おはよう石和温泉モーニング!
石和温泉って適当に巡った限りあんまり観光資材無さそうですけど、それは甲府や近隣にぶん投げて温泉特化ってことなんでしょうかね?
というわけでスタートです。
漫喫から駅まで死ぬほどの雨に降られモーニング濡れねずみのcongiroさん、いきなり意気消沈。これ…進んでええんか?
まぁいいや、濡れたら拭けばいいし。
予定決まってないけど、諏訪の方に行ってみたいスパ銭あるから行ってみましょう。
グーグル先生見てたら上諏訪の片倉館ってのが風呂が深いらしいのでそこも行ってみよう。
というわけで到着!下諏訪!
下諏訪駅改札口を通ると真正面にある下諏訪産業紹介系ガラスケース内のようすです。
諏訪のマスコットキャラだったと思うけど名前はわからん。
なんか喫茶店とか開いてないかな~?と思いながら走ります。
どこも開いてませんね。
立派な鳥居があるね。
人の顔にしか見えませんね。
ちょっとハルク・ホーガンっぽいか?ヒッピーぽくもある。
結局開いてる喫茶店は見つからず、やむなくマクダーナルとなりました。
まぁいいや。
そして岡谷のスパ銭に向かいます。
ここらへんはリンゴ栽培が盛んなんでしょうな。
こういうところで画像容量ガンガン使うcongiroさんはえらいですね!
ユーザビリティーとかまるっきり無視で無駄に画像貼り付けますよ!
今更だけど今日分は100枚位あるのでよろしくね!
この農園に100均あったのでトマト買いましょう。
そして着いた!(岡谷)おかや温泉ロマネット!
ネットで見かけて円形の浴槽がたった一つだけという清さに惹かれましてね。
なんとこちら、05:30からの営業で09:00までは朝風呂タイムということで270円です!超安い!
ちなみにその時間帯はサウナが無くて、09:00~10:00は清掃タイムのため入場できません。朝風呂以外の通常営業時間帯はサウナでロウリュウとかもやってるとのことで、これは俄然興味が出てきましたね。
シンプルに浴槽ひとつというこちらでしたがとても良かったです!
詳しいことは公式を見てくださいませ。食堂もあるよ!
ついでにロマネットの貴重品ロッカーをどうぞ。
マジかよ… pic.twitter.com/2B0k1ueFRs
— congiro (@congiro) August 12, 2018
そしてここからだけど、ストレートに片倉館行くと営業時間前に着いちゃうから諏訪湖ぐるりしてから行けばちょうどいいかな?
というわけで諏訪湖ぐるりの旅開始~!
うむ、建築物に長野らしさがありますね。
ここなんか強烈に夏休みらしさを感じますな。
美よう室
ここらへんで一息ついてたら中から奥様出てきて「今日も暑いわね~!(ニッコリ」と挨拶されました。
たしかにめっちゃ暑いな~。
荒天の予報だったのに、というか今もその予報出てるけどずっと晴れてて暑すぎる。
俺はあんま日焼けしたくないから(日焼けで火傷したことある)基本的に旅行中は長袖なんですけど、天気悪いって言うから半袖しか持ってきてないというのに!
とはいえ走りやすいのも確かでございます。痛し痒し。
そしてやっとこ諏訪湖の見えるところに来ましたね。
湖だからってのもあるけど、今日は風があんまないから鏡面のように凪ってて、なんかこうアレですね。アレ。
そしてこちらが諏訪湖の釜口水門。
なかなか立派ですな~。
水門には船通しのギミックもある。
さてぐるりは続きます。
朽ち果てつつあるボートハウス。
いや、マリーンではないだろ。
なんかよくわからんけど、諏訪湖…いいな。
信号待ちしてたら諏訪湖ダックツアー車両来た!これ水陸両用車両なんよね。
水面でどういう動きするのかってのがすげー興味あるから一度は乗ってみたい。
で、片倉館に着きました。
ここ美術館ですか!?ってくらいの施設ですけど、温泉ですよ!すごいですね!
いや、美術館もあるっぽい。
詳しくは公式見るといいけど、なんでこんなものが!?
