同じ日のエントリにもありましたように、代官山のシアターギルドでゴンドラの上映があったんで観に行きました。
残念ながら仕事が押したため映画の後半しか観てませんけど、ゴンドラの劇場視聴は今回で45回目なので特に問題はなかったです。
映画の後は伊藤智生監督のトークショー。
トークショーでは、観客にマイク渡して色々感想を聞く時間帯があったんですけど、そのとき手を上げて感想を述べた方がかなり有名なミュージシャンで「2日前にアマプラで初めてこの作品を観て衝撃を受けて、調べたら2日後にまさにシアターギルドで公開するって知っていてもたってもいられずに観に来た!」(意訳)と興奮気味に語っておりました。
ここからはシアターの感想…
こちらはサンローゼ代官山という商業施設の1テナントとして入っているシアターでございますね。こんな感じのとこ。
んで、シアターの中はこんな感じ。
後ろにはバーカウンターとかもあって、ライブハウスのそれに近い感じでございます。
座席は観てのとおり様々な椅子が配置してあって、先着順に好きなところに座る感じ。
で、ですね…
このハコについては正直言って向き不向きがかなり出るかなと。
映画館好きで1人で「映画を見に行くぞ!」という意識でいる人にはそんな向かないかも。
正にこの日の俺がそうでしたね。アタリ席とハズレ席があるんですよね。
俺は仕事都合で遅れてしまったので一番うしろの席(テーブル席)だったんですけど、ほぼフラットな座席配置でスクリーン位置がそんなに高くないですからね。
一番うしろだと、スクリーンのかなりの部分がテーブル席の前の人の頭で隠れます。
下の図のような感じで、だいたい3人分くらいの見えないゾーンが発生しておりました。
これがライブなら気にならないんですけど、何といっても映画なので…
しかも耽美でポエティックな内容の映画ですからね。マッドマックスみたいな映画なら観客の熱狂も映画に取り込めるんですけどもw
そんな感じで前の人の頭は気になるし、前の人が飲み物を飲むなりしててテーブル側に振り返ったりすると気になるわけですよ。なんというか没入できないw
あと、これは俺の個人的なアレですけど、会場で使用するBluetoothのヘッドホンが重くてですね。俺は元々ヘッドホンが嫌い(締め付けられる感が苦手)なのもあってちょっと向かなかったですね。
でも映像の質はムチャ良かったです。
いろんな映画館で同じ映画見てるのでよく分かるけど。画質はとても良かった。
照明はもっと暗くしてほしいとかあるけど、画質そのものは良かった。
「1人で映画に入り込んで観たい」人に向いてる会場ではないけど、観客がだいたい身内で固められてるサイレントではない作品の上映だったりすると、逆に映画館では出来っこないプラス効果があるかな~、と思った次第。
とにかく、メンツと作品で評価の変わるシアターだな~と思いました。
なんか監督が「またここで上映やるかも」みたいなこと言ってましたけど、視聴回数記録更新的なことは無視しても「(ここでは)もういいかな…」と。俺にはキツイ。料金もちょっと高いしw
そんで帰り。
俺はチャリで来てたのでチャリで帰りなんですけど、なんか食べて帰ろうにも大衆食堂の類は全部閉まってる時間帯でしたので、「ハナマサでなんか買って帰るか~」と物色しとったんですが、急にオイルサーディン&熱燗やりたくなったので「家にあるから買わんでいいか!」となりました。
んでハナマサ出た直後の住宅街を走ってるとですね、俺のウマ娘専用スマホが「ブィブィブィ!ブィブィブィ!地震です!(×2」と、急に唸りまして。
「えっ?は!?」と思ってると、周りの住宅がゆさゆさ揺れまして。
「うおー!久々にでかいぞ!」と。
これは中野駅に向かうアーケードなんですけど、深夜に中野区の緊急放送が大音量で放送され、そしてJRは静まり返っておりました。
俺は前述の通りチャリなので普通に帰れました。チャリ最強。
帰宅後。
オイルサーディン食おうと思ったけど、冷蔵庫にポテトサラダとじゃがいもの煮付けがあったので、ジャガイモを開春でキメてヤりました。
久々にでかい地震だったので、テレビもその事報道してるかな?と思ってテレ東にしたらテレ東なのに番組差し替えで地震速報やってたので観ながらジャガイモ開春です。
各鉄道の状況をアナウンサーが説明しているとき「都電荒川線は運転停止…」と言っていて、「ああ、メディアすら“東京さくらトラム”って言わないのね!」とcongiroさんも思わずニッコリ。
つい、あのフレーズが思い浮かびました。
「東京さくらトラムというのかい?贅沢な名だね。今からお前の名前は都電荒川線だ。いいかい、荒川線だよ。分かったら返事をするんだ、荒川線!」
その後、JALがスポンサーの短い天気予報(旅先を紹介しながら天気予報するやつ)やってて、旅先案内人の女性ミュージシャンが、南紀白浜のチョイお高めのホテルの一室に入るなり、わざとらしく驚いた表情を見せて「わぁ、めっちゃオーシャンビュー!」って言ったのがなんか印象的でした。これはミュージシャンならではのリリックなんでしょうかね。なんか良かったです。
~おわり~