18きっぷが1回分余ったので、いつも旅行している友人と18きっぷ消費ツアーを敢行した記。
とはいっても1回分ですよ!1日で行って戻ってこなきゃいけない。
そうすると基本的には遠くまでは行けないわけですよ。
でも、たかだか隣県行って帰ってくるとか、行っても時間が無くて乗りっぱの往復で終了とか、なんかそういうの嫌じゃないですか?
いやね、そんな問題はたいてい夜行の快速ムーンライト系に乗ればだいたい解決するんですけども。
でも、ムーンライト系のチケットって人気があって欲しい時に取れんわけですよ。
【世界一やさしいcongiroさんの解説】
では、それを解決するにはどうすればいいのか?
それは簡単!一日フルで動ける環境を作ればいいのです!
最も効率の良い場所に車で行って始発から乗る。それが正解。
名付けて『ムーンライトくるま』出発でございます。
長野方面の場合は中央線の武蔵小金井4:30始発が最も効率が良いです。
ムーンライト信州で長野目指しても松本で始発待ち足止め食らうので、差が2時間くらいしか変わりません。
というわけで、友人の車で東小金井駅に到着。
武蔵小金井の始発に乗るのになんで東小金井なんだよ!とお思いの貴方。オマエは甘い。
武蔵小金井駅周辺には土曜に24時間置いてお手頃な料金で済む駐車場が無いんだよ!
そんなもんは調査済みなんだよ!
先日S君から「信州おさけ村行きましょう!」ってお誘いが来たのを断腸の思いで断って、自転車で東小金井〜国分寺まで行って、周辺の駐車場と酒屋を調査しとったんや!
いや、駐車場探しとっただけで酒屋巡りはついでだけど。
結果的に俺が知らん良さ気な酒屋3軒も見つけたのでホクホクです。
まだ足で探さねばわからんレベルの店ってたくさんあるねと思い知らされた次第。
まぁそれは蛇足なので置いといて。
というわけで、始発の出る武蔵小金井よりひとつ前の東小金井には駅前なのに600〜800円で24時間泊めれる駐車場が有るわけですよ。足で見つけた確かな情報!クレバー・ザ・コンヒーロ!
んで、東小金井から武蔵小金井までは歩いて1kmと数百メートル。
これもまた旅のボルテージを上げるためと思えば、この程度の不便は逆に追加燃料みたいなもんですよ。
しかも、帰りは東小金井で降りれば駐車場駅前だしよ。
もうなんというか俺のクレバーさがそこかしこに光り輝く感じの、世が世なら相当な位置に居たのではなかろうか…と思わずにはいられません!
つーわけで、東小金井から1キロチョイ歩いて武蔵小金井に到着。
腹減ってないけど吉牛で食料を調達。
昼飯まで10時間以上あるので何も腹に入れないわけにはいかんのでな。
ちなみにcongiroさんは、先日日付が変わるまで千駄木あたりで飲んでました。
もうこれは完全に寝るフラグです。
ちなみに今回のルートな。小淵沢から反時計回りで。
大きな地図で見る
武蔵小金井で始発に乗り→高尾→大月→甲府→小淵沢と乗り継ぎ、自身初となる小海線へ。
小海線の電車(正しくは気動車)。
ディーゼルっぽいけど、ディーゼル特有の振動があんまりない。
これが最近うわさのハイブリッド車両なのか?
小海線はこういうところを走ります。
「早い時間に小海線に乗って景色を見よう!」と明るい時間帯に乗るべく反時計回りのルートを選択したのだけど、congiroさんは当然のように寝ておりました。景色はどうやったんや!
