タイトルにあるように石神井公園の水抜きを見たいので行ってきた記です。
行く途中、昔住んでいた下石神井のあたりの無人野菜売りに寄ってみる。
白菜with50円のお釣りであるが、何らかのキッチュな作品に見える。
ちなみに白菜は買っていない。柚子を買った。
また、道中に昔愛用していたとんかつ&蕎麦の店が廃業していて曇りがちな空模様と相まって寂しく感じるなど。
石神井公園の石神井池。
水はもうかなり抜けている。
残っている水はここ数日の寒さで結構凍っていた。
この日は1/10であり、その翌週がかいぼりとなっている。
つまり翌週も行かなければならないのである。
池の水量が減ると流れが悪くなるので作業員の方がヘドロをかき分け水路を作っていた。ハンパなく寒い中、大変だな…ご苦労さまです。
枯れすすき、くもりぞら、水の無くなった池…
寂しい要素しかないがこうやって感傷に耽るのもいい。
”楽しい”を司る中枢は一切刺激しないのだけど、しばしばこういう感覚を味わいたくなるのはなぜだろうな。一人旅をしているとこの感覚を味わうことがとても多いのよな。
氷が張っているところで鴨に餌やりしている人を見かけた。
なんか鴨によって足の形状が違うっぽく、黒いやつらは水かきがなくて割と安定した足取りだけど、ザ・鴨みたいなやつらは水かきがあるからか氷上でつるつる滑って転んでいる。餌欲しさに餌密集地帯に滑って転んで突っ込んでいく鴨が可愛らしい。
帰り、家庭菜園で採れたのであろう大根を売っていたのを見かけ足を止める。
マンドラゴラみたいだな。葉っぱも大量に付いてるし買うか。
うむ、マンドラゴラ。
とりあえず今日は葉っぱだけ食べる。
夕メシ。
甲斐の開運を飲みきった。
これは山梨のスーパーで投げ売ってたものだけど最高だったな。
やはり山梨県の日常酒は素晴らしいな。存在を見せない良さがある。日常にふさわしい。