これはオモロイなー。
なんかちょっとだけ足りないんよ。
ただ、それでいいんよ。
足りないことの良さがある。
これはまさしく家飲みの酒。
かなり辛い
酸味と収斂味で出す辛さと
単純なアルコールのヒリヒリ感と
要素が足りないことによるこれらの際立つ感
計算によるものというか、、経験によるものなんかな?
それだけで飲む酒じゃない。
わざと足りなくしてる感じがする。
メシ酒!良い!
良い、良いぞ。
わかりづらい良い!
↑で、ここまでは燗酒の話。
冷で飲んだらふつーに美味い。
ひんやりしたところでのバランスがある。
そしてやはり欠けたところがあり、それは食べ物が補完する。
これは多分ヒヤ酒だな。、
でもどっちでもいい
ひんやりうっすら酸味、辛味とキレキレ感。
ちょっとのアテでいくらでものめる。
いい意味で『水のよう』だ。淡麗辛口のそれとも違う、長野系辛口のそれだ。
「めっちゃ美味い!」じゃなくて
「うん、うん、いいね。」みたいなやつ。
わかる?
わかれよ?
これはあれだなー、「自分で飲みたくて造った!」みたいな味やな。
めちゃ美味いじゃなくて、これが俺の酒よー。みたいな穏やかな美味しさ。
久々にソッコー飲み終わった。
この酒は手放しの美味しさをもつ酒というわけではない。
日々、共にある、傍らにある酒としての静かな傑作だ。
好き。大好き。