一度この駅で目が覚める。
さようなら 天さん…。
その後、またすぐ寝る。
んで、小諸到着。
そして小諸から上田まで、しなの鉄道に乗り換え。
そんで、上田からは別所線に乗り換えて別所温泉に向かう。
ところで別所線だけど、萌えキャラで盛り上げようとしているらしく、スタンプラリーとかグッズ売りとか色々やってた。
◆公式
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ipro/
構内アナウンスは声優っぽかったし、グッズとかもチョイチョイ売ってたけど、やるならもっとやれ派のcongiroさんからするとまだ物足りない気がした。
BL脳の人向け。
1つの萌えだけではちょっとした小銭稼ぎにしかならんのだし、端から端まで40分程度の単線だからもっとグッチャグチャに萌えもBLも思いつくもん全部入れてみたらどうだろう。他人ごとで恐縮ですが。
そんなこんなで別所温泉駅到着。
トップ画像に有るような外湯入浴券つききっぷで温泉2発入って適当に散策して別所温泉を後に。
どうでもいいが、別所温泉は『信州の鎌倉』とか言われてるらしいけど、鎌倉というよりは箱根とか野沢温泉村の縮小版っぽい印象を受けた。
んで、別所温泉から上田に戻る。
駅前は本日開催される真田幸村公出陣ねぷた祭りの準備中で賑わっておりました。
昼めしは蕎麦。
友人曰く有名店らしく、とにかく量がすごく多い。
量が多いというよりも密度が高いというのか、見た目の量よりもとにかく腹にたまる。
これは旅の途中で食ったらイカン系のアレじゃないのか…?
そんなこと知らずに大盛り頼んだもんだから、1個しか食わなくていい仙豆を手づかみでボリボリ食ったヤジロベーのような感じというか。まぁ、大阪の喫茶Yに比べればまだ全然問題無いけども。
んで、食ったあとは友人と一時解散。
友人は一足先に長野へ。
俺は上田で酒屋&酒蔵行きたかったので上田散策。
うむ。
和田龍酒造
色々試飲させてもらったけど、下の写真のやつが良かった。
品切れだったので、シャープな印象の純米にしてみました。しばし放置いたします。
次!亀齢の岡崎酒造へ。
玄米の日本酒(リキュール扱い)とピヨピヨ音の出るお銚子を購入!
と、ここでおみやげ渡すためにこの辺り在住の友人を召喚!
なんか俺の土産のウン倍のモノ頂いて恐縮でございました。ありがとうございます。
そしてダッシュで上田駅に戻り長野へ移動。
長野着。
先に長野に向かった友人は善光寺に居るとの事。
前回食ってうまかった蕎麦屋に集合ってことでそこを目指す。
んで友人と合流。
蕎麦屋付近で合流したのだけど、昼に食った蕎麦が全然消化の兆しもなく、もう食えないから止めようということになり、そのまま長野駅へ向かいます。
何しにここまで来たんや…。
んで、東京方面行き最終となる18:15くらいの電車に乗ってあとは帰るだけ。
う〜ん、吉牛は置いといても、今日は蕎麦しか食ってなくないか?
それもなんだし、カップ酒買って飲んだ。
酒に全く興味のない友人にちょっと匂い嗅がせたら「注射のニオイ」とのこと。そうね、安酒はそうね。
そんな感じでツアーは終焉を迎えるのだけど、今回は結構低調。
それはというのも、単純に食い過ぎて他の物食えなかったということに尽きるわけですが。
旅の喜びのひとつは何と言っても食事なわけで。
移動の疲れといつまでも続く満腹感に低テンションの俺ら。
そんな中、クレバーすぎる俺が思い出す!
「確か四方津にアレがあったよな…」
「四方津からなら一本遅らせても帰れるよな…」
スマホで軽く調査して確信持てたので、四方津で降りる。
来たぜ〜!四方津!
ちなみに四方津では最終電車まで25分の猶予。
ちょいと小走りでコモア四方津のエレベータへ。
まぁ詳しくは書かないので、『四方津 エレベータ』で検索しておくれ。
ちなみに、四方津は“しおつ”と読みます。覚えておきなさい。
最上階(しかないが)まで登って外に出ると祭りの片付け最中だった。
モヤ掛かった街並みはサイレントヒルみたいでなんか良かった。
なんか色々と巡り合わせが良いな。流石俺やで!
そんでまたチョイ急いで駅に戻る!
最終電車に乗り遅れると試合終了という緊張感もあってか、最後の最後にボルテージMAX!
来て良かった!
そんで四方津から終電の高尾行きに乗り東小金井に到着!
車を回収して自宅へと送ってもらいます。
しかし、興奮冷めやらぬ俺らは腹減ってないけどサイゼでドカ食い。
閉店間際までダベって家路に。
というわけで、02:30くらいからスタートした『ムーンライトくるま』1日ツアーは、同じく02:30の帰宅で幕を閉じました。
ムチャクチャ疲れたけど今回も楽しかった。
おわり。