あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

18きっぷ旅行(前編):愛知・岐阜・富山


ヒィャッホオオオオーーーイ!
旅行です。


こちら、俺とよく旅行する友人と18きっぷで一緒に行ってきたよ記となります。
写真多いので、見たい人だけの閲覧、ひとつ宜しくお願いします。


今回の目的は『高山本線に乗ること』。
高山本線ってのはアレですな。
飛騨高山を通る路線のことで、岐阜・美濃太田くらいから富山までを結んでいるものでございます。
んで、この高山線、距離の割には時間が超かかる。
基本が特急車両なので、普通列車の扱いはなおざりなのでございます。
ま、割かし観光要素の強い区間だからやむなしよね。


その他の副目的としては、

  • 大垣から樽見線養老線に乗る
  • 富山に柿ソース買いに行く&モツうどん食う

というのがあったので、色々予定考えて行ったわけやね。
しかしさ、さすが夏休み。安い宿泊施設は軒並み埋まってて予約が全然取れんのよ。
取れたのが、最近でっかいスイカで有名(?)な富山の入善ってところですな。
富山から40分くらいのところ。
だから、初日はそこまでは行かねばならんわけです。
そういった条件を諸々加味すると、夜行でスタートしなきゃムリ!って事になってですな。
俺が最も好まない深夜バスでの出発と相成りました…と。


スタートは新宿。
最近は数十人が死傷するだの追突するだので、なにかと評判のよろしくない深夜バスだけど、実際に利用者が減少してるかっつーと、そんな印象も受けないくらい乗り場には人が多い。


道中割愛。
05:30愛知県金山駅到着。

早朝なので、まだそんなに暑くない。公園の脇とか歩くとクマゼミがうるさい。


朝飯食うために金山駅から1.5キロくらいのところにある市場へ。

市場食堂で刺身定食!うん、量は多い。


金山駅に戻っていよいよ18きっぷ旅行スタート。
名古屋できしめん

うん、どこそこのホームのきしめんが美味いとよく言われているけど、一部があんまり美味しくなくてあとはだいたい一緒。


食い終わって本格的に移動開始、高山線に乗る前に大垣を目指す。
大垣からは旅情満点の私鉄が2つほど出とるのです。
友人は樽見線へ、俺は養老線へ。
友人が樽見線に乗りたがっていた理由は、ただ位置登録ゲーム(コロプラとかそういうの)のためだけで、樽見線を味わいたいとか高尚な理由ではない。鉄の風下ですな。

たるみせん


俺は樽見も養老も特に乗りたい欲は無かったんだけど、糞マニアックな酒飲み友達のS君が「酒のさいとうイイよ!」って言ってたので、んじゃ折角だし行ってみようかい!って事でね。
つーわけで、俺と友人は別行動。


養老線だけどね、走る所は田んぼが多いので、濃い赤の車両と田園風景が映えて外見にはなんとも言えん感じであります。乗ってると分からんけど。

揺れが心地良いですな。


ほどなくして美濃高田に到着。

しかしアレね、酒屋に行くためだけにはるばる東京から養老線に乗って、そして何キロも歩く俺は偉いね。人として、藍綬褒章もらってもいいくらいの価値があるよね!


到着〜!

酒のさいとう?斉藤酒店ってあるけど…?
店に入るとおかみさんが、「養老店に行ったほうがいいよ」とのことで、どうやらメインは本店のここではなく支店の方らしいです。


超炎天下の中歩くこと数十分


本当に酒のさいとうに到着。

おー、すげー!何も無いトコにポーンと地酒屋があるよ。congiroさん、こういうの見るのが好きなのです。


店内。

酒は地元のモノと地元ではないけど強度(へこたれなさ的意味)あるものがメインみたい。
悦凱陣と長珍のラインナップが素晴らしいです。
さんざん迷った結果、店舗オリジナルの房島屋を購入。


店長に養老駅まで送っていただきました。

ありがとうございます。また行きます。


養老駅

うわー、こりゃヤバイ!俺の好みの駅舎&駅周辺ですよ。アヒー!
もっと時間作って再び訪れたいところ。


んで、再び養老線に揺られ大垣に戻る。
友人は位置登録が終わったら特に観光もせず、ただ引き返したらしくて先に岐阜に行っておりました。



岐阜で友人と合流。
さて、これから本命の高山線ですよ。

18キッパー的感覚だと、高山線っつーのはとにかく連結が悪く、距離以上に時間が超かかるわけですよ。
まず、岐阜からは数駅先の美濃太田ってトコで乗り換えとなる。
で、だいたい数十分から二時間くらい待ちが発生したりする。
今回はなるべくタイトに回れるように予定組んだので、ここでの猶予は50分くらい。


なので、俺は友人と一時離脱してレンタサイクル乗って地元の御代桜っていう酒蔵まで行ってみたわけよ。

行ったら小売りはやってませんでした。(臨時休業?いつもはやってるっぽい)


しかし、営業所の人に近くの酒屋を教えてもらったので、そっちに行ってみると、良い感じの酒屋が!
ここならさっきの蔵のもあるだろう。御入店〜!

