最初に言っておくと、俺は富山でも滑川(なめりかわ)は大好きである。
他にも富山で大好きなところは生地とか魚津とか新湊とか色々あるけど、今回は滑川だけにスポットライトを当てて歩いていきたい。
写真メインでバーっとやるけど最初に長文。(長くない)
滑川は北国街道加賀藩の宿場町で、かつてはたいそう賑わっていたらしいけど、昭和・平成・令和と年々寂れていく中で復活の目は今のところ見えません。それでも人々が生活しているのが見える。
賑やかな時代があって、そして今は寂しい時代になっているが、賑やかであった時代が街から見えるのだ。そしてまた賑やかな日が来ることを期待したいのよね。そういうことを思いながらいつも訪れているわけで。
滑川には歴史的な建築物はまぁちょいある。だけど家屋の形式は統一感がなくまちまちなんだけど連続性があるから一貫性があるように見える。魚津も同じ感じだけど、こと連続性という点においては滑川がわかりやすい感じではあるね。
俺は『歴史的に見どころのあるなにか』よりも『生活の場になっている塊としての街』を楽しむ傾向にあるので、そういう意味では滑川に見どころを多く感じている。
まぁ歴史的なこととかは苦手なので他の方におまかせしたい。
俺はテキトーに感覚でしか書けないので、あとは写真とか見て何かしら感じてくれれば幸いでございます。
それでは滑川のようすをどうぞ~!
外壁はリノベしても窓枠は残すぞ!という気概よ。
見ないところにもおしゃれを楽しみたい。そういう意匠はたまりませんね。
このような赤茶色の塗装は比較的見られる。「海沿いで錆びるからいっそのこと全体的に赤茶にしちゃえ!」みたいな発想だったりするのだろうか?好きです。
滑川市に残る最後の銭湯 塩湯。
薪で沸かす熱めの湯は最高に気持ち良い。いつまでも続いてもらいたいなぁ~。
北陸地域で比較的見られる赤茶けた道路。これは冬期降雪時の融雪剤に鉄分が含まれているためだとか(または融雪装置が地下水使っててそれに鉄分ふくまるためだとか)。地域によっては塗装か?というくらい茶色だったりする。
こちらは滑川館。泊まってみたい旅館の一つ。
泊まりたいとか言ってるとなくなるので、早いうちに泊まりに行きたい。泊まるぞ。
海辺の堤防の階段。
両端から登っていってカチ合わせたいし、そこから始まる恋もある。(ない)
以前は滑川から気軽に行ける場所に映画館があったのかもしれないね。
残念ながら廃業した松乃湯。
俺的ランドマーク、スーパーしまかわ。
もし滑川に行くことがあったら皆さんにも行って何かしら買っていただきたい。
とにかくおばちゃんと話すのが最高です。優しい感じの富山弁で「楽しんでこられ」と言われると俺も楽しくなるのでここでいつもおやつとかジュースを買っているのです。
そういえば、移転したクレープ屋(元は中滑川の駅構内にテナントで入っていた)があったよな…と行ってみると、店主のおばあちゃんが亡くなられたようで廃業とのこと。悲しいなぁ。でもしょうがない。
着物レンタル店。
現代においてどれくらいの需要があるかわからないが、この味わいはなかなか出せない。
以上。
滑川…正直に言ってしまうと観光として訪れるのはあまりお薦めはできない。
俺の写真を見て何かしら気になれば行ってほしいとは思うけど、一般的に考えうる観光要素は皆無と思われるわけですよ。オシャンティーなスポットとかないし。買い物しようにも店がない。まぁでもこのブログを好んで見に来てる人には合うのかもしれないなぁ…とは思ったりする。
「高岡のほうが良いよ!」とは軽々しく言いたくないけど、まぁ高岡のほうが良いのかな…でも滑川に来てください!
滑川館に泊まって、スーパーしまかわで買い物して、うずやでハンバーガ食って!
~つづく~
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