あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!

酒と旅と散歩とか日々の記録ブログです

帰省中の旅:長沢ガーデン


酒造の朝は早い。
ちゃっかり朝飯時に目が覚める。
さすがに早朝は皆寡黙。
業務的な会話は飛び交うけども。


そして食ったらまた睡眠。(俺は)
蔵の方たちは、起きて業務をこなして朝飯→休憩→業務の流れ。
俺はまた爆睡してしまい、10時に起床。
なんだかんだと昼まで居てしまう。


うーん、楽しかった。
また来てと言われて、嬉しい気分になったり。

また行きますよ。必ず。
ところで、村重酒造の杉玉は日本一の大きさなので、岩国観光の折には見に来ると良いのではなかろうか。ついでに酒1ダースぐらい買っていくと幸せになれるでしょう。


んで、村重酒造後にしてから岩国方面へ。

昨晩は真っ暗だったが、明るいと見所が多いですな。



岩国からは山陽本線にて山口方面に。
んで、四辻という駅で降りますよ。

うむ、何も無い駅ですな。
そこから2キロばかし逆方向へ。


目的地っぽいものが見えてきたぞ。

たぶん、あの辺だな。


キタッ!念願の!長沢ガーデン!

わからん人にはなんのことかわからんだろう。
俺が説明するのも大変なので、公式サイトと俺の好きなサイト見てくれ。


宿泊は併設のこちら。

電話で予約したからかも知れんけど、靴箱は企業名にならんで俺の個人名が並んでいた。
恐縮でございます。


綺麗に並べられたスリッパがお出迎え。

調度品も内装も何もかもが昭和のセンス。
俺は自身が体験してない過去にはあまり何らかの感情を見出すのが得意ではないため(平たく言うと歴史の勉強をしていないということだ)、あまり歴史のある古いやつよりもこういうのが大好きなのです。


部屋は2800円と3300円の2種類。それぞれ広さと調度品の質が違うくらいかな?
多分安い方でいいと思います。でも俺は初めてだし、折角なので高い方にしてみた。

うむ、一人には持て余しまくる広い部屋。
窓からの眺望が素晴らしい。
部屋でのんびりしたり散策して楽しんでると、いつの間にか食事に丁度良い時間になってた。


よし、メシ食いに行くか!
食堂のディスプレイも見てるだけで楽しいというか、何選んだもんだかすげぇ迷う。
このドライブインは通りすがりの運ちゃんもよく利用するみたいだし、家族連れも多いもよう。
とにかく、万人向けのなんでもござれのメニュー構成。
悩みに悩んだ末に特製和定食と酒で!

きました。和の御膳!うまそう!
ガツガツ!ハフハフ!うまい!たぶん想像の二割増くらいでうまいんじゃないかな?
これはたまらんぜ〜!


食い終わったらおみやげ売り場へ。
おみやげ売り場には簡単なゲームコーナーも併設。

おお、昭和の徒花セクシーランジェリークレーン!

元プロキャッチャーの血が騒ぐ。

当然のように一発ゲット。もちろん要らない。


寝るにはまだ早い。
館の内外を探索。

ほっつき歩いてるだけで楽しいのは久々だな。そういう意味で、山形の喜至楼思い出すなー。
とにもかくにも目に入る全ての色が楽しい!



そんで部屋にもどってくつろぐ。
すると、室内にあるルームサービス?のお品書きが目に留まる。

何故にケーキセットだけなの?
しかし、うーん、食べたい。
…。


食うか!
欲望は何にも勝るのや!
「すいませーん!ケーキセットお願いできますか?」
「オーダーの時間終わったので無理なんですよー」
「ファッ?」
ぬぅ、ダメとなると余計に食いたい。
食堂に直で行けば食えるはず!行くぜ!
ギリセーフ!注文できました。
芋のタルトとコーヒー。

それをテレビ見ながらいただく。
謡曲が流れていたところでケーキセットを堪能。満足です。


店員さんに聞くと、この長沢ガーデンは建ててから40年くらい経つらしい。
そうなのよね、この端々からほとばしる昭和感がとにかくリアルなノスタルジー。
昭和とは何でも詰め込みまくりで、空間的にも色彩的にもセンスの悪い時代ではあったかもしれない。だが詰め込みまくったゆえのワクワク感は確実にあったと思う。
そして、今の俺にはそういう時代がまるごと残った長沢ガーデンが物凄く心地のよいのです。



というわけで、風呂入って寝ます。
ゆっくり出来てよろしゅうございました。


ぐう。