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天吹辛風(普通酒):『甘み』じゃなくて『甘さ』だけどなんかいいかんじに


佐賀県三養基郡の天吹酒造合資会社が造る普通酒でございます。


福岡に帰省したときに1680円くらいで買った。(うろおぼえ)
だけど、売ってるところはごく一部と、まるでPBのような扱い。
確か、一部の酒屋の要望にあわせて造ったんじゃなかったかな?知らんが。
というわけで、地元の人向けとして特別に造った日常的な普通酒と思われますな。


ラベル横の口上はこんな感じ

燗して飲んでみると、一般的な普通酒と味がちょっと違うな〜って感じがする。
古酒混ぜだか熟成酒混ぜだとか聞いたけど、ちょっと色からも味からも判断できない。
目立たないけど、薄ーく糖類的甘さがある。が、ベッタリ感はほぼない。
嫌味のある甘さやアルコール感はほぼ無くて飲み易い。
ヒヤではほとんど飲んでないけど、カラメル的な要素がちらりと見えるかなー。


辛口らしいけど、俺にとっては甘めの普通酒。若干のドライ感はある。
というか、俺は辛口の定義が未だによく分かってないので、辛口ってのがわからんのだ。
甘さがやや特徴的なので、幅広く食に合わせるって感じではないかも。
九州的っていうのかねー?わからんなー。福岡で飲んだらまた評価が変わるかも知れない。
ま、そんなに気になるレベルではないけど。


よくできてるなーと思うところは、分離感の無さ。
糖類使用の普通酒には特徴がバラバラな印象のが結構あるけど、これはよくまとまってる。
なかなか良いんじゃないでしょうか。



最後に。
俺は普通酒には日常性しか求めていないので、気軽な日常の演出としてはこれで十分でしょう。
あえて自分で古酒をチビっと垂らすとうまいかも知れんので、今度やってみようかね〜。