一筆書きで征く!名古屋~高山本線~富山ツアートラベル旅行記2020春(その8)
飛騨古川からは車窓を楽しみながら各種酒や惣菜を味わうのです。
世界三大うまいのひとつ、列車内飲食(常磐線的な意味ではなくて)をやるのです!(あとひとつは山で食べるカップ麺)
こればっかりはクロスシートでしかできねぇからな、もはや贅沢の域に入っているのではないかと考える所存でございます。
よき…
そしてこれは世界一うまいと呼び声も高い、フレッシュスーパーヤマダの朴葉寿司でございます。世界一うまい。
朴葉寿司界世界ナンバーワンうまい!
飛騨飯と飛騨酒と飛騨の景色を楽しむ時間は終わり、列車は猪谷へと到着するのです。
猪谷~!猪谷です。猪谷は富山・岐阜間の境界駅のため、特急のワイドビューひだとかにでも乗ってない限りは乗り換えが発生いたします。
かつては神岡鉄道神岡線(廃線)も乗り入れしていたりと、現在の姿からは想像もできないけどそれなりに栄えていたのではないかと。
今じゃ山々に囲まれた絶景待ち合わせポイント駅でございますね。
なんか社宅みたいのがホーム向かいにありますけど、商圏も存在しないし現在は無人なのかも?かもかも?洗濯物とか見えないし誰も住んどらんでしょうな。
この社宅のある光景がより一層、猪谷の限界的存在感を増している要因となってるような…そんな気がしなくもないですな。
ま、とりあえず、30分以上時間に余裕があるから降りて散策でもしますかね。
反対側には住宅が数棟ほど。
こちらは人が住んでおります。
猪谷駅
駅前にはいくつかの商店と郵便局がございます。
今回はじめて知ったけど、この物件は喫茶店ですよ!もう営業してないけど。
かつては喫茶店が必要な程度には栄えていたという証左ですわな。
ここがメインストリートになるのかな?
レンタカー屋とか酒屋など、今でも数店舗が営業中。
酒屋は何度かビール買ったことあるから知ってたけど、レンタカー屋があるって初めて知ったわ。ここに存在しているってことは、ここまで列車で来て車借りて散策するのかな?どこに行くんだろう?俺が知らない何かしらのスポットが有るのかもしれない。
メインストリートを抜けて国道を横切る。
すると神通川に架かる赤い橋がある。
なかなかの絶景ですな、これは。
渡った先には一日に何人も通らないようなところだけど案内図がある。
『平成24年度 富山市ふるさと活性化事業』とありますね。
勿論活性化はしていないし過疎化進行中ですけど、こういう「なにかしらやってますよ」ポーズとも取れる”活性化”は、地方にあって心の慰み程度にはなったのかもしれませんな。
橋を渡った先には唯一の個人スーパーマーケットがほそぼそと営業なされております。
ここでなにか買うつもりだったんだけど、この日は残念ながら開いてなかった。
さて戻るか。
なにやら向こう側では大掛かりな橋が作られている途中。
デカさは格好良さ!
また国道横切る。
そして富山行きの気動車に乗り込む。
先程の空きカップを使ってさらに一献。
カップ酒は、旅行中でしたら真っ先に買う必要があります。なぜなら、それがその旅の酒グラスになるからです。 pic.twitter.com/KvqeZCTvli
— congiro (@congiro) 2020年3月21日
このツイート、同内容で書き込むの2度目なんだけどなんかプチバズった。電車に乗る度に毎回同内容で書こうと思ってたけど、変にいいねが付くと次使いづれーなw
猪谷から富山までは、これまでの飛騨の景色とは全く変わる。
それはまるで飛騨モードから富山モードに切り替えろと言われているかのようである。
潰れたおはぎを食べ酒を飲んでいたらうとうとしてしまい、いつの間にか富山に着いていた。
~つづく~