当時の片倉財閥当主、二代兼太郎社長は1922年~1923年(大正11年~12年)にかけて北中南米~欧州へ全行程約 8 万kmに及ぶ視察旅行を行い、その際ヨーロッパ各国の農村には充実した厚生施設が整っている事に強い感銘を覚えました。
我が国にもぜひそのような地域住民のための施設を提供したいと一族に計り、上諏訪に住民のための温泉、社交、娯楽、文化向上を目的とした片倉館が誕生しました。
特に当時のチェコスロバキア・カルルスバードに在った厚生施設に特に強い関心を覚えたようで自身の日記にも訪問体験を詳しく記し片倉館建設にもそのアイデアが多く採り入れられています。
へぇ~、今までこっち側に来なかったから全然知らなかったけど、こういうスゴイのもあるんやな~。
ともあれ風呂に入ってみましょう!
う~ん、風呂は…
温水プールに来たようなニオイするし、ローマ風呂とか千人風呂と銘打っているところのそれとあんまかわらんというか、そういうところ感がある。
美術館というよりそれを模した何か感。う~ん…
しかしですよ、ここの真骨頂は休憩室ではないですかね?
2Fに広々とした休憩室があって、お料理は冷蔵ショーケースですよ!こういうところでまさかのそれ!いいですね!
ジンジャーエール飲みながらボケーッとしつつ、今後の予定を考える。
あと1時間で電車来るからどうするか?ここで休憩か前進か?
いや、せっかくだから先に進もう!上諏訪のよく歩く通りの方に行こう!
上諏訪って歴史のある物件や歴史には残らないものの歴史の一部であった物件が多くてとても楽しいですな。
今日は諏訪湖の花火大会なのででっかいちょうちん出ておりますね。
真澄は去年もこの位置に出していたような気がする。
しかしええ街並みですな~。
途中、『鳥ぱん』の看板が見えたので行ってみることに。
鳥ぱん。
いい響き。ひとつ買ってこう。
あとはカップ酒かなんか買っとくか。
横笛、麗人、舞姫と回って今回は舞姫の普通酒を入手。
さて駅に向かい、その前に気になる一角を発見。
ここ、昔は立ち寄り浴場だったんか。
上諏訪って温泉旅館やホテルはたくさんあるけど、立ち寄り浴場はあんまりない感じするな。
駅から比較的近いけど、この場所ではうまく行かんかったんかな?
あと真横にあるこのラーメン屋。
こういう文言多めの店もなかなか楽しいものでございます。
ご当地ラーメンで味噌って書いてあるけど、諏訪は味噌ラーメンの多い地域なんやろか?味噌蔵はあるけど。
手前の物件の格子と壁画。
可愛い壁画ですね。スプラかな?
さてそろそろ電車のお時間です。
さきほど入手した鳥ぱん食べましょう。
鳥ぱんは精巧な鳥ではなく象形的なアルカイックバードですね。
色合いも相まって諏訪の土地柄からも神に捧げる的な、信仰的ななにかに見えなくもありませんけどきっとそれは気のせい。
そしてここで重大インシデント!
電車内でおにぎり食ってたら寝てしまって舞姫を飲む機会を逸してしまいました。
う~ん、もうちょっとガッツリしたもの食いたい。
これから甲府でメシ食って散策して銭湯に行くか、それとも…
それともの方を選択しました!
じゃ~ん!石和温泉でーす!
ただいま!
おかえり!
目的はこれといって無いんだけどね。
とりあえず外に出よう。
石和温泉の観光案内所、レンタサイクルの空き台数がこうやって出てるのエエな。
実際に見ると光で反射しまくっててよく見えないんだけども。
そしてこの観光案内所、実はもう一つの役割を持っておりまして~。
そう!駅ナカに有料のワインサーバーがあるとですよ!
日本酒版はちょいちょい見るけど、意外とワインのこういうのって見ないでしょ?
あと夏休み期間の土日はワインバーもやっとるもよう。
ワインバーと観光案内ブース
そしてこれが駅中ワインサーバー!
ちょっくら試飲しようかなと思ったら、係の女性が「今こちらの蔵で蔵見学もやってて無料で試飲できますよ~!」とのこと。
う~ん、無料に惹かれているわけではないけど、同じもの何度も飲むの嫌やな。
ワイン蔵見学に行くか~。
あとついでに昨日の公衆浴場でもう一度メシ食いたいから行こう!
