某所で飲んだ。
ふぐ食べた。
うまかった。
おわり。
（写真はヒレ酒に火をつけているの図）
【メモ】
ツイッターからいくつか
ま、それはいいんじゃないの？って俺は思ってたりする。
一気にでっかいブームが来て一気に過ぎ去って必要以上の淘汰が進むことを危惧しているのは分かるんだけど、緩やかに伸ばしていこうってのは無理な話だとも思う。
面白さに気付いた人の中で提供者側に回る人は『地道にやっていこう』ってのと『とにかくもっと広げよう』ってのに分かれる思うんだけど、どちらか片方を止める事はできない。
問題は『ブームが去った後も好きでいられるか？』ってことじゃないのかと思う。
ただね、ブーム前から好きだった人も、ブームに巻き込まれると去った後に熱が冷める現象ってあるんですよ。ブームが下がり始めるときって必ず質が下がるんですよ。だから別にそのときに去った人を責めることはできないというか、どうなろうが責めませんが。ていうか、まぁ、人のことなんざ超どうでもいいんですけどもね。
俺はどうだろうねぇ？
ブーム前から好きだった派ではありますけど、過ぎた後に冷める可能性が無いとは言い切れません。
むしろ「絶対冷めない」と豪語するやつは大体去る。俺の体感上、そう言っている人の85%以上（てきとう）は去るからね。ていうか、まぁ、人のことなんざ超どうでもいいんですけどもね。
俺も３Ｍの空き瓶はゲットしたぜ！十四代の空瓶が欲しい！
よく行く料理屋さんが、「有名な酒は空ビン売ってくれって業者が来る」って言ってた。そこは、捨てる時もラベル剥がしておくとか。瓶で商売してるヤツがいるんだろうなー。どう考えてもそこまでキャパのない酒をあちこちで見るしなw
俺の場合は客人に違う中味のものを飲ませてほくそ笑みたいだけだがな。
でもまぁ、瓶で商売するってのは水商売らしいですわな。
昔（今も？）のスナックとかはウイスキーの中味入れ替えとか平気でやってたしね。
置いてない銘柄のラベルで客寄せになるかどうかはしらんけども。
女の子いるかな？っていうか女の子っていくつくらいをいうのだ？20前半か？
酒を売る方は「じゃあ女性に飲みやすい酒を」って可愛いとか発泡系とかそういう小洒落た日本酒を出してきてるけどさ、試飲イベント言って某蔵元と話したら「おっさんと女の子は来るんだよ。若い男がこない！」と言ってたから、開拓するところ間違ってるんじゃないかな…
だとしたらオッサンがおごってあげてんだろ。
若い男は単純に金が無いしおごってももらえないから居ないんだよ。悲しいね。
＞若者に語る先輩がいなくなった
日本酒が廃れたのは女性向けがおろそかだったとか若者向けがどうとかじゃなくて「『日本酒は美味しい』という事を若者に語る先輩がいなくなった」事だと思うよ。ビールもチューハイもウイスキーも「うまいから飲め！」っていうおせっかい焼きは湧いて出るけど日本酒にはいない。
日本酒を日常酒として飲む、おいしいから飲むって文化がまる一世代以上断絶してしまったでしょ。昭和中期から後期の三増酒全盛期にまずい酒飲まされた当時の若者の世代が平成に入ってから若者に日本酒を勧めなくなって四半世紀になる。
それはそうだと思う。そこらへんがジャンルを問わずに断絶した。
だが、
＞『日本酒は美味しい』という事を若者に語る先輩がいなくなった
これはあんまりピンときてない。俺の時代の先輩たちもその前の時代の先輩たちも、「いいから飲め」みたいな感じで無理矢理のごり押しがいつの間にか当たり前になるという流れがあった。そこに美味しさというファクターは無かった。
＞ビールもチューハイもウイスキーも「うまいから飲め！」っていうおせっかい焼きは湧いて出るけど日本酒にはいない。
前述と同じだが、「美味いから飲め」でなく「いいから飲め」だった。タバコとかも同じ。
おせっかい焼きは日本酒でも居た。これは環境次第だと思う。
俺が知る限りはビールと焼酎ばっかだったけどな。土地柄かも知れんが。
というか、前時代はうまい酒とかそんなになかった。ビールは美味かったが。
『酒は美味い』をベースに飲まれるようになったのってワリと近代と俺は思ってる。
それまでは酔うための手段の一つに過ぎなかった気がする。
美味しくて飲んでると言ってたやつは間違いなく積極層でマニア気質があると思う。そういう人は静かに飲んでる人が多かったので、あんまり表に出てこない印象もあった。
これは面白い意見。
平成に入ってから成人した世代で日本酒を好んで飲むというのは、どこにでもいる普遍的な酒飲みの在り方ではない。「書籍・雑誌の情報先行」で地酒・銘酒を飲みたいというオタク趣味の発露なのであって、今の日本酒は「日本人の酒」ではなく「日本酒オタクの酒」になっている。
日本酒が「日本酒オタクの酒」だというのは、ビールやチューハイの様にいつでも誰でも飲む気軽感のある飲み物ではなくなって、ウイスキーやワインの様な好きな人だけ楽しむ垣根の高い酒に認識されていて、わざわざその垣根を越えてきた若者がオタクじゃないとは言いがたいという事。
結局どんどん先鋭化してワケワカランようなってる。ついてこれるのは一部。
アレよね、新時代の日本酒はマニア（オタク）の飲み物よね。
ビギナーには取っ掛かりとか無いものね。
ダンチューに載ってるような酒飲みたいと思う人居たとしても、それらはそこらの酒屋では買えんからね。
そこを飛び越えられるやつらがマニア（オタク）でないわけがない！
人間には『慣れる』という機能が搭載されておりますゆえ、サンゾーの時代でもウマイマズイを超えたところで飲み続けていた人が多かったと思っている。その時代は酔うためだけの媒体として飲んでいた世代だと思っているから、今みたいな『美味しさを語り始めた世代』とは感覚が乖離している。とにかく今みたいな転換期は過去と同じやり方ではダメよねとは思う。
俺の意識してからの飲み始めは2009年あたりだから吟醸酒ブームのときは知らんな〜。
自分が酒を飲み始めた2000年前後は数年前からの吟醸酒ブームがあって、色んな良い酒が出回ってたけど、何しろ呑み方が冷酒しかなかった。燗とかつけてくれなかった。最近はいい酒でも頼めば普通にお店で燗を付けてくれるのでいい時代になった
今でも燗つけてくれない居酒屋はたまにみかける。
そういう時はビールと焼酎ひたすら飲み続けるので別に問題ないけども。
でもまぁ、日本酒的には良い時代になってきてるよね〜。
理解者は若干ではあるけど増えていると体感する。
俺もモテたいからサンゾー探さないと！
まだ市場を探せばどっかにあるはず！ていうか、俺のコレクションの中にもきっとあると思うけど、俺が持ってるそこいらは昭和のやつばっかだから真っ黒になってると思う。
そうなるとサンゾーらしさは無くなって別次元に昇華してしまうわけでして。
モテるかな？
つうか、そろそろ『古酒で
congiroさんは不遇の英雄でございますね。
サンゾーといえば、以前こういうシリーズで書いたな〜。
http://d.hatena.ne.jp/congiro/20120815/1345036897