おお、知らん銘柄ばかり!古酒も結構ある!
で、御代桜の純米大吟醸一年冷蔵を量り売りしてくれるというので、それを購入。
あと、四合瓶と1升瓶の古酒購入。


で、ここで時間確認。
…やべっ!時間が無い!!!
っていうか、俺時間見間違えてるじゃん!あと六分しか無いぞ!駅まで2キロ近くあるけど!
ダッシュで駅まで走る!走る!電動アシスト自転車だからチョット速い!
が、しかしキツイ!死ぬ!
レンタサイクル返す!うわー!係の人いない!おーい!あと2分!ギャー!返した!
あと1分10秒!駅まですぐだけど、改札が2階なので、上り下りあり桝!
ウヘー!死ぬ!ていうか死ね!キチぃー!!


結果、車両は目の前で発車しました。
うなだれる俺、笑う友人。
友人は一人高山に行っちゃいました(泣)。
運動不足が突然猛ダッシュしたので、乗り遅れた時まじでorzの状態になりましたよ。
「あと、10秒あったら乗れたのにね!」とは友人の弁!
それならちっと止めとけやー!(無理)


運良く一時間後に鈍行来るのわかったからそれに乗るとして、この一時間どう過ごせばいいんだ。
駅前も食うとこないし…。いや、ほんとに店ないのよ。


というわけで、ただ一つだけ残ってた駅弁の松茸弁当購入。
俺、駅弁はそんなに好きじゃないのよね。量少なくて高いから。
味と入れ物は面白いけどさ〜。


うわぁ!これが噂の夏マツタケ!()

現代の技術を集結したケミカル素材満点のお弁当です。人類の叡智の味。
っつーか、スライスマツタケ入りのフツーのかやくご飯ですね。
さっきの量り売り酒ガボガボ飲みながら、まぁ美味しくいただきました。
やっぱ少ねぇよなぁ…。


一時間後、高山行きの汽車到着。

友人は高山にて待つとのこと。
今日ほとんど一緒にいないんですけど…。
ま、しゃーねーな、俺わりと時間にルーズだからな。


高山線ですけどね、特急の待ち合わせの多さが目立つ以外は特に目立った欠点はなく、景色もいいし、気動車ならではのうなりが心地よくてね。

なかなかええですよ!これは。


二時間くらいして高山に到着。
ここでもまだ友人とは合流せず。
俺は古酒蔵の川尻酒蔵を目指す。

えっほえっほ!朗報!股ずれが痛い!


川尻酒蔵到着〜!

一本購入!重い!マジ重い!いつもこうだけど、暑さとのコラボレーションで重さも1.5倍!


そのあと、前回の高山旅行で行けなかった桃の湯って銭湯に向かう。


やべ、もう時間が無い。
これはさすがに乗り遅れたらデッドなので銭湯に急ぐ。
どんなに危険を冒そうが、入らないという選択肢は無いのです!

銭湯にてダッシュ風呂!あちぃ!熱すぎる!トンキンで鍛えた俺もさすがに吃驚!
電気ブロもトンキンのそれより明らかに出力高いぞ!足入れたら足つった!
15分で銭湯を満喫!いやー、満足満足!


その後、高山駅まで小走り。汗だく!意味ねえ〜!


先に汽車に乗ってた友人と合流。おひさ!
んで、2時間近く揺られる。


夕立と夕日

珍しいホーム即神社



富山着。
富山駅は改装中で、改札が遠い!重いし暑い!


富山着が19:50で、目的の柿ソース売ってるデパートは20:00閉店。急げ!
ギリセーフ!買えた。


よーし、晩飯だ〜!前回振られたイタチ川沿いのたこ焼き屋(店名不詳)まで歩く。
それより、富山はなんか祭りやってるらしく賑やかな感じ、悪い予感…。


到着。

やっぱりまた振られました…。
祭りの時はここの店休むのよね。
掘っ立て小屋だから電話番号知らんし…。


ま、いいや!次!モツうどんの糸庄!
コッチはやってました。

うめー!相変わらずウメー!一年に何回行ってるんだというくらい行ってるな。


で、ライトレール乗って富山に向かい、そこから電車で入善に。
入善は七夕祭りが明日からとのことで、にわかに盛り上がってる様子。


旅館到着〜!
うーん、良い感じの旅館だ。畳が落ち着く!


即寝落ちにて本日終了。


つづく。