あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

2016夏!日帰り18キッパーズ中央本線・中山道大輪行ツアー


夏休みに入ってからというもの、毎週ムーンライトながらに乗っておるような気がするcongiroさんです。
今回はムーンライト信州のチケットが取れたので、日帰り輪行ツアーをやってきましたよ。


いちおう、ルートとしてはこんな感じ。

ムーンライト信州で塩尻まで行って、そこからはチャリで行けるとこまで行くし電車に乗れれば乗るしみたいな感じの行程。目標は中津川だけど、まぁ16インチの折りたたみチャリでは無理だろうな。



というわけでムーンライト信州です。

これがもー空調がカスで、むっちゃアツいんよね。
数時間経ってから効き始めた感じですけど、距離に応じて冷えていく仕様なのか?
寝ようと思ったけど暑くて寝れんから飲んだったわ!(麦茶)
ちなみに、ムーンライト信州は登山客ばかりです。今はハイシーズンっぽいから特に多い感じがする。冬とかそんなに登山系の人居ないけど。



で、塩尻に4:20くらいに到着したかな?
塩尻で降りる客は殆どおらんかったもよう。俺だけだったかも知れん。

あんま寝れんかったけど、旅テンションなので眠くはない。これは帰りに死ぬやつ。
しかし、夏が終わりって感じしますな。この時間で真っ暗だし肌寒いし。



ともあれ夜道をキコキコはしる。
街灯ないとこ結構あるからそこそこ怖い。穴とかあったらよゆーで落ちる。

今回の目的ってほどでもないけど、中山道の宿場とか駅とかチェックポイントにして適当に回るっつーやつでございまして。塩尻から中津川までの全駅・全宿場行ければいいけど、それは日帰りだとかなりキツイ(ていうか無理)ので行けるとこまで。




■郷原:郷原宿(ごうばらじゅく)

3キロくらい走って郷原宿到着。真っ暗で見えないねw
写真だとそれなりに見えてるけど、実際はもっと暗い。
切妻造りの民家が多くございましたね。
見どころは結構多いとおもうんだけど、いかんせん暗いw
最後の写真くらいでようやく夜が明けてきたかな?5時前半。




道中、もうこれからしばらくはチャリ。

中央本線の塩尻発〜中津川行きの始発って6:51なんよね、だからそこまでは行けるところまで走る。




■洗馬:洗馬宿(せばじゅく)

塩尻の隣の駅。
かつての宿を思わせる物件はチラホラある感じですな。
今はここらで宿泊する人もおらん気がするので宿は無いもよう。民宿が一つだけあったような?
道祖神とか○○宿って書いてある石碑はこれより都度見かけることになる。
さっきの郷原宿では暗すぎてわからんかったw




■本山:本山宿(もとやまじゅく)

ここは最寄駅とか無いんだけど、洗馬宿よりも(かつての)宿が多い感じする。
宿っぽいとこには屋号が掲げてあるけど、現役の宿はなさそう。
ウィキペディアみたら、ここはそば切り発祥の地なんだそうだ。(でも店は1軒しか無い)




■日出塩(ひでしお)あたりだっけかな?

日出塩は駅はあるけど宿はない。
国道じゃなくて横っちょの細い道走ってたからどこらへんか分からん。
駅舎はかつて木造の趣ある感じだったけど、今はコンテナみたいな待合室になってるので特に寄ってはいない。




■贄川:贄川宿(にえかわじゅく)

先程より規模がちょっと大きなとこがやってまいりました。
贄川宿、ここは関所がございますね。
「本日は終了しました 関所」の表記見てなんかニヤっとしてもうた。
観光という程でもないけど、ちょろちょろそういう施設も散見される。でも車がそういうところ塞いでるから見栄えはあんま良くない。開店前だけだと思うけど。
酒の空瓶が目に入ったので見たけど、知らん銘柄とか知ってるけど見ないやつばっかりで眼福!(?)
ここで始発が来たので乗って隣駅まで行った。




■平沢:木曽平沢(きそひらさわ)

オッ!ノーマークだったけど素晴らしいですな!これは素晴らしい!
よく駅を通過するときもその整然とした街並みが気になってたんだけど、降りてみるともっと素晴らしい!木曽平沢は漆器製造で栄えた街のようで、とにかく漆器屋さんがいっぱい。宿はない。
それ以外の店舗があんま見られなくて観光力を感じないんだけど、とにかく俺はこういうとこ好きだな〜。
しかし、これだけ整然として統一感あって美しい街並みって結構手がかかると思うんだけど、とにかく観光力がないのでちょっともったいない気もする。漆器がたくさん売れてるんなら問題ないけど。
なんつーか、なんぼでもやりようがあるような気がする。
となり奈良井宿だし、立地的にも悪くない。
駅の字体はちょっとおもろい。




ここから奈良井宿までメインじゃない細い道走る。
天気が良くて気持ちええですな。

下の写真は木工所かなんかかと思いきや小学校だった。ムチャ洒落てる。




■奈良井:奈良井宿(ならいじゅく)

