄りの飲み食い会でございますね。
ひらのです。
ぼちぼち、人も酒も集まってまいりました。
で、このQRコードですね、ちょっと工夫しようということでcongiroさんが用意したものでございます。
そんで酒の蓋上部にはそれぞれシールを貼っております。
これが何なのかと言うと、それぞれ持ってきた酒視点→食と食視点→酒についてスプレッドシートorエクセルにメモをしておいてくれというものでございまして。
実際に会が開始すると飲みながら説明することになるんですけど、まぁ聞いているけど頭に残らないんですよ。それを後からでも確認できるようにということで用意しました。
内容はこんな感じです。
俺はブログで取り上げるために後から見てますけど、参加者のみなさんはどうだったでしょうかね?必要あったのか無かったのか全くわかりませんw
また同様のイベントをやったときにこれを用意するのかと言うとやはりわかりませんw
というわけで開始でございます!
トップバッターはあのcongiroさん!
酒視点→食ということで、酒は日置桜の山装ふ ひやおろしを持っていきました。
合わせる食べ物はデザートチーズです。
近年のcongiroさんは完成度が数年後にあるような硬い酒・アオい酒が大好きです。
そのなかでも熟もあるのに青いという日置桜の山装ふです。
それをより青く飲むために、あえて冷やして飲みます。そうすることで味が出ませんw
ぶっちゃけ常温か燗酒で飲んだほうが伸びるんですけども、まだ固い酒を冷やして飲むことで特徴の一端だけを味わうことが出来るという寸法です。上原系の人には怒られそうですねw
キャッチフレーズは「アオい酒をよりアオく」なので、そういうことなのです。
まぁ嗜好品なんで、俺も嗜好性をぶつけてみましょうということで。
合わせる食べ物はチーズデザート(マダガスカルバニラ)です。
食べ物は青いバナナを冷凍して持っていきたかったんですけども、都合良く青いバナナ売っていなかったのでこれにしました。
青い酒は味の強い食い物ぶつけると消えるので、こういう印象薄めの食べ物にしてみました。でも合ってるとは言い難いw
チーズの評判は良かったです。
お次はS君。
『酒視点→食』を全員分ひと通りやったところで逆の『食視点→酒』にチェンジするという流れを考えていいたのですが、いきなり『食視点→酒』を出してきました。
別にルール決めてないのでどうでもいいんですけどもねw
出してきたのは刺し身ですね。赤身。
白身もある。
この白身はSくんが提供したものか、ひらのの店主瀬川くんが用意したものか分かりません。どっちだっけ?
で、白身に合わせる酒は富山出張で飲んだという銀盤紙パック。
赤身に合わせるのは風の盆山廃本醸造生原酒r5by。
淡麗系に白身、こってり系に赤身みたいな組み合わせ。
銀盤のパック気に入りました。
お次は某氏提供の酒視点→食ということで、睡龍生酛一火
合わせる食はチョコレートブラックとホワイト
渋い酒をより渋く。甘いチョコも渋く。
熟成すると出来ない今だけのマリアージュ!
だそうで、congiroさんの青い概念みたいな感じですねw
このホワイトチョコは汎用性高いなw いろんな酒にイケる。
お次はひらの店主、瀬川氏。
提供の酒は尾州ことぶきR5おりがらみ(澄み酒バージョンもある)
そして食べ物は和風おろしハンバーグ
ぶっちゃけこの組み合わせじゃなくてもよい
「単体で美味しい酒を何に合わせるか」がテーマ。肉味に大根おろしの辛味、柚子のきいたポン酢、もはやお酒を合わせなくても良い料理に、単体で美味しいお酒を組み合わせる。口内調理を意識せずに、お楽しみください。
「AとBの組み合わせ…」とか考えるより、「そんな事考えずどっちもウマいものぶつけときゃえーやろ!」という当たり前理論w
ペアリング、マリアージュを根底から覆す、衝撃的ながら基本的かつ初歩的理論!
あまりに当たり前のことに衝撃を受けてしまったw
お次は某氏の越王台 善醸酒!ここに来て真っ黒い紹興酒の貴醸酒!
合わせるのはたこ焼き
紹興酒の貴醸酒です。出汁感少なめソース多めなら尚良し、明石焼きでも試しましたがあんまりでした。合うかわかりません!
本人の言う通りではございましたが、追いソースすると良かったですね!
ソースで紹興酒を飲むというブラック&ブラックの意外な組み合わせ!
そしてまさかの禁じ手、序盤のホワイトチョコと紹興酒が鬼のマッチングを見せてしまうというハプニング!ハプニング?
お次はひらのスタッフのりょうこさん!
酒は菊姫
合わせるのは干し柿ヨーグルト
酸味が合うと聞いた笑
家に長野産の干し柿があったので
干し柿ヨーグルトうまっ!菊姫は合わないわけがなく。
干し柿ヨーグルトはリッツの上に乗せてあったんですけども、急にリッツパーティーしたくなりましたね。
お次は某氏の信州ブラッククイーン
食べ物は塩パン
その名に恥じぬ黒さは飲み過ぎると翌日のお通じが黒くなる
ヨドバシかヤオコーで買えます
ここに来ての塩気&炭水化物!ありがたい!塩パン大好きマン!
パンってワイン以外に合わんよねw このワイン良かったですね。
追加のりんご入り塩パンも更に追加。
うめぇ~!こんなもんどんだけあっても困りませんからね!
お次は某氏のパスポート特級
と、あとこれらですね。
これらをブレンドします。
そして合わせるのは栗羊羹
とリンゴ羊羹
ウイスキーに羊羹を合わせたいだけの人生だった。
オールドブレンデッドの埃っぽさに羊羹の甘味が合うんじゃないかと。知らんけど。
ゴッドファーザーのアレンジで、栗リキュールとカカオリキュールを混ぜたカクテルと合わせるのもヨシ。
ブレンドした酒の中にドーバーの栗リキュールがあったんですけどね、栗洋酒&栗羊羹というクリクリな組み合わせが栗のオーバーキル感あって良かったですね!
お次は某氏の鶴見(白濁)
合わせるのは焼き鳥
癖の強いものと炭火
芋の甘みと炭火焼きの風味が合うと思い
想像なので本当にそうなるか
合わないわけがないだろう!w
うめぇ~!
お次はひらのスタッフのあべちゃん。
酒は夢心カップ!ゆめごころカップ yume cup!
合わせるのは…塩!
晩酌酒
あの奈良萬の地元酒、ラベルが変な色調で不安になるが、万能タイプの良い酒
蓋を半開きにしてそのままストーブの上で沸かした鍋にドボン。お燗でなおよし
限界酒飲み感!
夢心美味しゅうございました!塩は舐めていない。
で、ここで『酒視点→食』は一旦折り返し。
ここら辺まで来るともうなんでも美味いゾーン入ってきました。
ここから出てくる酒、全部飲めるのだろうか?すでにベロベロです。
『酒視点→食』と『食視点→酒』はどっちか片方の企画で良かった感がw
まぁやるまで分かりませんからね。次こういう企画があるなら考えますわ。
人生は勉強や!(byゆたぼん)
~その2@食視点→酒編につづく~
↓次エントリのリンク