ヤマグチアユー氏率いる(合ってる?)東京リバーサイド蒸留所にやってきた!
ことのあらましは…
今をときめく正調粕取ドットネットの中の人ことワッシーさんから
「正調粕取ジン実験試飲会を東京リバーサイド蒸留所でやることになった。来れる?趣旨は①正調粕取の味わいとバリエーションを先方に理解してもらう、②ボタニカルなどを加えて遊んで正調粕取ジンの方向性を探る、みたいな感じ。
先方がボタニカルとか色々用意してくれるので楽しい実験になると思うで。アイディア出して遊ぶような集まりやからな、混ぜて遊んだら面白いものとかあれば持ってきて。」とDMが来たわけです。
なんと、今をときめく正調粕取ドットネットの中の人ことワッシーさんがヤマグチアユー氏と共同で正調粕取ジンを造るというのだ!すごいね!
なので、congiroさんは参考になるかどうかわからんけど適当になにか持っていくことにしたのです。
ちなみに東京リバーサイド蒸留所は現在、絶賛内装工事中のため階によってはこんな感じである。 男の子ってこういうの好きなんでしょ?あっ、ハイ…
会場入りすると、各種の正調粕取焼酎やボタニカルなど、ジンに使う候補になるかもしれないものが並んでいた。
趣旨を説明する今をときめく正調粕取ドットネットの中の人ことワッシーさん。
右の方は『酒と肴ひらの』のマスターにして蒸留酒をストレートで飲みすぎ、やがて事切れることになる瀬川氏である。
正調粕取ジンを造るにあたっては、ひとまず各種の正調粕取焼酎を飲んでどの方向性で行くのか見極めなければならないのである。
普通に生活していたらまずお見かけすることのない正調粕取焼酎を一挙にいただく。
これだけの種類売ってる店は存在しないからね、色んなネットワークによって集めてるのですよ。さすが正調粕取ドットネットの中の人ですね!
正調粕取焼酎を飲みながらボタニカルを含んだりして、「どれとどれがどんな感じなのかな?」と試しつつ意見を出し合うブレーンストーミングみたいなアレです。
シソもいけるし柚子もいけるし桜の葉もいける。
ローズレッドペタルなんかもいい。
ロックだとどうだ?水割りだとどうだ?トニック割りだとどうだ?
喧々諤々と盛り上がる会場。
ヤマグチアユー氏に色々質問する参加者。
congiroさんから見た農大卒のヤマグチ氏は、知識+マニア気質+情熱を兼ね備えたニュータイプ強化人間です。しゅごい。
「この手の商品は前提として思いっきり趣味に走るのか、それとも多くの人を満足させるであろうラインを突いていくのか?」みたいな質問をcongiroさんはしましたね。
そしたら「まず、美味しいことは前提としてあるんですけど、でもやっぱり今回みたいな正調粕取ジンは誰も飲んだことないですからどういった反応が来るのかはわからないですね。」と(意訳)。
ちなみにcongiroさんが持っていったのは10年近く放置した酒粕とか、それに砂糖と塩を練り込んだやつとか、和菓子屋で譲ってもらった塩漬け桜の葉を塩抜きしたやつとか。
あとなんかちょいちょい持ってったけど忘れた。
というわけでそろそろお開きの時間になってまいりました。
今回の会場も内装工事中のため資材が散乱している。
男の子ってこういうの好きなんでしょ?あっ、ハイ…
最後に蒸留器を見せてもらいました。
「〇〇製のもので、ここが〇〇で、手を加えてもらって…」と説明してくれるヤマグチアユー氏。(伏せ字にしているのは隠しているわけでなくて忘れてしまったからである)
この東京リバーサイド蒸留所では、廃棄されるはずの酒粕をベースにジンを造ることで通常のニュートラルスピリッツよりも豊かな香りを出しつつ、リサイクルベースで見ても無駄のない状態を作っていこうみたいな理念で経営しております(合ってる?)。
それをこちらでは『エシカル・スピリッツ』と呼び、実際の社名にもなっているそうです。エシカル・スピリッツ株式会社の東京リバーサイド蒸留所ね。
ちなみにこれらは今までに商品化したもの。
これからここで正調粕取ジンが生まれると考えると夢が広がりますね。
正調粕取ジンは恐らくこれが世界で初めてになるはずですからね。
今からもう何が出てくるのか楽しみでしょうがありません。
いや~、有意義で貴重な時間でした。ありがとうございます。
製品化楽しみにしております!!!
みんなも買おう!エシカルスピリッツ! 買い尽くせ!欠品させよ!
そういうこと言っとる俺も実はまだ買っとらんから買うわ。
【2021/04/28@リンク追加】
正調粕取ドットネットの中の人が書いた当日のエントリはこちら!
【おまけ】
何も食わずに飲んでたので新宿でなにか食って帰ろうと思ったけど、ビックリするくらいどこも開いてなかった。
帰ってどん兵衛食って寝た。