行ってみたらまだ開いてませんでした!15時からか~。
(昨日のは裏口でこっちが表口)
グーグルせんせ見たら近くに『吉田ヨシオ食堂』ってのがあるらしい。
行ってみるべ。
無かった。
この長屋の一角にあったっぽいが…吉田ヨシオは無いっぽくて、長屋の店舗全部お休みのもよう(あるいは夜のみ営業)。
しゃーない、昼メシはおにぎりと鳥ぱんやったんや。
んじゃ、ワイナリー2軒行くか。
1軒目、モンデ酒造。
おお、これはまごうことなき観光蔵!
スゴイ観光力!
もう館内が売る気に満ち満ちている!
これって本当にいい意味で参考になりそうな。
俺が欲しいものはひとつも無いと言っていいが、このわかりやすさはすごい!
とにかくわかりにくいをすべて排除した空間ですよ!これは。
係の人の言葉も多くの人が気を惹くワードが多いし。
「すごく飲みやすい」「コンクール受賞」「限定」「あと数本」みたいな。
マニア諸兄にはあんま刺さらんと思われるかもしれんけど、販売手法見るのが好きな酒マニアにはそれなりに刺さると思うから来ていいぞ!
お茶のお酒は着色してて気持ちいいくらいにグリーン!
工場見学ツアーもあるね!入っておこう。
わりと有りがちっちゃ有りがちだけど、最後の黄色い扉はちょっとテンション上がるな。出口、俺ひとりのためにこんな大きな扉が自動で開くんですか!?みたいな。
いや、楽しゅうございました。
残念ながらワインが俺向きじゃなかったので何も買わんかったけど。
次はマルス酒造か。
またおんなじ感じだったらさすがにキツイな。
とりあえず試飲や。
ん!?
観光蔵の割に…って言っちゃ失礼かもだけど、うまくないですか?
試飲⑤
えっ?おいしい!おいしいおいしい!
試飲⑥
えっ!?酒精強化?まさかの酒精強化!?
聞いてみたらシェリーと同じ造りだそうで、浅いけど十分美味い!
聞いてみたところ、1961~2000までのブレンドを使っているとのこと。へー。
これについてはビンテージも売ってて、値段もそれに応じたものになっておりました。
とりあえず試飲したやつ買っておくか。
試飲⑦
あまい!おいしい!
マジか~、普通に造ってこの甘さ出すってスゴイな~!
こっちも工場見学あるからやっとこう。
なるほど、こちら元々が本坊酒造(鹿児島)で焼酎蔵から始まったところのワイン部門だからか、焼酎用の瓷とかも流用してるんですな~。
『わかりにくいを排除してる感』のモンデと違って、こちらマルスは『分かりにくいを分からないようしてる感』あるぞ。
俺はマルスが良かったけど、どっちもそれぞれ魅力がございましたね。
ちなみにグーグルマップ上では日本酒蔵がひとつあったみたいだけど、やってるかどうかは不明でした。
廃業しとるんかな?
では次、ちょっと気になっとった全く知らない蔵、養老酒造に行ってみよう!
場所は数駅先の東山梨。
そこからだいたい1.5kmほど。
お、歴史の古そうな鳥居と神社が…
寄ってみようか。
この神社…ええな。
もうちょっと時間あったらじっくり見たいけど、今回は厳しいのでまた今度。
そしてその近くの養老酒造。
蔵を利用したレストランとかも経営しているもよう。
2種類くらい試飲させてもらって、試飲してない普通酒を購入。
いつものことですな!
ここはええ感じのシャレオツ空間ですね。
さてと、そろそろ帰るか~。
もうちょっと行きたいところあったけど、今日買ったトマト食べたり酒とか飲みたいし。なので早帰りです。
荻窪~!
お、田中家開いとるやん!
いつか行ってみたいと思ってたけど、今日がその日か!入ろう!
くぁ~、すごい雰囲気ありますね!
真正面にテレビ!こういう食堂で見るゴシップ系ニュース番組の心地よさよ。
ちょっとだけ飲み食いして今回は終了。満足満足!
また来ますわ~。
というわけで帰着!
釣果!
- 舞姫 普通酒
- VINHO DE MARS 優貴熟
- 養老 普通酒
見てのとおりです!
あとはトマト食いながら酒やってました。
しかし今回、なんの目的もなく突然出発したけど、充実した旅行でございましたね。
それではごきげんよう!
~fin~