で、奈良井宿ですよ!名前だけは知ってたけど初めて来た。こりゃすげー!
車がチラホラ停まってるのだけは残念だけど、とにかく統一感しかない!みたいな感じ。
ちょっとした一画なんでしょ?と思いきや、かなりの規模でこれが続いてる。(1kmくらい)
こんなに長いと足弱い人はキツそうだな〜と思ったけど、巡回バスっぽいのはあるらしい。そりゃそうよな。
途中、やっと開いてた店見つけたので五平餅いただく。ここの五平餅はよく見るかたちのやつじゃなくて、ふろふき大根みたいな感じの見た目。「これは各家庭で作られるやつだから(一般的なかたちじゃないんだよ!)」とのこと。ほ〜
五平餅はどうやら謂れも形状も様々らしく、統一したアレはないらしい。
このお店は話し好きの気さくなオッチャンでよかった。お前らも食ってこい。ほっとする味やぞ!
あと、ここには杉の森酒造ってあったんだけど、どうやら廃業していたもよう。残念…
ともあれ、奈良井宿は思ってたより全然すごかった。
で、ここからまた電車乗って一駅先へ。(この区間だけは乗らないと辛い。延々トンネルか山道の2択なんでな)




■薮原:藪原宿(やぶはらじゅく)

藪原宿、前2つが凄かったのもあって、ハイパー垢抜けない感じだが…嫌いじゃないw
宿がちょいとあとはちょっとした生活の場みたいな町がございますね。
平沢のように若干の漆器屋と木工所とあるけど、統一感はあんまなくてごちゃまぜ感ある。
そんで『街道にぎわい水車』が泣ける。これ、ちょっとしたギミックもあるんだけど賑わってない。
congiroさん、生活感あるところ好きだからわりと好きですよ?
とにかく○○宿って、この地域でも温度差違うんやな〜って感じた。
でもまぁ、こと観光という見地からは厳しいと言わざるをえない。観光に力入れてるか知らんけど。




ここからまたしばらくチャリ。
2時間以上来ないから、行けるだけ行く。

メインじゃないルートを通るとなかなか楽しいですな。




■宮ノ越:宮ノ越宿(みやのこしじゅく)

今までいろいろ見てて思ったけど、平沢や薮原のような町タイプ(広範囲分布)とメイン道両端に宿タイプがあるもようですな。ここ、宮ノ越は明らかに後者。




■原野

このあたりで相撲専用のドームみたいのがあったな。木曽町民相撲場って書いてあった。
その先の小学校でも運動場に土俵あったけど、相撲が盛んな土地なのかも知れん。
メインじゃない道走ってたからか、地元の祭に遭遇出来てラッキー。




■木曽福島:福島宿(ふくしまじゅく)

そしてこの一帯では相当の勢力を誇る木曽谷の中心地、木曽福島に到着。
なんだろう、それなりに鄙びてそれなりに栄えた街という感じで、洗練感はないんだけど、街としてそこそこ大きいし観光力はそれなりにある。
見どころは橋の上から眺める川沿い物件でございましょうかね。
あと、とある婦人服屋のマネキンが怖いw 髪ボサってるし、目もイッちゃってるし、梅毒かな?みたいな鼻が。
酒造は2軒ほどございますね、七笑と中乗さん。中乗さんは店頭に置いてないけどカップ酒3種類あるので、少量で欲しい人は言って出してもらうと良いぞ!七笑は全商品置いてあるので問題無し。
あと、かねまるのパンはオススメしておきます。この店オリジナルのパッケージ。聞いたら、これ爺ちゃんが大昔に描いた絵らしい。孫達はそれをプラ板に模写してキーホルダーみたいにしてたので、「これ売ったらそれなりに売れるから作ったほうが良いよ〜」と言ってみました。まじで素晴らしいパッケージでございます。パンはものすごく柔らかいミルククリーム入り、優しい味わいでうまい。
木曽福島に来たら絶対買えよ!congiroさんとの約束だ!
そしてここからまた電車に乗る。




う〜ん、こっからどうしようね?次の電車は2時間以上先だし、下手に先に進むと帰りが厳しいな…
ここから先も一つ一つ攻めたくはあるけど、日帰りだしな〜
中津川から帰るルートだと、とんぼ返り案と名古屋からの東海道線案。
そんなことを悩みつつ、電車内でかねまるパンむしゃり。ウマス
熟考の上、これ以上の輪行はリミット的に厳しかろうと、適当な駅で降りて引き返すことに。
というわけで、木曽福島駅から4つ先の大桑駅へ。




■大桑

ぬほっ!ハイパー何もないw
でもcongiroさんが好む光景がちょろっと広がってる。
ここで10分くらい散策して再び駅へ。
しかしアレや、ここから乗っても塩尻まで座れんのよな。中津川でほぼ満席になるから。
睡眠不足に1時間の立ちは結構キツイ。現に立ったまま何度か膝から崩れたw




んで、塩尻着。どうすっぺ。
とりあえず先進むか。


塩尻→小淵沢へ


「なに!?小淵沢から新宿に一本で行く快速に乗れるやと!?」
ホリデービューやまなしという2階建て快速が1日1往復らしくてですね。
「乗ってみるか…時間たっぷりあるから途中でどっか寄り道してもエエし」
「うっひゃー!乗り心地最高や!」
ところでこれ、本日の釣果でございます。

「ちくわあるな、ストローにして飲めるかな?」
「おっ!飲める飲める!でも別に美味さに関与しないw ジュルルー!もぐもぐ…」
「zzz…」
『三鷹〜三鷹〜』
「えっ!?」



〜おわり〜