あのcongiroが、酒と旅と○○を大いに語る!ブログ!超

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ランドマークとしてのプレミア

※画像と内容は無関係

タイトルがいまひとつしっくり来ないな。まぁいいか。



前も似たような事言った気がするけどね。


プレミア商法ってのが焼酎にも日本酒にもある。
焼酎で言えば3M(森伊蔵・村尾・魔王)で、日本酒なら十四代くらいかね。他にもあるけど。
こういうのを嘆かわしいと思う人って結構居るんだけど、俺はプレミア商法大賛成派なのよ。


何故かって言うと、プレミア商品って酒自体の認知度を上げるのに一役買っているからね。
なんというかね、ランドマーク的役割っつーかね。
「あの幻の森伊蔵!」「あの幻の十四代!」みたいな売り方が出来るとですね、引き合い商法で他の売り方も出来るわけですよ。


焼酎か日本酒のことを詳しく知っている人って、一般にはほとんど皆無と言っていいくらい居なくてですね。
そういう酒のことをあまり知らない人が、お使いかなんかでたまたま酒屋に行く機会があったとしましょう。
「あの幻の森伊蔵より美味い!」「あの幻の十四代を超える味!」ってポップに書いてあって、その銘柄は全然一般的認知度は無いんだけど、「幻の○○を超える」と言われただけで「そんなにすごいなら買ってみようかね…」てなるわけですよ。
ま、「あの幻の」商品が美味いとはどこにも書いて無いのがポイントですけども。


知名度の無い商品を売るための取っ掛かりには、有名なものを引き合いに出すのが簡単だから、ランドマークって意味合いで見るなら、俺はプレミア商法なんぞ普通にもっとあっていいんじゃないの?とすら思ってるのよね。



そもそもね、プレミア商品とされているものをさ、(そのものが持つ本質の意味において)本気で欲しがっている人など居ないわけですよ。
「本当に必要としている人の手に渡らない」という言い方もされるのだけど、正直なところ本気で必要としている人は居ません。
有名だから、手に入りにくいから、ステータスがあるから欲しいだけです。
それ自体はなんら批判することでもないし、されることでもありません。


また、十四代や3M嫌いな人でもそれらの事を話題には出すでしょ。
十四代なんざカスじゃ!」とか「魔王より美味い酒などいくらでもある!」だの言ったりさ。
そうやって話題に出すだけでもプレミア酒には十分な価値があるわけですよ。
話題こそが価値となる。それこそがプレミアの持つ意味です。




自分の好みを理解したいし、やっぱりそういうプレミアは飲んでみたい。でもなかなか手に入らないし、近所で飲む機会がないって人は居るよね。
そういう人はどうすればいいのって話だけど、ぶっちゃけプレミア価格で買えばいいんじゃないの?って思います。
プレミアはプレミアという意味しかないのだから、ぶっちゃけその金額で買っちゃった方が有り難味もあるでしょ。
そういう人の思いを需要という養分で成り立っているのがプレミア商品ってモノなのです。
だから、売る人も買う人も批判されるし筋合いもないし、やりたいようにやればいいんじゃないのと思います。


もしくは、どうにか空き瓶を手に入れてそれに違う酒入れて楽しむってのアリです。
ふざけて言ってるように見えるけど、結構本気です。
森伊蔵の瓶の中に小鹿とか入れてさ、「これは森伊蔵だ〜!」って思い込めば森伊蔵です。
友人が来たときにも勿体無さ気に振舞ったりしてね。
「あの貴重な森伊蔵だから、ちょっとだけな…」
森伊蔵、貴重なだけにウメェな…」
みたいな。



それよりもね、人の意見に左右されない自分だけのプレミアムってのを探したほうが金額的には健全っちゃ健全。
ただ、やはりそこに行き着くまでの道のりでプレミアが気になる時期があるのも事実。
そういう時こそちょっと良い飲み屋に行けばいいし、近くに飲み屋が無いなら楽天ヤフオクででも買えばいいのですよ。





プレミアはランドマークという考え方で言えば、プレミアがなくなるというのはランドマークの消失です。
ランドマークなとりうる目玉が無い観光地には人が集まりません。
活況な市場を作るひとつの礎として、俺はプレミア商品を大肯定しております。


こんな俺だけどな。
竹鶴とか旭菊とか独楽蔵の手頃ラインがプレミアになりやがったら流石に嘆くと思うよ。
「プレミア商法なんてくだらない!ボケー!ファーーーーーーーーーーーック!」ってね。


俺って正直だろ?
でもそれが人間ってもんよ。


おわり