あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超

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福正宗 金のしずく:口開け時は目的通り・値段通りの酒なんだけど・・・


石川県は金沢市福光屋が造る酒ですな。
このブログではおなじみ福光屋ですな。


よくスーパーやディスカウントストアなどで純米酒なのに1.8Lで1000円チョイくらいの妙に安いやつとかあるじゃない?
でも、そういうのってなかなか飲もうという気が起こらないわけですよ。
で、これは1.8Lで1200円のだったのと、俺内で定評のある福光屋だったので「どんなもんなんかね?」って思って興味本位で買ってみたわけよ。
ちなみに、安酒としてどんなもんやろ?と、確認のためだけに買っただけなので、多くは求めてないことを先に言っておく。



ラベル横

さて、どんな味かね…。


うん、どっかで飲んだ日本酒って感じがする。すごいする。
菊正宗の生もとから生もと分取り除いて、2〜3%ほどアクセント的にヒネを加えたような?
そんな印象。
う〜ん、悪くはないんだけど、値段的にそういう役割ってのは分っているけど、味わいのある酒じゃなくて、日常消費系だよね。
ピンで飲むにはちと辛いが、こういう値段帯の酒は食中に飲むことが前提だから。多分。だとするなら悪くないよね。


↑これ、口開け時の印象。




翌日、翌々日。


ん?これは?ひょっとして・・・




一週間後。


あれっ?ひょっとするとこれは結構いいんじゃないか?
酸味が明らかに増してて、ちびっとだけ渋みも増してる。
俺にとって好ましい方に変化している。
常温でするするいける。
これに限らず、福光屋の安い値段帯の商品は変化のスピードが早いな。
ベースが軽いので、「飲む喜び」みたいな酒ではないのだけど、この安さと味なら日常酒には全然いいんじゃないか?



というわけで、安いからって変な普通酒選ぶなら、これ選んだ方が面白いよなー、と。
初日で全部飲んでしまったら値段どおりの評価しか出来なかったと思う。
だけど、これは変化の具合が分りやすく面白くて、良い出来の超安価格帯純米酒と感じますな。
値段高くてもカスみたいな酒がある一方、出来る範囲内でそれ以上を狙ってくるバランス調整はさすが福光屋ですわね。
褒めてはいるけど1200円の純米酒なので、1200円の味わいと思ってくれよ。




【追記:2012/11/16】
口開けから2週間くらい経ってるんだけどね、これいいよ!
ベース・中心部が軽いってのはそのままなんだけど、外側にある酸味が増えて、引き締めの役の渋味もそれに伴ってちょっと増えてる感じ。
芋の甘く炊いたやつ食いながら飲んでたんだけど、そのマッチングもよろしくてですね。


まー、好みにもよると思うけど、ちょっと乗った方が好きって人は、口開けでまずチビっとだけ飲んで、あとは空気に触れる面を増やすために小分けとかすると良いんじゃないかな?
一週間くらい経ったら飲み頃です。口開け時と明らかに味が変わってるからね。
どこまでの放置に耐えられるかわからんけど、数週間は良いんじゃないかな?
軽い酒なので、それ以上放置する前に無くなるとは思うけどね。


なんか、これあったら普通酒選ぶ必要とか無いんじゃないか?
これはひょっとすると、激安純米酒の大正義なんではないか?




【追記:2012/11/26】
口開けから三週間後。
2合くらい残ってたけど、渋みと苦味が酸味を追い越してしまったようで、もうこれ以上は放置するモンじゃないな〜と思った次第。ちょっとバランス崩れた。
うん、この酒は口開け3日後〜20日目くらいまでが良い感じなんじゃないかな?
それを分っていれば日常系の激安純米として十二分な価値があるかと思います。