滑川散策を終えてさらに駅舎を回ろうと、滑川から魚津方面の浜加積駅(はまかづみ)へ。遠くからでも分かるこの佇まい…
ここもまたたまらんのですよ。
魚津の近くにある地鉄駅にはサンプラザの看板結構あるね。
しかし、現存するこの手の富山地鉄の駅舎は全て文化財として残してしまった方がいいんではないかと思うレベルのものが多い。これはうまいこと観光に使うべきではないのだろうか。駅舎マニアじゃなかったとしても単純に建築として面白いと思うしな。
なんちゃってレトロみたいなやつより全然価値が高い。
ウロウロしながら次の駅を目指しますか。
なにもないよなぁと思いながら走っていると…
こんなところに醸造所が!北陸発酵工業株式会社。
北陸発酵工業の公式見たら「サッカーファンにおすすめ」と金箔入りの焼酎甲類乙類混和がプッシュされていた。いいぞw サッカーファンは飲んだほうが良い。
工場っぽい名前の酒造なのに超立派な日本家屋なの最高に良いですね。
そして隣駅の早月加積駅(はやつきかづみ)。
この駅ももはや芸術。
『驛』の字、サンプラザ、伝言版…
富山地鉄駅の魅力が凝縮されております。
次は~東滑川駅をすっ飛ばして~
越中中村駅。
このおざなり感が逆にいいw
かつては駅舎があったらしいけど、相当昔(1978年)に老朽化で取り壊されて簡易待合室だけになったのだとか。
そんでこの早月川を渡ると魚津市。
ミラージュランドですね。
そしてちょっと先に西魚津駅。
魚津水族館歓迎の看板があるが、魚津水族館も最高に渋いところなんですよね。
魚津水族館に行くならぜひ西魚津から行ってほしいですな。
向こう側走っている電車は、昔のJR北陸線…現在はあいの風とやま鉄道ですね。
一般的にお勧めしていいのかよく分からんけど、俺基準からすると超お勧めです。
この時代にも残っている傳言板は、願わくばずっとここにあり続けて欲しい。
そんで宿のある魚津に戻ってきた。
とても静かですね。しかし暑い…
そろそろ昼飯にしましょうかね。
中華と洋食か…いいな。
ショーウィンドウには完全に焼けてしまったサンプル食品…
うむ、パーフェクト!これは信用できる。
今日はもう自転車乗らないし、ビール飲むしかねーな。
昼過ぎ、客のいなくなった町の定食屋で飲むビールのうまさよ。
店内に響くのはテレビの音だけ。静かなときが流れております。良かった。
このあと追加で熱燗飲んだ。
ふ~、それじゃあ食後のスイーツ求めて電鉄魚津駅前に行きましょうかね~。
だらだら歩いて電鉄魚津駅に到着。
駅前にあるたい焼き屋、まるきんたい焼き。
ここがまたたまらんのですよ。
とにかくかき氷メニューが超多い。
かき氷は特別にうまいとかそういうのじゃないんだけど、だからこそありがたい。
当たり前の味が当たり前に食べられる喜び。
せっかくなので高いもの食ってみようと思って、プッチンプリンの入った宇治金時を選んだ。一番高くても700円台なので大して高くないけど。
そしたらこれがびっくり!
よくあるチープなかき氷にプッチンプリンのマリアージュ!
え~!なんでこんなにうまいの!?うますぎるでしょ!
貪るように食ってしまった。
明日も食べたいなぁ…
魚津良いとこ銭湯たくさん。
残念ながら源平湯は解体途中。
魚津で俺の大好きな光景。
角川を挟んで2つの銭湯が向かい合っているところ。
しかし右側の銭湯は長期休業のもよう。
復活してくれるのかな?そのまま潰れてしまいそうな気がするが…
でもあと一つは健在なので入ることにする。川城鉱泉。
ここは窓から入る光がとても気持ち良い。お湯もドバドバ系で最高。
富山は銭湯に鉱泉という名前がついてるところが多い。名前に鉱泉って付いてなくてもたいてい鉱泉な気がする。地下水を沸かすスタイル。
俺が入ってから出るまでお客さんが全然来なかったので、番頭のお姉さんとずっと喋りしておりました。「どこどこが面白いよ!」とか色々話をしたような気がする。
八ツ橋湯、復活せんかな~。
風呂から上がると日が沈もうとしておりました。
宿に戻るか…
今日は何を食べようか?
ふらふら街を歩いたけど、お一人様向きの店はそう多くないのよね。
もう何も考えたくなかったので肉を食べることにした。
なんとなく寂しいので宿に帰ってカップ麺食って寝た。
~つづく~
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