一筆書きで征く!名古屋~高山本線~富山ツアートラベル旅行記2020春(その5)
飛騨萩原に着いた。
近年の俺ツアーでは比較的立ち寄りしている場所でもある。
なんだ、あの車両?高山線にあんなのあったっけか!?
後で調べたら、在来線版ドクターイエローともいわれる車両でした。役割も同様に線路メンテナンス車両なんだとか。ほぇ~、これはレアなものを!ありがたやありがたや…
というわけで飛騨萩原を散策していきましょう。
この坂道を降りてゆくと飛騨萩原のメイン通りがある。
下っていく途中左手には萩原諏訪城跡が。
いままでただの緑地と思っていたが城跡だったんか。
飛騨萩原はそんなに大きな街ではないし、正直言えば観光要素ってそんなにあるわけでもない。しかしながら俺はこの街が好きでちょいちょい訪れている。
観光要素が少ないのになぜ飛騨萩原が好きなのか?よくわからないけど、廃れていないというのは要素として有りそうではある。先程の飛騨金山の方が観光要素は強いのだけど、人が居ないのはどうしても寂しいのだ。孤独が好きなくせにね。
あとはコンパクトで統一感があるというのもあるかもしれないな~。
ところでこのエントリは飛騨萩原だけにしたけど、天領酒造で長居しすぎたためにあんまり他に回れていない。それだけ天領が素晴らしかったということで許して欲しい。
というわけで天領酒造です。
今まで何度か来たことがあったのだが、店舗内がガラリと変わっていて「あれ?天領こんなんだったっけ?」と思った。
前回は仮店舗だったのか…
しかしリニューアルされてかなり洒落た感じになったね~。
飛騨萩原のこざっぱりとした街並みに溶け込んでるリニューアルだな~。ところでリニューアルはまだ完全に終わったわけではなくて、これから立ち飲みのスペースも設けるらしい。
試飲ができるとのことでいくつか試させてもらった。
近年の大吟醸はかつての『贈答用』なキレイキレイに風味まで取り払ったそれではなくてしっかりと味がある。
これは純米大吟醸ではなく大吟醸としていることの意義をメッチャ感じるな~。うめぇ~!
そしてこの55!今度は純米の吟醸。
これがやべぇ~!マジかよ!?天領ってこんなに美味かったっけ!?
年々レベル上げてるのは分かるけど上がり過ぎだろう。
なんつーかな、質の良い砂糖水というか…美味く伝わらないなw
その甘味は上質な和三盆に通じるそれで、通常の「甘みでガーン!」じゃなくて「ふわりふわり」としたものですよ。
蔵でもこれは日常的に飲まれているらしいのだけど、ぶっちゃけ言えばこのスペックを蔵で日常的に飲んでいるって割と珍しい。
マジで、マジでこれは美味い!ほんとマジで美味い!
サイレント系でもこういう展開がありうるのかと感動したわ。
あと蔵元限定とかノンアル甘酒とか色々試させてもらった。
ん~、天領…ヤベェな。
インパクトで押してる蔵じゃないし、どちらかと言うと飲食店向けというより家でゆっくり飲む感じの酒なので多くの酒が集まる飲み屋・試飲会では埋もれて気づかれないかもしれない。
しかしこれは本当にすごいな。
5%刻みでの展開をしてると言ってたけど、無意味な刻みじゃなくて意味のある5%刻みですよ!これはマジで本当に凄い!
では俺は55を買ったのか?
答えはNO!
最後に試飲した『飛切り』を買った。
正直言いえば55のほうが美味いよ?
でも、とびきりのほうが俺の旅酒として合うと判断したんよね。
55は近いうちにまた飛騨萩原行って買うか通販で取り寄せる。
今ご時世的にアレなので、蔵では送料を下げるなどの家飲みを後押ししているらしい。まぁぶっちゃけ全部うめーから5%刻みで全部買えば良いんじゃないかな?
上撰も気になるな…
次は55と上撰を買おう。
ちなみに55に関して言えば俺の今年TOP10入り確定である。
天領のスタッフさんに教えてもらったけど、目の前の和菓子屋さんが超良いらしい。
残念ながら時間が無い!次回!次回!
それでは飛騨萩原、俺の聖地に急げ~!
着いた!天狗!👺
ここの肉、惣菜はヤバいので、みなさまにおかれましては、天狗と天領の2大天のためだけであろうと飛騨萩原にお越しいただきたく存じます。
夏季は『はぎわら観光ヤナ』もあるから鮎も食えるぞ!
やばいやばい時間がない!それでも写真撮るマン!ハァハァ
こんなところに諏訪城跡看板!これじゃあ誰も気づかんぞ!w
メイン通りに書きんさいや!
急げ急げ!パシャパシャ!
hona milk lab(ホナ ミルク ラボ)だと!?駅前にあるのに気づかんかった!時間ねぇ~!次回や次回!
ふ~、間に合った。
これを逃すと2時間後なんよな…
この時間帯は特急も無いから、純粋に2時間後という。
俺みたいなアホっぽい刻みスケジュールのツアーだと1本の遅れが死を招く!死にはしないが死を招く!
【おまけ】
高山へ向かう途中の飛騨小坂。
はとや…
♪小坂に行くなら、は・と・や?
旅館かな?と思って調べたら肉屋でした。
~つづく~