一筆書きで征く!名古屋~高山本線~富山ツアートラベル旅行記2020春(その6)
高山には16時ぐらいに着いた。
ついてまずやったことは宿探し。
今日はどこに泊まるか全く決めておらず「飛騨地域のどこかに泊まりたいな~」程度でふわふわしてたんだけど、着いた時間のこともあり宿探しが最も容易な高山で泊ることにした。
本当のことを言えば、少し手前の飛騨小高・久々野・飛騨一ノ宮が良かったんだけど、宿を探しきれずそのまま高山に着いてしまったというのが実際のところだ。
高山に着いてから旅行宿泊サイトで検索をし始めたんだけど、じゃらんや楽天などは、ある程度の時間になるとその日の予約を打ち切る宿が多いので(打ち切らない宿もある)、宿が見つからないことがものすごく多い。だから日付未定で検索して素泊まりの安いとこ探して、宿のウェブサイトを見て直接電話をするという作業ですよ!これがもうめんどくさい!
…そしたら意外と空いてないじゃん!マジかよ!
まだあったかい季節じゃないから野宿なんかしたら死んじゃう!かといって素泊まりに万は払えね~!素泊まりに万払うなら居酒屋で夜通し飲むわ!
で、結局探しに探して4500円くらいの素泊まりを見つけた。
ゲストハウスだとかだともっと安いんだけど、俺はゲストハウスが超苦手。そもそも人と喋りたくない。喋らなくてもいいのだけど知らない人が近くにいるのが嫌だ。出会い?人脈?アホか!そんなもんは結果や!旅に求めるもんじゃねー!
なんという陰キャ・the・congiro!イエー!
君たちが見ているこのブログの主はそういう人間なんだよ?アンダスタン?アー?
気心知れた友人との旅は大好きだが、基本は孤独な旅が好きなのです。
なんだかんだと宿を予約するのに夕方近くまでかかった。
そして早速スーパーに行って半額食材を買い込む。
半額の札がついてないものはだいたい飛騨萩原の天狗で買った惣菜。
しかしどれもこれもうまそうだね!では早速いただきます。
ん~、奥飛騨うまいぞ。
惣菜はどれもこれも美味いのだが、いっぺんに開けるには多すぎた。
奥飛騨が無くなってからは『飛切り』を空いた奥飛騨カップの中に注ぐ。あーうまい。いやこれまじ美味い!買って良かった!
食った後、少し仮眠しているといい時間になっていた。
ホテルにユニットバスはついているけどそんなんで満足できるcongiroさんではございません!銭湯に行くのです!
高山には現存する銭湯が4軒くらい(たぶん)あるんだけど、どこに行くか迷うな~。
天満湯、いい外観だな~。
どうしようか、他のところも見てみよう。
夜の高山は静かだね~。いいね~。
昼間はめっさ人が多いけど、夜歩くと人っ子一人いないので最高にハイになれるな。
人がいない観光地はまるで自分のためだけに用意された空間のようにも感じれるので夜歩くのが大好きだ。
あるくよあるくどこまでも。
一番街をあるくよあるく。
夜の高山で遊んでみたいし入ってみたい店はちょいちょいあるが、スーパーのお惣菜&酒で完全に満足なので別にいいか。
半弓道場…気軽に弓を打てる場所があるのか。
高山は高山線において最も栄えているので、夜遊びたいっていう人は高山一択になるだろうね。次点は下呂かな?
次の銭湯へ行ってみたが、今日は開いてなかったみたいだ。
なんというトラディショナル外観!素晴らしい。
近いうちに再訪しないとな。
そして到着したのは稲荷湯 ゆうとぴあ。
歩き疲れてここに入ったんだけど、すごーく良かった。
ホテルに戻るとぶっ倒れるように寝た。
そして朝5時に目が覚めた。
2度寝したいけど折角なので朝酒でもするか~!
ん~、背徳の味わい!うまE!
6時ぐらいになってちょっと明るくなってきたので散策。
俺が好きな高山プレイス!
焼き鳥屋とペットショップが一緒になっている店舗。
ここが1番高山で好きな光景なのである。なんかスマンなw
しかし、朝の誰もいない街を歩くのも最高ですな。
へえ、あんたも(略
ずっと事故ってそうな…
飛び出し坊やのJK版、何がモチーフなのだろうか?
