思いがけず大満足だった仁賀保(にかほ市)の散策を終え、これより酒田に向かいます。
車窓から。すごくいいですね。
この家々の並び、そして漆黒の瓦がたまりませぬ。
酒田(山形県)に到着。
山形県は色々回っているんですけど日本海側は未訪問のところが多くて、酒田もそのうちの一つ。つまり酒田は今回が初訪問となります。
酒田にはランドマーク(山居倉庫)があるので、とりあえずそれを見るのが一つの目的。あとは単純にまちなみを色々見ていきたいというところです。
できればここで昼飯も食べたいところだけど…どうかな?時間的に。
とりあえず行きましょう。
まずは何と言っても俺的ランドマーク(一般的でない)、白ばらというキャバレーに行ってみます。ここを曲がるとすぐ。
着いた。
こちらが白ばら。
これを見に来た!Night Spot 白ばら!
こちらはご時世もあってか一時休業中。(一旦廃業したらしいけど支援を受けて復活したとか、復活後はキャバレーでなくスナックとしての営業をしているとか…よくわからん)可能であれば営業している時に友人らと行ってみたいところですね。
脇を固めるこちらも魅力的。
ところでcongiroさん、キャバレーってまだ行ったことないんですけども、ステージ上でビックバンドの音楽に合わせ嬢の方々が歌い踊るみたいなイメージがございます。風俗でありながらショーマンシップあふれる所みたいなイメージが。
実際には行ったことないのでよくわからないんですけども!
キャバレーだけには行ってみたい!誰か連れて行ってください!!!
そういや、かつて銀座に『白いばら』ってキャバレーありましたけど(現在は廃業)、こちらの店名もそれ関わりなんでしょうか?
そして全く未調査だったんですけどその向かいには由緒正しそうな料亭(山王くらぶ)があるじゃないですか!この並びは最強じゃないですかね!?
酒田の歴史の一部を垣間見ることが出来て感激です。
しかしこの通りは欲望の見える歓楽街でありながら猥雑さがございませんね。健全さすら感じる。やはり性風俗系が無いからでしょうかね。
ピューピル可愛いよ。ピューピル。
こちらのテナント、店舗ごとの看板が十字に並べられておりますね。
歓楽街の雑居ビルではテナントを集めた看板たまに見るんですけど、たくさんあったらあったで壮観ですが少ないなら少ないで可愛らしいですね。十字の並びが可愛らしい。
俺たちのロンドン(廃業)…
こちらもキャバレーだったのか。そういやキャバレーロンドンって全国にあって昔はCMもしてたような?「ロンドンロンドン愉快なロンドン」って。
あったわw
花柳界伝承舎 酒田小鈴、芸妓の訓練施設でしょうかね?
歴史のある観光地にはたまに見受けられますね。
熱海とかでも見たことがある。
さて、ちょっとエリアを変えましょうかね。
日枝神社。こちらだけでなく、寺社はいろいろ見たいところあったのだけど(特に即身仏のある寺とか)、時間的にカット!
酒田といえば上喜元(休)。
開いてないから買えず無念。
さて港の方に行ってみましょうかね。
うむ、港はいい。港はいいぞ。
そんで川の向こうにある酒田のランドマーク山居倉庫へ。
なるほど。
中通にやってきました。
こちらは廃業したデパートの清水屋。
最盛期はここら辺が最も賑わっていた場所だと思うんですけど、デパートが廃業して周りもちょっと閑散としてる感じがあります。
ここら辺で昼メシにしようと考えたんですが、ウェルカムじゃない店(県外人お断り)がそこそこあったので探すのも面倒くさいので断念。ご時世なのでしょうがない。誰も悪くない。
おっ!?こちらはあの有名なバーではないですか?