高山ぐらいのハイパーレベルの観光地となると俺はちょっと引いちゃうところがあるんだけど、やはり人が全くいない時間帯というのは最高だな。
とても整備されているので街がすごく綺麗だ。とにかく維持に金をかけている。昔からある店もいい。不動橋も素晴らしい。
観光地から離れ、住宅街の裏路地を歩く。
こういうのも最高にいい。
うろうろうろうろうろうろと。
酒蔵が開くまであるくよあるく。
宮川朝市のある川沿いの通りへ。
宮川朝市は8時オープンなのでまだ全く人がいない(4~11月は7時オープン)。
どの店も開店準備中な感じだな~。
もうちょっと経ったら人がごった返してるんだろうな。
出店が揃ってからまた来よう。
さあ酒造がぼちぼちと開き始める時間だから行くか~!
平田酒造場へ。
ここは結構挑戦的な熟成酒を造っているので古酒ファンは知ってるかもしんない。俺はなかなか飲む機会が無いが。
次の蔵は隣にあるんだけど時間的に開いてなかった。
次に行こう。
それ以外の蔵が開くのはあと30分~1時間くらいだから歩くか。
人が多いという理由だけでちょっと避けてるところはあるけど、街としてはやはり素晴らしいよね。見所が多すぎる!
よしそろそろ久寿玉の蔵(平瀬酒造店)が開く時間だ。
久寿玉は飛騨地方の中で俺がトップレベルで好きな蔵である。
本当なら一升瓶とか買って行きたいんだけど。
今回は手荷物が多いのであんまり持てないんよ。
なのでカップとか小瓶とかを買ってゆくのです。
この蔵では社長から色々面白い話が聞けて良かった。
しかし、飛騨の山ガールの酒って最高にいいな。
山に登って本醸造飲む山ガールの生き様を見てみたい。
次は天恩でおなじみひだ正宗。
天恩といえば、島根の天恩ではなく、高山の天恩というのが俺の中ではスタンダードなのである。どっちも大好きだけどな。
今回は酒は買わなかったけど(家に天恩とひだ正宗たくさんあるし)、酒器を買った。
さて、朝市行くか朝市!
うおー!すげー人いっぱい。
観光価格かと思いきや、別にそんなこともなく地元のじいちゃんばあちゃんが出してる店が多いので割と良心的な、それでいてご当地色が強くて良いのだ。めし泥棒とか酒泥棒とかあったので色々買い込んだぞ!
人が少ないところを好むcongiroさんではあるけど、市場ばかりは人が居なきゃサマになんねぇ!ってことで、地のものを売っているマーケットが賑わっている様子を見て安心するのでありました。
そして最後は、高山で俺が一番好きなところに行こう!
正直言えば、俺はこのために高山に来ていると言っていい。
それがこちらフレッシュスーパーやまだ!
実は昨晩の惣菜の半分以上はこちらで買ったものだった。
やまだの何が凄いってとにかく地のものがものすごく多いんだ。
その中で何がおすすめかと言うと、全部おすすめなんだけど…
特にこれを買って欲しいというものがあるとすれば…こも豆腐、これが非常に上品かつ柔らかい味わいで飛騨の酒にベストマッチなんですわ。
そして絶対絶対マストというのが朴葉すし!
これがサイコーに素晴らしいのです!
俺はこれを買いに高山に行っている!
そう、俺くらいのステージとなると、イタリアに家具を買い付けに行くレベルで高山に朴葉すしを買いに行くのです!俺くらいのステージとなるとな!
ちなみに朴葉すしは季節的な理由で置いてないときもあるので、無いときは店員さんに聞いてみよう!
それ以外にも日販品なども良くてね~。
もし車で来ててクーラーボックスを持ってきているならガンガン食材を買って帰るといい。鶏ちゃんなんかもすごく良いし何もかもが素晴らしい。
何度も言うけど、俺はこの店に来るためだけに高山に何度も来ている。天恩と久寿玉も大好きなんだけど、メインはこのスーパーです。それだけのために人を呼び寄せる力があるというのはやはり素晴らしい。
全国各地で「これだけのためにここに行っている」というのがいくつかあるんだけど、高山の場合はフレッシュスーパーやまだのために来ています。マジです。「高山で30分しか時間が無い!」みたいなときは一気にここに来て惣菜と土産と酒を買う!それが俺のジャスティス!
ここにしかないものがゴロゴロしているし、手造りの惣菜がやさしい味だし、とにかくとてもいいんですよ!!!店員さんも大好き!
というわけで高山に来た人には、必ず立ち寄ってほしいスーパーなんですが、俺のブログを好んで見てるような人は絶対フレッシュスーパーやまだ好きだろ。四の五の言わずに行きんさい!ゴラッ!
なんだかんだしてると残り10分になったので大急ぎで駅に向かう。
これに乗り遅れると次は2時間後だし予定が大崩れになって死ねる!
急げ急げ~!
~つづく~