先日惜しまれつつも亡くなった日本最高齢のバーテンダーがカクテル作ってくれる店ですよね?確か。昼は喫茶店なのか~。
焼き鳥長兵衛。
ここで飲みてぇなぁ…
今最もカネコアヤノを連れて行きたいスナックです。
すいません…この歌好きなんです。
そろそろ駅に行きましょうかね。
そして駅に戻ってきて潜って反対側に行ってみます。
反対側は完全に住宅街っぽいですね。
とりあえずスーパーがあったので地元っぽい惣菜を買っておきました。
これにて酒田観光は終了。
ここからは同じく山形県の新庄を目指します。
先ほど酒田のスーパーで買った惣菜を食べる。ツナうどんあんかけ。
飛良泉は旅情用に置いてるだけw
ソフト麺にあんかけが絡まっていてシーチキン的なものが乗っかっている。
あんは完全に寒天状に固まっており麺をつかむと一塊でゴソッと取れるw
限界フードという感じがすごくする。
味も想像通りで、甘い醤油ベースの固まった寒天状の餡とソフト麺といった感じ&ときどきシーチキン。味はみたらし団子にちょっと近いです。
こういう限界フード的なものを旅行中に食べれるというのはなかなか貴重な気がする。
新庄に到着すると仙台行きの快速(快速湯けむり号)が待ち構えておりました。
新庄駅ではこれを超プッシュしているもよう。
この列車自体が特定日かつ仙台~新庄間の1往復しかないので乗りたかったんですけど、数日前に行った仙台に行くというのもどうなのだろう?というのがあり苦渋の決断で諦め…いつか乗りたいし、俺も駅員さんに手を振られたい!
ところでもういい時間なので、この日の泊まりを考えねば。候補は3つ。
1.瀬見温泉or鳴子温泉
2.肘折温泉
3.山形中心部orかみのやま温泉
1はさっきの快速列車に乗っていく方向ですね。残念ながら宿が空いてなかったのと、いずれ友人と行く予定でもあるのでパス。
2は肘折に旅館の友人がいるのでそこに行くのも良いなぁと思ったけど、やはりこちらも友人と行くと思うのでパス。
3…そういえば食堂民宿あったよな。あそこ空いてるなら泊まりたい…TELするか。空いてる!じゃあ決定!のんびりと山形方面に行くことにしますかね。
宿も決まったし、待ち時間使って馬刺しの美味い肉屋さんまで行こうと思います。
山形に来る時はいつも車なのでこういうルートは通らないんですけど、歩きやチャリだと車では見れない景色がたくさん見れるのでいいですね。
到着したのは馬刺しの美味しいお肉屋さん、肉のマルリン!
ここの馬刺しはマジでうまいんですよ!
また、馬肉を煮込んだガッキというものも美味いんすよね。
時間がないので急いで新庄駅に戻ります。
ところで山形在住の友人に久々に「お元気ですか?」と連絡してみたんですよね。
そしたら何やら村山で食べて欲しいラーメン屋があるということで。
信頼筋の情報なので行ってみることにします。
新庄から山形行きの列車に乗って村山駅で下車。
この辺はわりと来ておるので地理は何となく分かる。
たまに来ているところに行くと安心感があるな。ただいま!って感じ。
それが友人に教えてもらったお店に到着。こちら『おそば 松月』。
こちらで「チャーシュー麺をぜひ食ってくれ!」ってことで食べに来ました。
この店構えと店内の雰囲気で既に満点!
congiroさんは何気にラーメンほとんど食わないマンなんですけど、そんな俺が「こんなにうまいラーメンほとんど食ったことねえぞ!」というぐらい美味かったです。
めちゃくちゃ美味いというより俺が求めていた味といた方がいいでしょうかね。
ここはダシもチャーシューもすべて牛ですね。
昔ながらの感じもありつつ現代的要素も感じる老舗の味と言ったところでしょうか。
これは、マジで凄まじく好き!大好き!
しかしアレですね、この周辺は俺の食べたい店がめちゃ多いんですよね~。毎回悩む。
一部でそば界の二郎と名高い伊勢そばもこの近くですし、河北町の肉そばも比較的近いし…さすがに麺類3連は死ねるw
俺好みを教えてくれた友人には感謝でございますね。
さてそろそろ宿行きましょう。
かみのやま温泉方面、茂吉記念館前駅へ向かいます。
とりあえず宿にチェックインした後、かみのやま温泉で風呂りに行きます。
前回時間が無くて入れなかった鶴の湯に行きました。
番頭さんがおりませんね…
「すいませ~ん!ごめんくださ~い!」と何度も言うも反応なし。
しょうがないので入湯券買って払って入りました。
熱かったけど気持ちよかった。
そして帰ってやっと晩酌!
馬刺し&ガッキ、そしてアサヒザリッチ!
その上、日本酒を5合ほど飲んでフラフラです。
1人で5合飲むとか正気の沙汰ではないですが、ちょっと事情があって飲まざるを得ない状況だったのです。
それについては特別編にて。
これだけ飲めば明日は使い物にならなそうですが、旅のテンションというのは恐ろしいもので、翌日はすっかり覚めておりました。
~つづく~
【特別編】
【ツアーエントリつづき】